3月19日のなのはな

なのはなに来てから、その美味しさに衝撃を受けて大大大好きになった夏野菜! それは、スイートコーン! それまでは正直、「コーンは野菜じゃないよ!! 」と思っていたけれど、なのはなで穫れたて茹でたてのスイートコーンを初めていただいたときから、私にとって夏に絶対に欠かせない野菜になりました。
今日は、そんな大好きなスイートコーンの種まきDAYです!
今回、スイートコーンは保育園前畑で育てます。その広さは、なんとナスを育てる梅見畑よりも広い14.90アール! そして畑に植わる株数は、約6000株。保育園前畑が全面スイートコーンでいっぱいになると思うと……、ワクワクが止まりません!

今日の種まきの作業では、第1弾となる全体のおよそ半分のスイートコーンの種をさくらちゃんたちと一緒にまきました。袋から種を出すと、スイートコーンの種はピンク色にコーティングされてあって、その色の鮮やかさにその場にいたみんなびっくり。「ピンク色のトウモロコシができるの?!」と笑いからのスタートでした。
128穴のセルトレーに種まき用培土をえみちゃんとのりこちゃんがひたすら詰めていってくれたのですが、全部で20トレー以上というかなりの規模の大きさです。今年のセルトレーでの種まきは、培土をトレーに詰めたあと、種をまく前にジョーロで土に水やりをしてからそこに種をまくという手順で行っています。そうすることで、種が培土から見えたり流れたりしてしまうのを防ぐことができて、このやり方がすごく良いなあと感じました。発芽率もほぼ100%! と言っていいくらい、これまでの種も発芽して、順調に育っているのが嬉しいです。


スイートコーンの種は、スイートコーンの粒がそのまま乾燥されてギュッとなっているような見た目なので、一粒が他の種よりも大きく、手でトレーにどんどん置いていきました。そのとき、スイートコーンのシュッと尖っているお尻の方を下向きにしてまいていくのがポイントとさくらちゃんが伝えてくれて、瞬時にどこを下に向けてまいていくのかを見極めて置いていくのが、認識力が鍛えられるような感じでおもしろかったです。

これまで種まきの経験がなかったまりかちゃんも、最近一緒に種まきをしていて、今日は覆土担当でまりかちゃんがスイートコーンの種に土をかぶせてくれました。まりかちゃんが一生懸命覆土をしている姿を見ていると、種まきができる人がどんどん増えてみんなでできるのが本当に嬉しいなあと思いました。「みんなで種まきのプロフェッショナルになろう!」と話しながら、集中して、丁寧に、でも、スピード感も持って種まきできた時間が楽しかったです。スイートコーンが発芽するのは、大体5日間ほどかかるそうで、芽が出るまでドキドキして待ちたいなと思います。

そのあとも、固定種のナスの苗の鉢上げや、苗の移動なども進めました。吉畑手前ハウスの苗床も、温室の苗床も気がつけばあっという間にギュウギュウになっていて、夏野菜の苗が続々と増えていくのが嬉しいです。

また、夜に、さくらちゃんと一緒にミニトマトの苗の接ぎ木にもお試しで少しだけ挑戦しました。さくらちゃんが「よしみちゃんと一緒にやりたいなあと思ってるんです!」と笑顔で声をかけてくれて、自分は手先が器用ではないのですが、誘ってもらえてとても嬉しかったです。
野菜の接ぎ木を行うのは、今年が初めての試みで、2人ともドキドキでした。

台木用のミニトマトの苗を双葉の少し下のところでカミソリでカットし、代木の苗は下半分を使います。そして水分の通り道となるところに「接ぎピン」というセラミック素材でできた長さ2センチほどの細いピンを挿します。

穂木用の苗も同様に双葉の少し下でカットして、穂木の苗の上半分を代木用の苗に挿した反対側のピン先に差し込んでいき、両方がピタッとくっつくように挿せたら、接ぎ木が完成です。この接ぎ木した苗を、気温28度、湿度100%で保たれた場所で4日間養生させると、切断した部分同士が活着するそうです。

苗を半分にカットしてしまうのが、本当に大丈夫なのか、ものすごくドキドキしました。真っ直ぐに接ぎピンを挿す工程が、これまでにない緊張感と神経を使う作業で、1株終わる度にさくらちゃんと一緒に「ふう……」と深呼吸。

今回は4株ずつ接ぎ木に挑戦し、合計8株の苗が、今、養生部家の中で過ごしています。 人間に例えたら、今、接ぎ木した苗は大手術の後なんだなあと思うと、しっかり養生してもらいたいです。今回お試しで接ぎ木に挑戦して、もう少しだけ苗を大きくさせてからの方が接ぎ木しやすいかなという話になり、全部のミニトマトの苗の接ぎ木をするのはもう少し先になりそうです。

