「楽しみながら走れた」 あや

4月20日

 何から書いたらいいのか、今日はとても濃くて、でもあっという間の一日でした。
 予想気温は前より少し下がって25度。それでも、暑さは凄そうで、どうなるか分からない、完走する以前に倒れたりする危険も伴う温度でした。
 5時に起きて、車に乗り込み、全員で会場に出発します。朝だけれど暖かくて、やっぱり今日は暑くなるのだろうな、と想像しました。それでも、誠実に、自分のいけるところまで行くという気持ちでがんばろう、と思いながら、会場までの道のりを過ごしていました。
 グラウンドについて、台所さん、しなこちゃんが作ってくれた、気持ちがギュッと込められたスペシャル美味しいお弁当やパウンドケーキをいただいて、仮眠をとった後、外で集まって準備体操をしました。
 その時、お母さんがオススメしてくださって、マラソン大会のTシャツを全員が着て、お揃いで走ることになりました!
 蛍光イエロー(黄緑?)が顔に反射するほど綺麗で、輝いていました。目立つ色なので、これならみんながすぐに見つけられそう!と思いました。
 
 10時になって、スタートです。応援組のみんなや地域の方の応援がとても嬉しくて、不安0でスタートすることができました。
 走り始めの天気はくもり。予想とは違って、日差しが強くなかったです。このままの天気がずっと続いてくれたらいいなと思いながら走りました。コバンザメ走法を意識しました。また、最初から時速8キロを目指して走ることにしました。
 ゆずちゃんとまみちゃんのペースが一定で、走りやすくて、2人を親ザメにして走りました。近くになのはなの仲間がいてくれることが心強くて、コバンザメ走法が、気持ち的にも身体的にも、無理せず走ることができました。
  
 12時になっても、スタートの時と同じように、曇りがかった天気のままでした。気温も高くなく、(いける)と思いました。おごらずに、謙虚に走ったら、完走できると感じました。
 私は13キロ地点くらいから膝の痛みを感じ始めていたので、膝を故障せずに42キロ持つ範囲に収めることが鍵だなと思い、時速8キロで走るのをやめました。痛みが強くなる前に、須原さんに冷水スプレーをしていただいたことが強かったです。その時は、急にお願いをしてしまったのですが、須原さんがすぐに準備してくださり、スプレーをしてくださって、ありがたかったです。その後は、痛みが軽減され、前と同じペースで走ることができました。
 
 折り返し地点がもうすぐそこ、という時に、先に走っていたみんなとすれ違いました。向こうから走ってくるみんなが凄くキラキラした笑顔で、みんなに会えたことがとても嬉しかったです。私のペースを見て、「凄いね!」「いいペースだよ!」とよしみちゃんやなつみちゃんが言ってくれて、自分の状態を理解してくれていて、そんなふうに言葉をかけてくれる仲間がいてくれることがとても嬉しいなと感じました。折り返し後には、のりこちゃんにも会えて、のりこちゃんの走る姿からたくさん勇気や希望をもらいました。
 すれ違うみんなとハイタッチしたり、ハグしたり、この瞬間がとても幸せで、本当にエネルギーがチャージされました。

 折り返し地点に行くと、お父さん、お母さん、応援組のみんながいてくれました。
 お父さん、お母さんが「いい調子だよ」「待ってるよ」と言ってくださって、絶対にグラウンドに帰ろう、と思いました。たけちゃんにも、しっかり顔と体に水をかけてもらって、疲れなどがリセットされました。

 今回は、とても淡々と走るというマラソン大会でした。時間にも気持ちにも余裕ができていて、変な焦りや不安などがなく、ただ流れるままに、身を任せて走るという感じでした。周りの景色を楽しむ余裕もあって、凄く気持ちを楽にして走れた回だったなと思います。
 応援組のみんなが必ず名前を呼んで応援してくれることが本当に心の支えでした。
 水が欲しいなと思う時に、ちょうど応援組さんがいてくれることがあったり、きつくなってきた時に名前を呼んでもらえたりして、元気をたくさんもらいました。
 永禮さんも来てくださっていて、たくさん応援していただけたことがありがたくて、嬉しかったです。
 本当に応援組さんがいるから、走ることができるなと思います。
 また、みんなお揃いのTシャツを着れたことで、みんながどこにいるかが遠目でもすぐ分かり、近くにいなくても、みんなを感じることができました。お揃いのTシャツを通して、みんなとずっと繋がっているような、囲まれているような安心感や心強さをずっと感じていました。みんなで一緒になって、同じ目標に向かって走っているという感覚が強く合って、お揃いのTシャツがとても嬉しかったです。
 地域の方や、走っている方にも、グループということが分かりやすかったみたいで、たくさん声をかけてもらいました。なのはなさん! 頑張って! や、ファミリーさん! と呼んでいただけることが多くて、なのはなの子として走らせてもらえていることがとても嬉しかったです。
 
