4月15日(水)「朝から、しとしとと外は雨。こんな日には……!?」

4月15日のなのはな

DSC01215

 今日は雨……。ランニングも畑作業もお休みです。
 植え付けた野菜たちには恵の雨となりました。
 そしてそして、こんな日は……キャンプ準備!!!! 外が雨だということもあり、畑作業をすすめられないので、キャンプ準備の時間をもらえました。
 私は「ウォークラリー」のチームです。
 ウォークラリーとは、そもそもいったいどんなものなのか???? 速さを競うのではなく、決められた時間通りにゴールすること、「時間得点」とクイズの正解率「課題得点」を合計して楽しむゲームです。チームワークがとても重要で、緑豊かな公園や山道で行われることが多いです。子供から大人まで幅広く楽しむことができます。いわゆる、実体験版の冒険記。

DSC01219

DSC01224

 なのはなのウォークラリーは、毎年テーマがあります。キャンプ全体を通してのテーマでもあります。今回のテーマは「アニマル」……そう、動物たちです。
 もりおじいちゃんの山全体を動物の住み家にしていきます。
 大自然の中でいつも自分の生をまっとうしている動物たち。その動物たちに見守られながら、いや、一緒に今回のウォークラリーはすすめられていきます。
 そして、今日の準備では、コース設定の中での森の中に生息する動物たちを制作すること……。

DSC01201

 準備の時間に集まったメンバーはまえちゃん、なつみちゃん、よしみちゃん。
 まえちゃんが、「今日はね、動物をつくってみようと思う。見本の画像があるんだ……」とパソコンを開いて見せてくれました。
 そこには、木で彫ったかのようなリアルな動物たちがいました。
 ひとつひとつが、かなり大きくて、大作ばかり。
 わたしは正直、「これを作るのか? どうやって……できるのかな……」と思ってしまいました。でも冷静に考えれば、まえちゃんのアイデア、なつみちゃんの器用さ、建築に強いよしみちゃんがいてくれれば、どんなものでも作れるような気がしてきました。私1人だけ浮いているのではないか……、という不安がよぎったものの、とにかく、自分のできることをやるしかないと心に決めました。

DSC01256

 まえちゃんが、「作りたい動物があったよね、全部作ろう。ゴリラ、リス、ウサギ、サル、イノシシ、ゾウ、トラ、ライオン、パンダ、オラウータン、サイ、アリクイ……」「めっちゃいる!!!」わたしは心の中で思わず叫んでしまいました。
 そして、今日は、一番、わかりいやすそうなゾウから始めることになりました。準備物の用意!!!段ボール、米袋、はさみ、カッター、茶色いロール用紙、新聞紙……。
 皆で図書室に集合。まずは、ゾウの顔、鼻、耳の輪郭を段ボールにざっくりと書いていきます。横幅2m、縦は1.5mぐらい。書いたものをカッターでくりぬいていきます。

 カッターを使うのは久しぶりでした。刃先を段ボールいれて、引いていきます。
 段ボールの素材によっては切りにくいものもありましたが、少しずつ丁寧に切っていきました。  
 そして、折れやすい部分は、段ボールを二重にしていきました。
 しかし、この時点では、確かに像にはみえるが平たんのまま。画像で見たゾウは立体的で、浮き出ているようでした。どうやって立体的にするのだろうか……。

 ここからが本番。さらに段ボールを8cmほどの細長い帯状に何本も作っていきます。その帯をゾウの顔型の段ボールの横向き両サイドに橋のように何本か渡しします。
 横だけではなく、縦方向にも入れます。そうすると、剣道のお面のように、立体的な像の顔が浮かびあがります。
 さらに、帯状の段ボールの下にできた空間を新聞紙を丸めたものを詰め込んでいき、強度を上げていきます。

DSC01243

 次に、鼻。鼻も同じような工程なのですが、少しポイントが増えます。
 鼻はより、丸みが必要のため、帯状の段ボール薄い皮を1枚はがして、さらにそれを手でしごいていきます。
 段ボールがやわらかくなることで、よりリアルなゆるやかな鼻の丸みに近づきます。
 そんな作業をしているところに須原さんがきてくれました。手で段ボールをしごいているのを見て、「こういうのはね、綿棒でつぶしたらあっという間だよ」と教えてくださいました。そこで、よしみちゃんが実践。すると……あっという間に固い段ボールがぺちゃんこになり、やわらかい素材に変化しました。さすが須原さん。
 そういえば、この間も洗濯機のホースをドライヤーであたためて、伸ばすことで、ホースをしっかり固定してくださっていたな、と思い出しました。知らないことがたくさんあって、本当に知恵の宝庫。

DSC01248

 そして、ゾウの鼻にも新聞紙をつめていきます。新聞紙を全体に詰め終わったところで、顔になる部分に茶色い薄い画用紙を貼っていきます。
 包装紙を適当な大きさにちぎり、一度まるめて、やわらかくし、貼りやすいようにしていきます。そこにボンドを外周、十字に塗っていき、立体的にふくらんだ顔にはっていきます。
 まえちゃんの貼っていくスピードが速くて、ボンドがおいつかないぐらいでした。どんどんゾウの顔ができていきます。しわのはいった画用紙がゾウの皮膚の質感と似ていて、本当にリアルでした。
 鼻の仕上げは、ラインの入った大きな模造紙を細長くきり、それを鼻の上から重ねていき、実際の鼻の線を表現していきます。何から何まで本格的。
 あと少し。あっという間に時間が過ぎてしまい、あと少しというところで、今日は終わりになりました。驚いたことに、今日はまだ、小象だそうで、本当はもっと大きなものを作りたいとのこと。

