「『ホマイ』を踊るとき」 ほのか

11月16日

 昨日の夜はなかなか興奮して眠れませんでした。あれも、これもやりたい! という意欲があって、それが楽しいと感じました。練習しなくてはいけないことがたくさんあるけれど、それが焦りではなくて、楽しさとして感じられていることが嬉しいです。
 
 ステージに気持ちを向けるということ、スターの自覚を持って、魅せる自分を作ること。その片鱗が少しずつわかりかけているような気がします。あゆちゃんのお話を聞いて、わたしもなのはなの一員として誇り高く、尊厳を持って立ち、歩き、表情を出したいと思いました。

 『ホマイ』を踊るとき、わたしは違う自分になれるように感じます。
 チェロキーインディアンの誇り。強さ、深さ、そのオーラを身に纏っているような心地です。落ち着いているけれど、希望がある、明るさがある、ということが魅力的なように感じます。
 あゆちゃんが、この曲のイメージを教えてくださったことがあります。
 野性的で、露出も多い衣装だけれど、決して下品ではなくて、女性の本能的な強さ、美しさを持っている。大胆で潔さがあるけれど、品のある女性らしさを感じる振りにしてほしい。
 その女性像をイメージしています。
 前のシーンではまえちゃん、つきちゃん、まりかちゃん、インディアン家族が身を寄せ合っています。3人がそうしているだけでぐっと暖かい気持ちがこみ上げてきます。
 ものは必要な分だけあったら幸せなんだ。幸せを未来に求めたり、必要以上に大きく求めてしまったら、今が台無しになりかねない。
 という言葉が心に残っています。今ここにいて、そばにいる仲間、与えられた時間、それは有限で、当たり前のことだと思わないで大切にかみしめたいと思います。

 そういえば猫柄のスカートを持っていた。ということを思い出してからは、頭の中はそれでいっぱいでした。きっとそなちゃんに似合うだろうと思って、そなちゃんにぜひ着てほしいと思いました。もとから自分では着る機会がもうないだろうと思って、なのはなの衣装にしたいと思っていました。
 私は猫より犬派なのに、どうしてこのスカートを買ったんだろうな……なんてちょっと思ったりしていたけれど、もしかしたらこのときのためにあったんじゃないか! と運命を感じました。
 そしてそなちゃんがそのスカートと、白いコートを着てくれました。本当に可愛くて、「ねこ」「じゅり」のオーラが出ているな、と思いました。自分が着ているときよりもずっと嬉しかったです。自分も大切に思っているものを誰かに着てもらえることが嬉しいなと思います。そなちゃんの可愛い姿が今もまだ脳裏に浮かびます。まだそれが決まったわけではないけれど、たくさんの人がそなちゃんの姿を可愛いと言ってくれていて、お父さん、お母さんも笑顔で見てくださって、すごく嬉しかったです。一番良い形で衣装が決まることを、願っています。