 残り10キロというところで、膝の限界が来ました。冷やさないと、走りきることは難しいと感じました。ですが、須原さんとまゆみちゃんに会えない(泣)
 ちさとちゃんに話すと、須原さんに連絡をしてくださいました。少し走ったところで、後ろから「あやちゃーん!!」という声が聞こえました。振り向くと、車の窓から大きく手を振って、まゆみちゃんが呼んでくれていて、「そこで止まるからね!」と言ってくれました。わざわざ車を運転して、来てくださった須原さんの姿や、まゆみちゃんの姿が本当にかっこよくて、スーパーマンでした。
 すぐに、スプレーをしてくださったり、冷えピタまでしてくださって、本当にありがたかったです。これであと7キロ、走りきれる、と思いました。時間も1時間20分くらいあって多少の余裕があり、気持ちも落ち着いていました。
 残り数キロの時点で、お願いしてしまったにもかかわらず、すぐに駆け付けてきてくださった須原さんとまゆみちゃん、連絡してくださったちさとちゃんに感謝の気持ちでいっぱいでした。本当に困った時、助けてくれる人がいる、駆け付けてくれる人がいる、ということを実体験として改めて感じて、心の土台がまた一つ強化されたような、何か安心感が積み重なったような感じがしました。そんなふうに助けてくださる方がいることが本当に恵まれていて、幸せだなと思います。
 
 後はただ足を動かすだけ。どれだけ遅くなったとしても、走っていれば絶対に間に合うと信じて、走り続けました。応援組のみんなが「待ってるね!!!」と言ってくれて、グラウンドを目指して走る気持ちが強くなりました。
 最後の道のりが長く感じませんでした。人が少なくなるところで、永禮さんが待っていてくださることが多いのですが、永禮さんとお会いできないな~と思いながら走り続けていると、最後1キロ地点くらいの、本当に応援がない、人気が少ないところに永禮さんがいてくださって驚きました。「1キロ分のパワーをあげる!」と言って、ハイタッチしてくださったのですが、1キロ分をはるかに超えるパワーをもらいました。
 
 最後グラウンドが近くなってくると、まえちゃん達がいてくれたこともサプライズでした。
 感動の涙が出るということはなく、走っていて自然と笑顔になるような楽しいマラソン大会だったなと思いながら、グラウンドまでもうすぐそこの場所に着た時、とても大きな声で「あやちゃーん!!」と呼んでくれる声が聞こえました。
 みゆちゃんでした。それまで、泣くことがなかったのに、みゆちゃんの力強い応援や、言葉に加え、フルメニューで二人で走った記憶も相まって、涙がバッと出てきました。みゆちゃんとハグできたことがとても嬉しかったです。

 そして、ようやくグラウンドに帰ってきました。門の前には、なっちゃんやまことちゃんがいてくれて、(あぁ本当に帰ってきたんだな)と思いました。
 グラウンドの中に入り、先にゴールしていたみんなとハイタッチをした後、ゴールをしました。そのまま手を高く上げ、お父さんに抱き着きました。厳しい天候が予想され、走る前はこの瞬間があるかどうか未知の世界だったのが、本当に走り切れて、お父さんとハグができて、とても嬉しかったです。
 完走できたということが自分の中で一つの自信に繋がったなと思います。

 みんなを感じて、楽しみながら走れた大会でした。本当に一人だったら絶対無理だけれど、みんながいてくれるから、走ることができるなと思います。たくさん応援してくださって、ありがとうございました! みんなと走れた時間がとても幸せでした。