10月28日
お父さん、お母さんと、ゆうなちゃんと4人で、校長室で面接の事をお話し出来た時間は、ああ本当に家族だなって思えました。大好きです。
これまで自分が気持ちを作ってくることができなかった歪みを理解して、温かい家族の在り方を教えてくれる、interestingな生き方をするお父さんお母さんは、私にとって世界一のお父さんお母さんです。
今回の音楽合宿は脚本の読み合わせもあり、コンサートに対するモチベーションも一段と強くなった時間でした。
コンサートに向けて皆とダンスを踊ったり、コーラス練習をしていると、皆は仲間であるという事を強く実感するとともに、やっぱり皆が自分の生きる希望であり、皆との表現活動にこそ、生きる意味がある。そう思います。
音楽室での練習はあゆちゃんの歌声と、かにちゃんのドラムと、まえちゃんのギターに囲まれる、スペシャルすぎる空間です。
あゆちゃんが話してくれる言葉一つひとつが本当に胸に刺さり、あゆちゃんのような強さをもちたい、強い心で生きていきたい、って本当に思います。
じゅり、という猫になる女の子の役のセリフを読ませてもらい、おかげで脚本の大意は理解出来たのかなと思います。
充分な理解はまだまだなのですが、胸にすとんと落ちる物語でした。
図書室でなおちゃんから脚本を頂いて初めにさっと読んだ時も、なぜか涙が出てきて、自分でも何の涙かは分からなかったですが、これはなのはなの作品で、一生大切にされるべきものだという事を強く感じました。
広報係の仕事を全然できず、みつきちゃんにばかりチラシ配りに行ってもらっていたりしたことが自分には少し心の残りで、申し訳なさも感じていたのですが、係の作業の時間や隙間時間で作業をさせてもらえて、とても嬉しかったです。
なのはなの一員としてちゃんとコンサートに向かえている、そう思うと何をしても楽しいです。
私は今のところ表向きのいいところばかりさせてもらっているように思うけど、もっと大変な仕事もしたいし、しないといけないとも思います。
効率とか、時間の問題もあって、現実的には難しいことかもしれないけど、舞台背景などの大変な仕事も、楽しいコンサートに向けた練習も、皆が一緒に同じことをやっていけたらと思います。
もしそれが難しくても私はもっと何かコンサートに向けた準備のお手伝いをしたいです。力不足で足を引っ張るだけかもしれないけど、もっと自分が能力があって、皆に還元できたらいいのにと、申し訳なさばかりです。
でもこういう何かしなくちゃいけないという根源の分からない何かに対する焦りを、じゅりも感じていて、私も猫的要素を取り入れてみたいかも……、なんて思いました(笑)(いや、ちゃんとしなくちゃだめか……こう思う事がだめかも)
最近は毎晩、お風呂から上がってすぐまつりの元に駆けつけます。
ネコの動きを研究。よく見ると本当にかかとがついていない、というかかとがすごく長い。
次の『クール・キャット』の練習の時には、もっと猫らしさのある動きを出来るようにしたいです。
だからお風呂上がりの柔軟も忘れがちだけど絶対忘れない! しなやかな動きを日常的に心がける、よいしょって立たないで、すっと真っすぐに立つ。
★勉強
試験まであと4日になり、音楽合宿も今日で終わり、また勉強に向けて気持ちを切り替えます。
私はどうして練習に少し抜けてしまう事に、後ろめたさやどこか小さく残念感を感じてしまうのか、それは目標意識が足りなかったからでした。しっかり焦点をあてて、真っすぐ前を向き続けたいです。
面接練習として、まずお互いに志望理由書を読んでみました。
読んでいると泣きそうになりました。ゆうなちゃんの夢に向かう姿勢、強い意識を感じて、その気持ちが肌で感じられました。
面接練習を2人でやっても、すごく前のめりに気持ちを話すゆうなちゃんはとても綺麗でした。
試験頑張ってね、とたくさん応援してもらっていて、こうして応援してもらえる事は当たり前じゃないよなと思って、本当に嬉しく思うし、ありがたいです。
面接を見ていただいて、どんなスタンスで向かうべきかというのが少しクリアになりました。
ですが今のままではちょっと、いや、かなり不安なので、もっとつめていきます。
消灯間際、急におしかけて、小論文をまとめて出してしまってすみません……。
その後少し問題を解いていたら、少し音楽練習で時間が空いてしまっていたなとは思ったのですが、7割以上にとれて、満点をとれるようになってきていて(何回もやるならそれが当たり前のはずですが…)嬉しかったです。
★掃除
お昼の廊下掃除、夕方の図書室掃除で、しばらく一緒になる事がなかった10歳のまりかちゃんと同じ掃除場所です。
掃除の時間になると不機嫌で、遊んだり、言われた事に反発したり、ふてくされたりされてしまうことが、正直すごく苦手で、近くにいるとどうしても腹が立ってしまうし、強く咎めてしまいそうになる(もう我慢ならない時は実際に言ってしまう)から、そうしないために、はっきり言うと遠ざけていました。
(でも、まりちゃんからは日常的に話しに来てくれたり、なついてくれるからその時は普通に接する)
それでも真っすぐに気持ちを伝えたら届くのだ、と知って感動しました。
正しくやりたい気持ちが本当に強くて、根はとても真面目で、優しい子なのだとつくづく思います。
それがちょっと曲がると、嫌だ嫌だになってしまうけど、まりかちゃんが真っすぐな時は本当に熱心に一緒に掃除をしてくれています。
いつもまりちゃんがその姿勢を持ち続けられるように、背中で教えられるような姉として頑張りたいです。
昨日のOMTで、色んな気づきがありました。
私はまだまだ怖さ、自己否定の気持ちが強くあって、真正面から人と向き合う事に怖さを感じる。
自分の100%を出せない、全力をだして笑われること、それで見下されることが嫌、怖い。自信はないけど、プライドだけが強くて、私は本当はもっと出来ると言う為の、逃げ道を残している。言葉にする事でぼんやりしていた自分の中にあった気持ちが明瞭になりました。
