10月30日
今日は朝食前の作業からずっと芋まみれの一日でした。まず朝食前は桃横の畑のペグ回収とマルチ回収をしました。朝の時間は手がかじかんで、なかなかペグが外れず、苦労しました。マルチ回収は、ゆりちゃんと息を合わせて順調にまいていくことができて、楽しかったです。朝食前に切りよく作業が終えられて、午前の作業ですぐに芋堀が始められる状態にできて、とても気持ちが良かったです。
午前の作業、今日は台所、演劇、勉強組の人以外は皆芋堀り、ということで大人数で芋堀をできることがとても嬉しかったです。台所メンバーに、まことちゃんの名前がなかったので、今日は一緒に芋堀ができる! と思ってそれも嬉しかったです。また、昨日の芋堀では、バンドメンバーがいませんでしたが、今日はバンドメンバーもいてくれて、人数が多いほど、嬉しく感じるんだなぁと思いました。まえちゃんが、ずっと芋堀を待ち遠しく思っていたことを知り、そのまえちゃんと一緒にできることも嬉しかったです。
今日は天気も良くて、暑くなりそうだと思い、思い切って薄着で行きました。そしたら、本当に暑くて、薄着にして正解でした。朝食前は手がかじかむくらい寒かったのが嘘のような暑さでした。空が真っ青で本当にきれいで、芋堀日和だなぁと思いました。
私は最初はまなかちゃんと、さやねちゃんのトリオで掘り進めました。私は二人がスコップで持ち上げてくれた芋を、コンテナに入れていく役目でした。一つ目から、大きな芋が大量に出てきて、すごく嬉しかったです。あまりにも嬉しくて、まえちゃんに見せたのですが、次に掘った芋も、同じくらい大量で、またまえちゃんに見せたくなり、その次もまえちゃんを呼びたくなってしまいました。あまりにもまえちゃんを呼ぶと、しつこいと思われるだろうと思い、断念しましたが、でもやっぱり大きいのが出てくると、見せたくなってしまいました。まなかちゃんとさやねちゃんと喜び合った時間がとても幸せでした。掘る度に二人の嬉しそうな、優しい笑顔を見れて、嬉しかったです。
その後、しなこちゃんと掘る時間もあったのですが、しなこちゃんとトリオになれると思うと、「あーしなこちゃんだぁ」と、またまた嬉しい気持ちになりました。しなこちゃんといると、なぜこんなに嬉しい気持ちになるんだろう、と思います。しなこちゃんはすごく仕事が早いのに、それでいて、ゆったりしているように見えるのが不思議だなぁと思います。途中で、まなかちゃんが、写真を撮るため、少しいなくなった時にしなこちゃんが、まなかちゃんのスコップの先が少し欠けているのに気付きました。そしてさりげなく自分のスコップとまなかちゃんのスコップを交換して、何もなかったように芋堀を進めました。しなこちゃんのそういう優しさにジーンときてしまいました。本当にこんなに素敵な人たちばかりの中で、一緒に芋堀ができて幸せだなぁと思いました。
途中で、まことちゃんがおとちゃんを連れて歩いてくる姿が見えました。私は、朝、みんなが集まった時、何でまことちゃんがいないんだろう、と残念に思っていたのですが、2人が歩いてくる姿を見た時はとても嬉しかったです。
コンテナを運ぶときは、すぐに軽トラがコンテナで一杯になってしまい、次の軽トラ、次の軽トラ、という感じで、凄いたくさんの芋が取れたんだなぁと思いました。
午後はまた次の畑の芋堀をしました。またさやねちゃんとまなかちゃんのトリオで進めました。午前の畑は場所によって、根っこしかついていない株もあったのですが、午後は、均等にどの株も芋がよくついていました。3人の息も合って、順調に掘っていきました。 ゆきなちゃんと掘った時もあって、ゆきなちゃんの穏やかな空気が嬉しくて、自分も温かい気持ちになれました。
一度。さやねちゃんもまなかちゃんも、別の用事でいなくなってしまった時、しょうがなく一人で掘りました。たくさんの芋がついていたのですが、一緒に掘る人がいないと、それほど嬉しい気持ちにはならないなぁと思いました。
芋堀が、ほかの野菜の収穫と喜びが全然違うのは、掘るまで何が出てくるかわからない、という所かなぁと思います。そして、芋堀をしていると、ここはゆうなちゃんと苗を植え直した所だなぁとか、ゆうなちゃんが、余った苗が無駄になってしまうことに涙していたこともあったなぁとか、4月の半ばころから、まえちゃんとサツマイモの伏せ込みをしたことなど、そういういろんな思い出があるから、芋堀がより嬉しくて、幸せな気持ちになるのかなぁと思いました。
