津山加茂郷フルマラソン全国大会のなのはな

噂に聞いていた折り返し後の下り坂。確かにすっ、すっと足が前に進むような感覚がありました。もう、とっくに未知の距離を通りすぎていました。とにかく楽しい! 気持ちがよい! そんな気持ちで一杯でした。

数メートル先にはきいろTシャツを着ていたさやねちゃんの姿が見えました。さやねちゃんからの距離を一定にして走ろう…そう思い後半ついていくと、あれっ!?気が付けば、距離が少しあったはずの、よしみちゃんたちの列が見える。
その後はそのまま一定の速度で走り続けたのですが、前半で温存していたこともあり、凄く体が軽いっ!楽しいっ!とは思いはずっとあったものの…残り16㎞地点辺りから給水所の数がぐんと減り、水分が欲しいなぁっ……そんな思いになった時に、「ももちゃーーーんっ!」と名前を呼んでくれる声が聞こえました。


ふと、声の先に目を向けるとゆかちゃんの姿がありました。「ももちゃん何が欲しいですか!?」と聞いてくれて、私は即答で「水が欲しいですっ!」すると、ゆかちゃんが10メートルほど離れたところにいるみゆちゃんたちに向かって「ももちゃん、水がほしいってーーーーっ!」と手をメガホンにして伝えながら、一緒に走ってくれて。そしてみゆちゃんのところへ行くと、みゆちゃんが笑顔で「頑張ってねーっ!!!」と力強く、笑顔で、真っすぐにそういってくれてお水を渡してくれました。そして、隣にも笑顔で応援してくれていたかのんちゃんの姿もありました。
数か月前からかのんちゃんと走っている途中にあったら、はぐしあおうねっ! 私たちがお父さんとゴールにはぐしてもらうパワーをかのんちゃんとも感じたい。その想いで約束していたこと。それをずっと覚えていて、かのんちゃんとぎゅーっ!と出来て、かのんちゃんの眩しい笑顔と温かさにも、みるみるとパワーが湧いてきました。

残り16キロ地点になってからはずっと私の心の中には、これまでみんなと走ってきたフルメニューのコースが距離の基準になっていました。
16キロの時には、後ピークと2キロだ。14キロでピークだ。…9キロであとなのはなコース!そして、4キロ、3キロ、あと梅の木コースの距離だ!などなど。
これまでみんなと走ってきた距離があるから、それを思えば、あとちょっとだ。絶対に大丈夫だ。そう確信を持つことが出来ました。



残りの3キロくらいからが長く感じるんだ…そんなことを聞いていてドキドキしていたのですが。そんなときに、遠くからまたまた、「頑張れーっ!」なのはなのみんなの声がするではありませんか!
あゆちゃんやまえちゃん、おとちゃんたちが、笑顔で「おかえりなさーいっ!」と本当に眩しい笑顔を向けて大きく手を振ってくださって、もうそれだけで涙が出そうになるくらい嬉しくて、嬉しくて…頑張るぞっ!そんな気持ちがより高まりました。それに、アクエリアスと梅干しに体の塩分がチャージされて、視界もクリアになって、また走りやすくなりました。よしっ!
川を挟んで反対側を走るランナーの方たちに目を向けると、そこにもきいろいTシャツを来たなつみちゃんたちの姿がありました。反対側だけど手を振り会えて、それによしっ! と気合いが入り……。

〈りゅうさんの弟さんの寧さんも快走でゴールです〉
地域の方も笑顔で「おかえりなさいっ!」「頑張ったねっ!」と声をかけてくださって、その度に胸が一杯で、疲れ以上に嬉しい気持ち、ゴールに近づくにつれて、どんどん体が軽くなっていくようなそんな気持ちになりました。

そして、残り1キロ…というところで、再び永禮さんが待っていてくださいました。「ここは、応援組さんが入れない穴場スポットだから、代わりにパワーをチャージしましょう。」と言って、ハイタッチをしてくださって、その想いにまたまた、パワーチャージ。
そして、そして、前へ前へ、その時には、みんなの応援に嬉しくて、あまり考えてはいなかったけれど、脚は今までに感じたことのない感覚、頭もポッと温かくて、限界突破している。という感覚がありました。
けれど、お父さんとハグをしたい!!!みんなのところへ帰りたいっ!その想いで、ただただ、前へ、前へ、前へと進んでいきました。


そして、遂に、グラウンドが見えた!という時に、門よりも少し前のところで、みゆちゃんとなっちゃんが待っていてくれました。
みゆちゃんが真っすぐに私を向いて、「おかえりなさいっ!!本当にお疲れさまっ!もう、ゴールだよっ!」みゆちゃんの全力で伝えてくれていることが本当に嬉しくて、もうそんなみゆちゃんの姿に涙が出そうになるくらい、嬉しくて。