接ぎ木苗を定植すると、連作障害によっておこる病気になりにくいそうで、今までよりも強い株になると思うと、是非成功させたいと思いました。
果たして、4日後、接ぎ木した8株の苗は、どうなっているのでしょうか……。どうか、手術が大成功でありますように!
(よしみ)
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今日、フルメニューで、11,7キロのコースを走りました。一時間半、走り続けました。きつかった、、。けど楽しかった!走った後は足が棒になりました。
しかし、そのあとの作業は、溝切!!ふふふ、でも、なのはなにいると体力は無限なんです。どんな作業だってどんとこいです!
走った後、クワを持って、畑に向かいました。走って清々しい気持ちになっていて、そのあとの作業はものすごく動きやすいです。きっと1人では、「疲れた~」って、なってしまうかもしれない。でも、なのはなにいて、なのはなの作物のため、美味しい野菜を作るためなら、やる気がみなぎります。どんな作業も、思いっきり楽しむことができます。
今日は保育園前畑の溝切。畑につくと、須原さんの姿があって、その姿を見ただけでもさらにパワーがみなぎりました。

須原さんが軽トラから、ある道具を取り出す。なんだ!?と、驚きました。その道具は「レベル」。水平を計る機械、だそうです。私はその道具を初めて見ました。(そんな道具があることも知らなかった)さくらちゃんが伸縮式定規を持って、須原さんがレベルのレンズをのぞく。「1510」「1580」という。初めははてなマークで頭がいっぱいだったけど、会話を聞いていたら、数字が大きいほど、溝の深さが深いということがわかりました。

図ったところに印をつけて、畑の外周を部分部分で計っていきました。そしてわかったこと。「畑の長辺はこう配なし。だけど、入口の短辺は5センチの勾配。そして、入口と反対側の短辺の角は、溝が浅い!!」ということがわかりました。頭をフル回転させて、理解しました。でも理解したらやるべきことがわかってきました。

まず、短辺の浅い溝を深くしていきました。スコップを持って!ようかん切り方式!全員で1列になって、スコップをザクッと土に入れる。かなり、水が畑にたまってぬかるんでいたので、土が柔らかくて、スコップが気持ちいいほど入っていきました。ザクッザクッ、と音がする。徐々に深い溝の道ができていく。スコップの幅の溝。その深さは約30センチ!かなり深くて、ほっていくのがすごく気持ちよかったです。悪いことをしている気分にもなって、少しだけハラハラしました。「こんなに掘っていいのか……?」って。

奇麗に角のあるの溝がほれて、長辺の溝につながって、ふっと、見ると、深い溝が1本の線になっていて、すごくやりがいを感じました。心の中で「やった、やった!掘れた!つながった!」って喜びました。

そのあと、入口付近の溝を5センチほどさらっていきました。また、ここも、みんなで1列になってやりました。溝をさらっていると、あ!!!水が流れた!!!今まで、水がこの溝にたまっていたのですが、水が動きだし、排水溝のほうに流れていきました。
ああ、この感覚がすごく好きです。溝切の何が楽しいって、水が流れるこの感覚。水が動き出すこの感覚。「やった、やったぞ!」っていう気持ちになって本当にうれしいです。
そのあとは、その短辺の始まり側の長辺の溝を切りました。ここはあまりこう配はなかったので、少しさらう程度。水の流れを邪魔している、草や石をさらいました。

お父さんが、水を流れす先のほうから溝を切っていくと良い、ということを教えていただき、短辺から、長辺へ進んでいきました。長辺は、少しさらったら、すぐに水が動き出し、流れ始めました。水が流れて、短辺のほうまで行き、排水溝のほうまで水が届くと、すごくうれしくて、みんなで「やった、流れてる!」と言いました。その時間がすごくうれしかったです。
畑の中にも水があったので、畑の中に小さな、ワイ字型の溝を作りました。この溝が、外周の溝のほうまで届き、水が流れていくのを見ることができました。
私は、こういう日々の作業が本当に楽しくて、毎日が、やりがいと喜びにあふれているなって感じます。マラソン練習で、完走を毎日続けること。畑作業で、毎日終わった、という達成感があること。それは決して1人ではできなくて、なのはなのメンバーが集まって、仲間が集まってできること。プランをたてて、協力して作業をすること。作業をやらされる側ではなく、自分がやる側に立つこと。そのことを考えたら日々の作業がどれほど大切で、気持ち次第で自分のものになるかが、決まるんだって思います。

私は、今日、溝切の手順を、前日のお父さんの説明から、実践までやらせてもらって、かなり理解することができました。そしてそれを自分のものにして、今後自分でプランを立ててできるようになりたいって思います。やる側としての畑作業は、今までの作業とは一味違って、楽しさも単純なものではなく、考えて理解して、深くその作業をすることで得ることのできる楽しさであって、その感覚がものすごく、やりがいがあります。

最近、マラソン練習に始まり、畝縦や溝切、植え付け、太鼓など、体を思いっきり動かして、作業する作業に入って、心から楽しいって思える自分がいます。なのはなに来るまで動くことも、苦手で嫌だった。その自分が今こうやって、体を動かすことの楽しさを知り、自分の体を最大限に使うことを知りました。
なのはなにいると、どんな時でも、嫌って思うことなく、自分の体を最大限に使える。それがうれしくて、楽しくて、本当に幸せです。自分は、自分にこだわらない。何も怖くない。そう心から思います。今の自分をもっと上手に、そして行き止まりじゃなくて、もっと成長し続ける。もっともっとステップアップしていく自分になっていきたいです。
(ゆうな)
