10月22日のなのはな
ウィンターコンサートの宣伝をするために、近隣の学校やお店を回って、チラシやポスターを配る『チラシ配り』の時期がやってきました。
広報係のちさとちゃんと一緒に、チラシ配りをして過ごす1日が、わたしは大好きです!
少し早起きをして、お仕事組さんと一緒に朝食をいただきました。
「今日は、どのあたりを回るの?」と、お仕事組さんが聞いてくれました。もしかしたら、今日はお仕事組さんの○○ちゃんに会えるかもしれない! そう思うと、緊張もほぐれていきます。

わたしたちの勝負服はピンクとブルーのカーディガンです。
鮮やかで、歩いているだけで宣伝ができそうなカーディガン!
わたしのブルーのカーディガンを見て、ちさとちゃんが、「歴代のチラシ配りの先輩方、ゆうかちゃんたちもそれを着ていたんだ」と話してくれました。
それだけではなく、今年のコンサートのチラシにも同じブルーとピンクのカラーが使われていて、着ていると心強くて「頑張るぞ!」とパワーがみなぎりました。
今日は奈義町や勝北町の辺りへ向かいました。
ちさとちゃんがいつも話してくれます。「言葉を噛もうが、間違えようが、とにかく笑顔でね!」ということ。初めてお会いする方に声をかけるのはやはり緊張するのですが、たくさんの方々が快く受け取ってくださいました。

渡す前から「なのはなファミリーさんですね」とか「コンサートですか?」と察していただいたり、
中には「毎年ありがとうございます」「頑張ってくださいね!」と声をかけてくださる方もいらっしゃいました。
あるお店で、女性の方が、
「夏、通りがかりで、ズッキーニの畑をよく見かけていました。あれだけの野菜を綺麗に育てているなんて、本当にすごいですね」
と話してくださいました。
まさか、畑の活動のことまで知ってくださっているなんて……。嬉しくって、「冬は、その畑に大根の種をまいています!」と伝えました。わたしの中にあった緊張もどこかへ飛んでいって、心も話も弾んでいきました。
挨拶をして、車に乗り込んで発進しようとすると、お店の方が入り口から出て来られるのが見えました。渡してからすぐに、お店の入り口にポスターを貼ってくださる姿を見かけました。
「好きな所に貼っていただいて構いませんよ!」
と言ってくださり、わたしたちの手でポスターを貼らせていただけることもありました。

チラシやポスターだけではなくて、わたしたちの気持ちや思いも受け取っていただけた、と感じられる場面ばかりでした。
このように、すぐに理解して受け入れていただいたり、応援してくださる方々に恵まれていること。そしてこの関係がずっと長く続いている、変わらない繋がりがあることが、なんてありがたくて、嬉しいことなんだろう、と感じました。
今までたくさんのなのはなの子が繋いできてくれた、なのはなファミリーと地域の方々の輪があるからです。
「あ! ここは○○ちゃんが居るところだよ!」
どのお店や建物に伺うのも楽しいのですが、なのはなのお仕事組さんの職場へ伺わせてもらうことも、大きな楽しみになっています。
今日は、農協でお仕事をするひろちゃん、さとえちゃん、まみちゃんに会うことができました。すぐにこちらに気が付いて、にっこりと笑顔を向けてくれるお仕事組さん。綺麗なスーツを着ているけれど、いつもと変わらないそのあたたかくて優しい笑顔に、ほっとした気持ちに包まれました。周りの職場の方々も笑顔で迎えてくださり、わたしたちもとても嬉しいけれど、お仕事組さんもとても嬉しそうで……。なのはなから外へと出て、様々な場所でお仕事組さんが活躍してくれている姿を見ることができたり、お互いにお互いを誇らしく思える仲間で居られることが、嬉しかったです。

今日は、3000枚のチラシを配ることができました。
今日まで配った数を含めると、およそ9000枚になります。
今、自分が活動していることを、責任を持っていなくてはいけないなと感じました。
今のこの出会い、たくさんの方々との繋がりが、ずっと先にも繋がっていくように、そして今以上に広げて、強くしていけるように。
なのはなファミリーの活動、ウインターコンサートを、少しでも多くの方に知っていただけますように。
あと残りのチラシ配りも、笑顔で、なのはなの子としての役割を果たしていきます!
(みつき)
***
大好きになった曲の振り入れ!
お父さんのお誕生日会でも踊った『Animal』のダンスの振り入れがあり、私も踊らせてもらえることになりました。
お誕生日会の聞かせてもらった時から、繊細で可愛いメロディーと歌声、けれど攻めの姿勢を感じる力強い歌詞、『Animal』のすべてに魅了され大好きな曲になりました。
そんな『Animal』をコンサートでも踊らせていただけると知って跳び上がるほど嬉しかったです。
前回一緒に踊ったふみちゃん、つきちゃん、まみちゃん、ゆきなちゃん、そして新しくそなちゃん、あやちゃん、ゆりちゃんもいてくれて8人で踊ります。
大好きな曲を大好きなメンバーと。
気合が高まります。

振りは前回と大きく変わったりはしていなくて、流れをスムーズに頭に入れることができました。
『Animal』のダンスには特有の“魅せる”場面が2つあります。
ひとつはマントを使ってダンスをする場面。
自分の身体一つで魅せる普段のダンスも難しいですが、マントを使うとなると、また違った難しさがあります。
自分の身体の一部のように布を操り、いかに美しく表現するか。
素早く持ち替えるところがあって、上手くつかめないとその後のダンスの美しさが欠けてしまいます。
またマントをもって駆け回るところもあって、走る姿勢、スピードで布の広がりが変わり美しさが変わってきます。
どう動けば一番美しく見せることができるか。
マントを使う独特の難しさに苦戦中で、研究したいことが沢山。
けれどマントがあるからこそ、みんなで揃えられた時に巻き起こせる感動も膨らむだろうなと思うと、わくわくした気持ちになります。
みんなでたくさん研究して、心と動きを一つに美しいダンスを作っていきたいです。

そしてもうひとつは、腕をつなげてしっぽのように動かす場面。
6人が1本のしっぽとなります。
ボーカルのまなかちゃんの背後で、ゆらゆらと揺れ動く巨大なしっぽで、大迫力の魅せるポイントです。
みんなで高さを変えて縦列になり、上の人の肘をがっしりとつかみ、流れるようにしっぽに動きをつけていきます。
視界は腕でふさがり、どうなっているか自分たちでは見えません。
前後の人の動きを感じて合わせていきます。
そのため心が乱れたら動きも乱れ、迫力のある動きを見せることができません。
心を合わせて目を見張るような尻尾を作れるようにしていきたいです。

この曲ならではの魅せ方がたくさんある『Animal』のダンス。
難しいと感じるところはたくさんありますが、みんなと四苦八苦しながら良いものを作ろうと気持ちを合わせていけば、その分、大きな感動を起こせると感じています。
今日いたメンバーの振り入れは無事終了しましたが、お仕事組さんもいるので、まだ全員では踊れていません。
このダンスは全員がそろわないと難しい動きがたくさん。
お仕事組さんたちとも夜の時間や休日を使ったりして沢山練習して、時間を共有し、気持ちを合わせて、お客さんが圧倒するほど“魅せる”ダンスにできるよう頑張りたいです。
(ゆうは)

〈コーラス練習や、バンドでの合わせも行ないました〉