そして門へ行けば、まことちゃんたちが大きく手を振って向かえてくれて、またまた直ぐ先にはさきちゃんやのぞみちゃんが居てくれて、半周すればお母さん、あゆちゃん、ちさとちゃん、応援組のみんなに、先にゴールしたみんなが手を出して、「ももちゃん、おかえりーーーっ!!!」と言ってくれて、ゴールテープにはあゆみちゃんとまなかちゃんが待ってくれていました。これ以上になくうれしくて、幸せで、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
同じ気持ちでフルマラソンを応援してくれていること、気持ちは一緒に走り続けていること、ずっと支えてくれている仲間がいることが本当に心強くて、嬉しいことだなぁと強く思いました。

「右手を挙げて、お父さんのところへっ!!!!!!みんなのところへっ!!」その想いで最後の1周半を駆け抜け、右手を真っすぐに上げて…そして遂にゴーーーーールっ!!!そして、お父さんのところへ!お父さんのところへ勢いよく行っても、お父さんが大きく受け止めてくださって、「がんばったねっ、よくやったっ、」と言ってくださって、そのお父さんの温かさが本当に涙が出るくらい嬉しくて、全ての疲れが溶けていくくらい、安心した気持ちになりました。

ほぼ同時にゴールしていたゆうなちゃんと「おかえりなさいっ!」とぎゅってして、そしてあゆちゃんたちのところへ行くと、あゆちゃんが「よくがんばったねーっ!」とまたまたギュッとしてくれて、すると、足元からもぬくもりを感じたと思ったら、りょうたくんもギュッとしてくれていて、4人みんなでギュッとし合えて、あぁっ…もう幸せすぎるくらい、その言葉でも言い表せないくらい、胸がいっぱいになりました。

先にゴールしたみんなも迎えてくれました。走り終わったみんなの表情もキラキラと輝いていて、達成感に満ち満ちていました。あぁっ…この空気…気持ちが一つになっていて、それでいて、凄く真っすぐで輝いているような空気を感じて、とっても嬉しくなりました。
台所さんの想いがギュッと詰まったマラソン弁当…おいなりさんに色鮮やかなてまきずし、立派なから揚げと、美味しさがぎゅっっつと詰まったお弁当。体に染みていく感覚…心から浄化されるような、ふわぁーーっ…という感じでした。台所さんたちの想い、笑顔が思い浮かぶようでした。
その間にも、次から次へとなのはなのみんなが帰ってきました!ランナーの方も帰って来られていました!


ひろちゃんに、のんちゃんとつきちゃん、なおちゃん……みんながキラキラの笑顔で、真っすぐに右手を挙げて、お父さんのところへ一直線に向かう姿。本当に綺麗で、みんなの一生懸命な姿、ただただ誠実に前に進み続ける姿が本当にかっこよくて。それでいて、そんな一人一人を大声で名前を呼んで、みんなでエールを送って、迎えるみんなの空気が、本当に温かくて涙があふれてきました。


最後の最後まで、みんなが無事に帰ってきますように…そんな願う気持ちでいっぱいでした。残り3分前というところで、りゅうさんの姿がグラウンドに見えたときには、全員で「りゅーーーさーーんっ!」と…そして、無事にみんなと完走することができました!

みんなで42.195㎞走れたことが本当に奇跡のようだなぁと思います。それはこれまでずっと繋いできてくださっていたフルメニューがあり、そして私たちが毎日楽しく、体を作っていけるように、心と身体を使って考えて、進めてくださっていた実行委員さんがいいてくださり、そしてこの日まで毎日一緒に走る仲間の存在があったから、みんなの応援があったから、前に進めたのだと思います。
毎日決まった練習を積み重ねていけば、必ず目標を達成することが出来る。それはマラソンだけでなくて、どんなことでもそうなんだ。そのことを感じることも出来ました。

何よりも、みんなが待ってくれているんだ。帰る場所があるから、最後まで走り続けることが出来ました。みんなに走らせてもらったんだ。一人一人の存在が大きな力になって、乗り越えることが出来たんだ…そう思います。
みんなの応援と笑顔が本当に眩しいくらいに嬉しくて、心強くて、パワーをたくさんたくさん感じました。その度に、あぁ頑張ろう。そう思わせてもらいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいだなぁと思います。

こんなにもフルマラソンを走ることって楽しんだ。緊張も、時には大変だっ、と思うこともあったけれど、それでもずっとそばにはなのはなのみんながいてくれて、そして一緒に走るランナーの方もいてくださって、前の前のことに真っすぐに向かって、一歩一歩と走り続ける姿に、何度も何度もパワーをもらいました。みんながいたから、最高に楽しい42.195キロの旅でした。
明日からも気持ちはいつも走り続けます!!!!
(ももか)