DSC01253

 今回、あらためて、まえちゃんのアイデアや判断の速さを肌で感じて、一緒にできたことがうれしかったです。
 キャンプまで日数がそんなにないので、今日の貴重な準備の時間は本当にありがたかったです。皆でひとつのものを作り上げる楽しさ、知らないことを学べる喜び、、キャンプ準備にはたくさんの魅力がつまっています。

DSC01264
〈土台の完成! ここから装飾して顔や皮膚を描き込んで本物に近い象に仕上げていきます!〉

 たくさんの、かわいい、かっこいい、リアルな動物たちを作りあげて、森おじいちゃんの山を本物のジャングルのようにできたらいいな、と思います。非日常を体験できる場を、皆に提供していきたいと思います。そして自分でも、少しでもアイデアや、工夫ができるように、力になれるようにしていきたいと思います。

(みゆ)

***

IMG_3377

 わたしが、子供の頃、その美味しさに感動した野菜。
スナップえんどう。

 お父さんにお願いして、なのはなで育てられることになり、ついに今日、初収穫を迎えましたー!!

 ビニールで寒さを乗り越え、暖かくなると、スナップえんどうは、わさわさと茂って、一か所に2輪の、白い可愛らしい花を咲かせ、花が終わると、ガクの下から小さなスナップえんどうのさやが見えてきました。

 水やりや葉面散布に追肥、寒く無いようにハウスの開閉当番さんが、セロリと一緒に、スナップえんどうも気にかけてくれていて、3月後半からグングン大きく育ち、とても有難く、嬉しかったです。

 3日ほど前に、ハウスに行くと、数日前とは比較にならないほど、さやの大きさはそれぞれですが、鈴なりと言ってもいいほどに沢山のさやがついていて、嬉しいビックリで、これは!と思い、収穫の作業希望を入れました。

IMG_3369

 実の厚みが1センチになったら収穫適期。
基準を満たすものが数えきれないほどあり、ゆうはちゃんと一緒に収穫をしていきました。
蔓がかなり茂っているので、株の内側や上下をしっかり見て、見落としが無いように、二人で着実に、美味しいサイズのスナップえんどうを収穫していきました。

 わたしが、小さい時にたった一度だけで食べて、忘れられないほど美味しかったスナップえんどうを、みんなにも共有できることが、とっても嬉しいと同時に、わたしの体験した感動が誇張された記憶で、実はそれほどの物でもなかったら…などと、期待があるからこその不安もありました。

IMG_3372

 朝に収穫したスナップえんどうを、台所さんが茹でて、早速夕食に出してくださって、わたしは、セロリの横に並ぶスナップえんどうを見て、緊張しました。
(そんなに美味しくなかったら、どうしよう…)
ドキドキ。

 一口かじってみると、パリパリで、瑞々しくて、野菜とは思えないくらい甘くて
(これは、わたしが子供の時感動したスナップえんどうだ!)と思いました。
わたしは、美味しいと思いました。
しかし、みんなは、一体どうなのか。

IMG_3374

 食事のコメントで、スナップえんどうを初めて食べる子も、元々好きだった子も、みんなが「美味しい」と言ってくれました。
翌日の朝に、「あんなにおいしいと思わなかった」という感想をもらったり、、夕食を一緒の時間に食べられなかったお仕事組さんは、翌日の夜に「美味しくて、感動した!」と伝えてくれて、そんなに喜んでもらえたのか! と思い、みんなと、大好きなスナップえんどうを頂けて、そのおいしさを共有して共感できたことが、とても、とても嬉しくて、子供の頃の記憶より、何倍も美味しくて心の刻まれました。

 まだ株には、鈴なりにさやがついています。
みんなにまた、スナップえんどうを届けられるように見守って、手入れをしていきたいです!

(なつみ)

***

20260415_140243

 外は雨…
 雨の音を聞きながら、ハウスの中で、夏野菜の苗の鉢上げです。

20260415_151133

 今日鉢上げしたのは、ナスとピーマンです。いつもと違っているのは、それが『接ぎ木苗』だということです。
 苗の双葉の少し上で、違う苗と苗が接着されているのが分かります。野菜の苗の接ぎ木は初めての試みでしたが…本当に凄い、と感じました。
 お父さんが、「植物の茎には形成層というものがある。形成層がしっかり合わさるように、断面をしっかりくっつけること」と話してくださっていたのを、思い出しました。ピーマンの苗は、接着部分の茎の色が違っているから分かるけれど、そうでなければ接ぎ木したのか気が付かないくらい、自然で、ぴったりとくっついていました。

20260415_151614

20260415_161059

 それを見ただけで、どれだけ繊細で、集中してやっていたのだろうか、と思いました。
 接ぎ木をしてくれたさくらちゃんたちの腕、そして精神力に、凄い…と何度も心の中で呟いてしまいました。

 ピーマンの葉の様子からも、接ぎ木が成功したのが見て取れました。綺麗な黄緑色の葉をしていて、ピンとしていました。

20260415_161018

 それまでのセルトレーから、今度は75号のポットへとお引越しです。始めに培土を少し敷いてあげてから、苗を置いて、その周りにさらに培土を入れます。
 双葉の真下までしっかりと培土を入れて、完成。柔らかい培土に包まれて、ひとつひとつ出来上がるたびに、ほっとした気持ちになります。新たな広い部屋で、のびのびと育っていってほしいです。
 ここからどう育っていくのか、接ぎ木苗のこれからの成長が楽しみです。

(みつき)