4月15日のなのはな

今日は雨……。ランニングも畑作業もお休みです。
植え付けた野菜たちには恵の雨となりました。
そしてそして、こんな日は……キャンプ準備!!!! 外が雨だということもあり、畑作業をすすめられないので、キャンプ準備の時間をもらえました。
私は「ウォークラリー」のチームです。
ウォークラリーとは、そもそもいったいどんなものなのか???? 速さを競うのではなく、決められた時間通りにゴールすること、「時間得点」とクイズの正解率「課題得点」を合計して楽しむゲームです。チームワークがとても重要で、緑豊かな公園や山道で行われることが多いです。子供から大人まで幅広く楽しむことができます。いわゆる、実体験版の冒険記。


なのはなのウォークラリーは、毎年テーマがあります。キャンプ全体を通してのテーマでもあります。今回のテーマは「アニマル」……そう、動物たちです。
もりおじいちゃんの山全体を動物の住み家にしていきます。
大自然の中でいつも自分の生をまっとうしている動物たち。その動物たちに見守られながら、いや、一緒に今回のウォークラリーはすすめられていきます。
そして、今日の準備では、コース設定の中での森の中に生息する動物たちを制作すること……。

準備の時間に集まったメンバーはまえちゃん、なつみちゃん、よしみちゃん。
まえちゃんが、「今日はね、動物をつくってみようと思う。見本の画像があるんだ……」とパソコンを開いて見せてくれました。
そこには、木で彫ったかのようなリアルな動物たちがいました。
ひとつひとつが、かなり大きくて、大作ばかり。
わたしは正直、「これを作るのか? どうやって……できるのかな……」と思ってしまいました。でも冷静に考えれば、まえちゃんのアイデア、なつみちゃんの器用さ、建築に強いよしみちゃんがいてくれれば、どんなものでも作れるような気がしてきました。私1人だけ浮いているのではないか……、という不安がよぎったものの、とにかく、自分のできることをやるしかないと心に決めました。

まえちゃんが、「作りたい動物があったよね、全部作ろう。ゴリラ、リス、ウサギ、サル、イノシシ、ゾウ、トラ、ライオン、パンダ、オラウータン、サイ、アリクイ……」「めっちゃいる!!!」わたしは心の中で思わず叫んでしまいました。
そして、今日は、一番、わかりいやすそうなゾウから始めることになりました。準備物の用意!!!段ボール、米袋、はさみ、カッター、茶色いロール用紙、新聞紙……。
皆で図書室に集合。まずは、ゾウの顔、鼻、耳の輪郭を段ボールにざっくりと書いていきます。横幅2m、縦は1.5mぐらい。書いたものをカッターでくりぬいていきます。
カッターを使うのは久しぶりでした。刃先を段ボールいれて、引いていきます。
段ボールの素材によっては切りにくいものもありましたが、少しずつ丁寧に切っていきました。
そして、折れやすい部分は、段ボールを二重にしていきました。
しかし、この時点では、確かに像にはみえるが平たんのまま。画像で見たゾウは立体的で、浮き出ているようでした。どうやって立体的にするのだろうか……。
ここからが本番。さらに段ボールを8cmほどの細長い帯状に何本も作っていきます。その帯をゾウの顔型の段ボールの横向き両サイドに橋のように何本か渡しします。
横だけではなく、縦方向にも入れます。そうすると、剣道のお面のように、立体的な像の顔が浮かびあがります。
さらに、帯状の段ボールの下にできた空間を新聞紙を丸めたものを詰め込んでいき、強度を上げていきます。

次に、鼻。鼻も同じような工程なのですが、少しポイントが増えます。
鼻はより、丸みが必要のため、帯状の段ボール薄い皮を1枚はがして、さらにそれを手でしごいていきます。
段ボールがやわらかくなることで、よりリアルなゆるやかな鼻の丸みに近づきます。
そんな作業をしているところに須原さんがきてくれました。手で段ボールをしごいているのを見て、「こういうのはね、綿棒でつぶしたらあっという間だよ」と教えてくださいました。そこで、よしみちゃんが実践。すると……あっという間に固い段ボールがぺちゃんこになり、やわらかい素材に変化しました。さすが須原さん。
そういえば、この間も洗濯機のホースをドライヤーであたためて、伸ばすことで、ホースをしっかり固定してくださっていたな、と思い出しました。知らないことがたくさんあって、本当に知恵の宝庫。

そして、ゾウの鼻にも新聞紙をつめていきます。新聞紙を全体に詰め終わったところで、顔になる部分に茶色い薄い画用紙を貼っていきます。
包装紙を適当な大きさにちぎり、一度まるめて、やわらかくし、貼りやすいようにしていきます。そこにボンドを外周、十字に塗っていき、立体的にふくらんだ顔にはっていきます。
まえちゃんの貼っていくスピードが速くて、ボンドがおいつかないぐらいでした。どんどんゾウの顔ができていきます。しわのはいった画用紙がゾウの皮膚の質感と似ていて、本当にリアルでした。
鼻の仕上げは、ラインの入った大きな模造紙を細長くきり、それを鼻の上から重ねていき、実際の鼻の線を表現していきます。何から何まで本格的。
あと少し。あっという間に時間が過ぎてしまい、あと少しというところで、今日は終わりになりました。驚いたことに、今日はまだ、小象だそうで、本当はもっと大きなものを作りたいとのこと。

