12月31日のなのはな

桃納めの日!
今朝は年内最後の桃作業をしました。
コンサート後からの早朝作業で、毎朝桃の木の誘引を進めていました。
日当たりや風通し改善、そして作業性を上げるため、上に高く伸びてしまっている枝にマイカ線をつけて引っ張り、枝を下げて理想の木の形に近づけていく作業です。
誘引したい桃畑は26a、17a、新桃、池上、奥桃畑。
コンサートが終わってからも年末年始のNHF紅白歌合戦やおせち、お正月遊びに向けての準備に忙しい日が続くので朝の作業が貴重な時間です。

ひんやりとした冬の冷たい空気を感じながら桃畑に行ける朝がとても清々しく感じました。
杭を打つ作業、枝を上に引っ張るエクセル線やワイヤーロープを外す作業、誘引したい枝にマイカ線をつける作業、そしてマイカ線を引っ張り、枝を下げて誘引する作業。
桃の木の誘引にもいくつかの工程があります。
お父さんに、それぞれ工程を分けて進めると効率よく作業ができると教えていただきました。
教えていただいた通りにひとつひとつをこなしていくと、達成感があり、同じ作業の繰り返しでスピードも上がっているのも感じて嬉しかったです。

杭を打つ作業は、杭が浮いてきてしまわないように深くまで、そして引っ張りたい方向を考えながら。
エクセル線やワイヤーロープを外すのは、結ばれている線を上手にほどけるように頭を使いながら。
マイカ線をつけるときは、どこを引っ張ると枝をひきやすいかを考えながら。
当たり前ですがどの作業もコツがあり、感を働かせて、先を考えながら作業ができるかどうかで次の作業のやりやすさや手間が変わってくるのだなと実感しました。

そして、枝を引っ張る誘引の作業。
桃の木の枝を引っ張るのはかなり力が要ります。
二人一組で一本の枝を力いっぱい引っ張りました。
桃の木と綱引きをしている気分。
「せーのっ!」の声に合わせ、一人が思いっきり引っ張り、一人が引っ張りながら杭に結んでいきます。
理想の枝の角度は45度。
若い木はまだ柔らかくてしっかり引っ張ることができましたが、立派に成長している木はやはり固くてなかなか引っ張ることができません。
精一杯引っ張ってもまだ高いままになってしまっている木もあります。
思い通りの形を作ることができないほどの木の力強さに、伸び伸びと生きている桃の木の生命力を感じることがきました。

今回引きが足りなかった木は、今回の誘引で枝が癖づいてきたころにもう一度引っ張りなおすと教えていただきました。
少しずつ、少しずつ、理想の木の形にしていくために作業を積み重ねていけると分かり嬉しかったです。
引っ張ったマイカ線を杭に結ぶときは上から巻き付けるとマイカ線が緩みにくいなど、ちょっとした知識を得ることができて、学びながらの作業が面白くて有難かったです。

さくらちゃんが中心となってくれて、一日一日、朝の時間を大切にコツコツと誘引を進めて、今日ついに誘引したい木をすべて回ることができました。
無事に年内に桃の誘引を終わらせる目標を達成することができて、すっきりした気持ちで新しい年を迎えることができます。
冬の朝の桃畑は霜が降りていて、白い布を待っとったような綺麗な桃の木の姿を見ることができます。
そして枝先にはもうすでに沢山のかわいい花芽が付いていました。

また新たな桃の木の姿を見ることができて嬉しかったし、やっぱりどの時期のどの姿の桃の木も愛おしいなと改めて感じました。
朝の時間に、寒い中でも力強く生きている桃の木の下で作業をすることができて、沢山パワーをもらえました。
今年の手入れで来年の桃がどう育っていくのか、見守っていけることがすごく嬉しいです。
来年も良い桃が実ってくれますように。
そんな想いを馳せながら、桃の木と共に新しい年も成長していけるよう頑張りたいです。
(ゆうは)
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