1月29日(木)「新・版画チームで版画の制作! 藤井先生に教えて頂く版画の世界」

1月29日のなのはな 

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 桃の木をこすって綺麗な姿に。
 今日は一日中、桃の木のカイガラムシ落としの作業に入らせていただきました。
 同じ畑には、桃の木の二次剪定をしてくれているみんなの姿も。
 内容は違うけれど、大勢で同じ畑で作業できることにわくわくしました。

 桃の木の枝をよく見ると、白い円形の殻が付いているところがあります。
 カイガラムシという、樹液を吸って木を弱らせる害虫です。
 それをワイヤーブラシでこすって落としていきました。
 オイルを使って駆除をするという方法もあるらしいのですが、それでは木にダメージが大きいので、なのはなでは脚立に登り手でこすり落としていきます。

 たくさんの人手があるなのはなだからこそできる作業。
 自分たちの手でカイガラムシを落としていくことで、自分たちが桃の木を守っていくのだとより強く感じられて嬉しかったし、桃の木へも愛情もたくさん注ぐことができました。

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 昨日から始まったこの作業、26aの下段から進めていきました。
 最初はあまりついていなくてテンポよく進んでいたのですが、途中からカイガラムシの量が増えていき時間がかかってしまいました。

 高い枝でも、下からわかるほど白くなってしまっているところも。
 「これはやりがいがあるぞ!」と声を掛け合い、やる気を高めて挑みます。
 固めのワイヤーブラシで力をこめてこすっていくと、白い殻はぽろぽろと落ちていき、つやつやとした綺麗な枝になっていきました。
 やればやるほど桃の木が綺麗になる。
 目に見えて成果が感じられて、勢いも増していきます。
 ただかなり地道な作業。
 太陽の光や風でやりづらさがあったり、腕が疲れてしまったりもしました。
 けれど同じ木の周りに、同じ作業をしているみんなの姿があり、それだけですごく元気が出ました。

みんなで、一本の木に時間をかけて取り付いた時間が、「The 桃作業!」という感じがして嬉しかったです。

 

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 私は飽き性で忍耐力が低いところがあります。
 なので、摘果も袋掛けもカイガラムシ落としも、桃作業には、この作業に終わりは来るのかと考えてしまうほどに地道で果てしなく感じてしまうものもあります。
 でもみんなでその果てしない道のりを一歩一歩進んでいき、100本以上ある桃の木を回り切ったときの達成感。
 何にも代えがたいくらい幸せな瞬間です。
 みんなと一緒に、一本一本と向き合って、美味しい桃を育てていく。
 ここでしかできない経験が本当にありがたくて嬉しいなと桃作業のたびに感じることができます。

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〈桃の剪定も進めています!〉

 みんなで時間をかけて丁寧に一本ずつ周り、今日1日で9本の木のカイガラムシを落として、綺麗な桃の木の姿にすることができました。
 手がかじかむほど冷たい風が吹く一日でしたが、寒さも時間も忘れ夢中になって作業出来た時間が嬉しかったです。

 そして今日の夕食の席で、お父さんが「次回は木を傷つけにくいゴム製のスクレーパーを使ったら早いのではないか」という提案をしてくださいました。
 次々と進化を重ねて、よりよい桃づくりをしていけることに、すごくわくわくします。
 残りの木も、きれいで美味しい桃を守るために頑張ります!

 

(ゆうは)

***

 

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 今夜は、待ちに待った版画教室第一回目でした! 
 小学校での版画の自画像、すごく鼻の穴が大きい顔をつくった記憶はありますが、本格的にやったことはありません。

 どんな雰囲気で、どういうふうに進めていくのか、そこも含めてドキドキワクワクな気持ちいっぱいで、今日を迎えました。
 藤井先生と、初めてしっかりと会話させてもらいました。
 柔らかな物腰で、やさしくて、ちょっと上を見ながら話しているときの目がキラキラしている方。
 なのはなに藤井先生が来てギターや版画を教えてくださっていることが、本当に嬉しいことだなと思います。

 

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 藤井先生が、版画についてたくさんのことを教えてくださいました。
「ありきたりな題材でも、苦労したというところに味を出せたら個性がにじみ出る」
「人に魅せようという欲は作品に表れてしまう」
 こうした精神的な内容もあれば、
「どれだけ時間をかけるかよりも、ポイントをおさえて構図を決める」
「版画はうまく省略することがみそ」
 など、技術的なこともたくさん伝えてくださいました。
 
 どのお話も、私にとってすごく新鮮で、世界がどこまでも広がっていくようでした。
 情緒がない私は、芸術には興味がなかったし、どうしたら興味をもつことができるのかもわかりませんでした。
 でも、藤井先生がいとおしそうに版画の作品集を眺める姿や、私たちの作品一つ一つに考えを伝えてくださることを思うと、芸術を大事にできるって素敵なことだな、と思いました。

 

 私が選んだのは、日本人形。
 私はスケッチの際、迷うことなく人形を正面から、実物そっくりに描きました。
 でも、藤井先生は「静物画は動きがなくなるので、工夫して動きをつけるとよい」とおっしゃっていました。
 止まっている人形に動きをつけるのは、かなり想像力がいるのもで、とても難しかったです。そこで版画の作品集を見てみました。
 人物を中心にしている作品の多くは、横顔だったり、身体が斜めを向いていたりしていました。そこで藤井先生が「人形の後ろ側や、横を切り取ってみたらどうか」とアドバイスしてくださいました。

 

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 その状態でのスケッチは、正面よりも難易度が上がった気がしましたが、躍動感が出た感じがしました。
 また、色鮮やかな人形、当然多色刷りにするつもりでした。
 でも藤井先生に「白黒の方が迫力が出るし、輪郭がくっきりした作品になる」と教えていただきました。
 白黒の方が、白か黒かの二択なので色分けが難しいと思うのですが、藤井先生と相談しながら、どんな作品にできるか試行錯誤していきたいです。
 私はスケッチが苦手で、描いていると見かねた藤井先生が「ちょっと貸してみい」とスケッチを代わって描いてくださいました笑。藤井先生が、みるみるうちにリアルな日本人形をすらすらとスケッチするのがとてもかっこよかったです。

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〈藤井先生に教えて頂きながら、スケッチや下絵作りを進めました〉

 実物と、尺度が違うとおかしな見た目になってしまうので、正確に描かないといけないこともアドバイスしていただきました。
 先生の頭の中は、その作品を「自分だったら」どう描くか、という想像で満ちていました。
 いつもクリエイティブな頭でいらっしゃるのだろうな、と思うと、藤井先生の魅力を感じたし、もっともっと話してみたいと思いました。
 一緒に版画教室に通うことになったほかのメンバーも、すてきなスケッチを始めています。
 どんな作品になるか、ワクワクします。
 とっても楽しい2時間、あっという間でした。毎週木曜日の夜、楽しみがまた一つ増えました!

(うたな)