今回、あらためて、まえちゃんのアイデアや判断の速さを肌で感じて、一緒にできたことがうれしかったです。
キャンプまで日数がそんなにないので、今日の貴重な準備の時間は本当にありがたかったです。皆でひとつのものを作り上げる楽しさ、知らないことを学べる喜び、、キャンプ準備にはたくさんの魅力がつまっています。

たくさんの、かわいい、かっこいい、リアルな動物たちを作りあげて、森おじいちゃんの山を本物のジャングルのようにできたらいいな、と思います。非日常を体験できる場を、皆に提供していきたいと思います。そして自分でも、少しでもアイデアや、工夫ができるように、力になれるようにしていきたいと思います。
(みゆ)
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わたしが、子供の頃、その美味しさに感動した野菜。
スナップえんどう。
お父さんにお願いして、なのはなで育てられることになり、ついに今日、初収穫を迎えましたー!!
ビニールで寒さを乗り越え、暖かくなると、スナップえんどうは、わさわさと茂って、一か所に2輪の、白い可愛らしい花を咲かせ、花が終わると、ガクの下から小さなスナップえんどうのさやが見えてきました。
水やりや葉面散布に追肥、寒く無いようにハウスの開閉当番さんが、セロリと一緒に、スナップえんどうも気にかけてくれていて、3月後半からグングン大きく育ち、とても有難く、嬉しかったです。
3日ほど前に、ハウスに行くと、数日前とは比較にならないほど、さやの大きさはそれぞれですが、鈴なりと言ってもいいほどに沢山のさやがついていて、嬉しいビックリで、これは!と思い、収穫の作業希望を入れました。

実の厚みが1センチになったら収穫適期。
基準を満たすものが数えきれないほどあり、ゆうはちゃんと一緒に収穫をしていきました。
蔓がかなり茂っているので、株の内側や上下をしっかり見て、見落としが無いように、二人で着実に、美味しいサイズのスナップえんどうを収穫していきました。
わたしが、小さい時にたった一度だけで食べて、忘れられないほど美味しかったスナップえんどうを、みんなにも共有できることが、とっても嬉しいと同時に、わたしの体験した感動が誇張された記憶で、実はそれほどの物でもなかったら…などと、期待があるからこその不安もありました。

朝に収穫したスナップえんどうを、台所さんが茹でて、早速夕食に出してくださって、わたしは、セロリの横に並ぶスナップえんどうを見て、緊張しました。
(そんなに美味しくなかったら、どうしよう…)
ドキドキ。
一口かじってみると、パリパリで、瑞々しくて、野菜とは思えないくらい甘くて
(これは、わたしが子供の時感動したスナップえんどうだ!)と思いました。
わたしは、美味しいと思いました。
しかし、みんなは、一体どうなのか。

食事のコメントで、スナップえんどうを初めて食べる子も、元々好きだった子も、みんなが「美味しい」と言ってくれました。
翌日の朝に、「あんなにおいしいと思わなかった」という感想をもらったり、、夕食を一緒の時間に食べられなかったお仕事組さんは、翌日の夜に「美味しくて、感動した!」と伝えてくれて、そんなに喜んでもらえたのか! と思い、みんなと、大好きなスナップえんどうを頂けて、そのおいしさを共有して共感できたことが、とても、とても嬉しくて、子供の頃の記憶より、何倍も美味しくて心の刻まれました。
まだ株には、鈴なりにさやがついています。
みんなにまた、スナップえんどうを届けられるように見守って、手入れをしていきたいです!
(なつみ)
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外は雨…
雨の音を聞きながら、ハウスの中で、夏野菜の苗の鉢上げです。

今日鉢上げしたのは、ナスとピーマンです。いつもと違っているのは、それが『接ぎ木苗』だということです。
苗の双葉の少し上で、違う苗と苗が接着されているのが分かります。野菜の苗の接ぎ木は初めての試みでしたが…本当に凄い、と感じました。
お父さんが、「植物の茎には形成層というものがある。形成層がしっかり合わさるように、断面をしっかりくっつけること」と話してくださっていたのを、思い出しました。ピーマンの苗は、接着部分の茎の色が違っているから分かるけれど、そうでなければ接ぎ木したのか気が付かないくらい、自然で、ぴったりとくっついていました。


それを見ただけで、どれだけ繊細で、集中してやっていたのだろうか、と思いました。
接ぎ木をしてくれたさくらちゃんたちの腕、そして精神力に、凄い…と何度も心の中で呟いてしまいました。
ピーマンの葉の様子からも、接ぎ木が成功したのが見て取れました。綺麗な黄緑色の葉をしていて、ピンとしていました。

それまでのセルトレーから、今度は75号のポットへとお引越しです。始めに培土を少し敷いてあげてから、苗を置いて、その周りにさらに培土を入れます。
双葉の真下までしっかりと培土を入れて、完成。柔らかい培土に包まれて、ひとつひとつ出来上がるたびに、ほっとした気持ちになります。新たな広い部屋で、のびのびと育っていってほしいです。
ここからどう育っていくのか、接ぎ木苗のこれからの成長が楽しみです。
(みつき)
