12月14日のなのはな


今日の午後、最後の音楽合宿、そして最後の古吉野での通し稽古がありました。
コンサートの日にどんどん近づいて、残された時間も少なくなってきました。ですがまだまだ時間はあります。ギリギリまで、間際まで、諦めず、より良くするための向上心をもちつづけ、上を目指して、本番までに何倍も、何十倍にも良くしていけるように、頑張ります。
明日からホールに入り、舞台でのコンサートが始まります。体育館で、今年の脚本の世界に入るのは今日が最後でした。この脚本こそ私たちがよりよく生きるための大事な、道標です。
集合でお父さん、お母さんから教えていただくこと、それが沢山ちりばめられている、かけがえのない作品です。

初めて猫の存在を知った時は、自分でも理解がなかなか追いつかず、どう演じたらよいのかも、分かりませんでした。
楽をする? シャキッとしない? ぐたっとする? それが善なのか? 正しいのか? 頭の中に、はてなマークが何度も浮かびましたが、今はもうそんな迷いはなくなりました。
猫は賢いです。相手に譲るべきところをちゃんと理解して、自分が自分が、にならない。自分の力量を自分で把握して、何でも手を出したりしない。
役に立たないといけない、そんな思いに駆られても焦らない、もっと心にゆとりを、奥行きを、幅をもって、冷静でいる。
猫は、自分の事も、周りの事も、急かさない、広い心の持ち主。人の評価基準に囚われない。集合のお話を聞いたり、演じていくうちにも、見えてくるものがたくさんありました。

ダンス練習、コーラス練習を通して、生きる姿勢について、たくさんの事を教えてもらいました。

自分を全てさらけ出す。精一杯で、評価は求めないし、気にしない。ただ全身全霊で、守りを全て無くして、全力を尽くす。悲観には利己的な要素が隠れている。利他は楽観にしかない。
名声も名誉も報酬もなにも求めないで、すっと人のヘルプに入り、気を遣わせることもなく、上品に、助ける、スーパーマンでいる。
舞台袖でも、自分が立つべき場所を、いつも考えて、意志を持って動く。その場にいる。ウォッチャーにならない、プレイヤーでいる。
コンサートの練習で得たことが日々の生活でも活かせることを感じられるようになり、日々の生活がコンサートで演じる自分を作ることが繋がっていきました。

コンサートに向けて古吉野で準備をしてきた期間、もちろん全て問題なく、スイスイと進んだわけでも、なかったけど、1から100まで全部楽しくて、幸せだった、そう思います。表現を続ける事で、理想像を持ち続ける事が出来ました。

脚本を通して1月には一皮、二皮むけた自分たちに成長する。そう心に決めたからには、これからの時間も無駄にすることなく、着実に成長します。
消費する生き方ではなく、魂を磨く生き方を、摂食障害になった自分たちの生き方を、考えて、深みのある、生き方をしていきたいです。

幸せな今を胸に刻んで。未来に保証も、なにも求めないで。一瞬一瞬を大事に大事に、「〇〇なんか」という考えを辞めて、楽観的に、今を、大事に、地に足を着けて、丁寧に生きたいです。


この脚本の中に出てくる未来のシーンのように、皆が平和に穏やかに暮らす利他的な社会・未来を創り上げる、夢を現実のものに本物に変えていく、その決意を胸に、明日からも小さなことからこつこつ、積み重ねて、積み上げて、なんでも頑張っていきます。
(そな)
