10月17日のなのはな
「僕の魂は蝶のように彩られ 決して死にはしない 友よ、羽ばたいてみせるよ」
コンサートに向けて、ダンスの考案をあゆちゃんとダンス部と進めています。今日は、『The Show Must Go On』と『Ttraining Season』の考案を行ないました。あゆちゃんがイメージするものに近い動画を事前に渡してもらっていて、それを解読して踊り、修正を繰り返したり、少しのカウントですがダンスを考案をしてみたところを修正してもらったりしました。 私は、『The Show Must Go On』の中で、曲調が一部明るくなるところのスリーエイトを考案しました。

「僕の魂は蝶のように彩られ 決して死にはしない 友よ、羽ばたいてみせるよ」
曲を聴き、ボーカルのフレディーの声を聴いたり、歌詞を読んだりしていると、その曲の一部となり、その人の一部を、1人ではまだまだ浅いかもしれないけれど、お父さんお母さん、あゆちゃんに助けてもらいながら、深め、感じられること、吸収できることが面白いと感じます。

考案したダンスをあゆちゃんに見てもらう時、とても緊張しました。でも、
(コンサートで自分たちの伝えたいことを表現するという大きな目的意識をみて、そのための一つのパーツとしてベストを尽くすだけ)
と、自分に言い聞かせ向かいました。
「うーん。もう一回!」
「ここの歌詞は、“決して死にはしない”なんだ。だから、こういう振りはどうかな?」
「ここは、盛男おじいちゃん*のように、魂が蝶になるんだよ」
あゆちゃんが、曲の意味や、振りのイメージを言葉や実際に動いたりしながら、伝えてくれました。それを元に、動きを一緒に作っていきました。
自分が、まだまだ理解できていなかった部分に気づかされたのと同時に、あゆちゃんの言葉を元に、あゆちゃんから見える景色を私も少しでも見れるようになりたいと思いました。そしてそれを、ダンスという形に出来るように何度も踊りました。あゆちゃんと曲の解釈や理解をダンスを通して深められる時間がとても豊かに感じました。

何度も何度も踊りながら、少しずつ修正をしてもらって、スリーエイトという短い部分だけれどストーリーがあって、言葉のようなダンスが出来ました。
「できた――!」最後、あゆちゃんの大きな笑顔と、ハイタッチがとても嬉しかったです。たった、30分間という時間だったけれど、私にとってとても大切な時間になりました。
ダンスでも、話すということでも、生きるということでも、やはり何を伝えたいのかという目的意識と、それをどのように伝えるのかという、プランとイメージ、理想を持つことが大切なのだとも改めて感じました。まだ見ぬ誰かの力になれるためにも、次世代の社会をつくる側として、必須な考え方だし、それが当たり前のことなのだとも思います。
今の私は、難しく感じることが多いけれど、あるべき考え方、人としてあり方をお父さんお母さん、あゆちゃんから吸収していきながら、表現し、修正したり、伝えたりしていけることがありがたいです。


私は、プロのダンサーではないです。でも、こんな風に深く理解し理解されている関係のある仲間と、自分たちだからできる表現があるのだと思います。
コンサートで本当にその表現を、ベストを尽くしてできるように、コンサートまでの過程、お父さんお母さん、あゆちゃんと同じ方向をみて、皆とたくさんつながって、質高く面白がって向かっていこうと思います。
そして、それがコンサートの脚本の一部となり、私達の気持ちが蝶のように羽ばたき、まだ見ぬあなたの力に届きますように。
(あけみ)
*盛男おじいちゃん(有元盛男さん)は、なのはなファミリーの始まりの場所、山小屋のオーナーで、私たちに、農業をはじめ、たくさんのことを教えてくださった方です。
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わくわく! 今日の午後は種まき!!
話は少し前に戻るのですが、私は、今シスターをしている、ここのちゃんと、「いつか一緒に種まきしたいね!」という話をしていました。
まさかその夢が早速、叶いました。
もう、そのことも嬉しく、楽しみでルンルンで、いいとこ下畑にレッツGO!!

いいとこ下畑は大根です!!
今回は大根3弾の種まき! 大根の種まきは最後ということでした!
よーし! 種を置いていきます! 間隔は30センチ。大根は葉が茂り大きくなるため、幅を広めにとります。
大根ならではの大胆な種まき。凄く好きだなあと思います(笑)。
地道に少しくぼみをつけて、種を置いて、またくぼみをつけて種を置いて、という地道な作業でもあるけれど、それが凄く楽しくて、やっぱり種まきが好きだなあ、と思います。
そして、種置きが終わり、周りを見てみると、あれ! さっき種を置いていたところに、もう土ともみ殻がかかっている!! すごい。こうして種置きも覆土ももみ殻も同時におわるように、と人をみて動かしているリーダーさん、さくらちゃんが本当に凄いなあと思います。

よし! 最後は、不織布がけ! 不織布はしわをつけないできっれーーいにピーンと張るのが自分の理想です!! なので、ピーンと張れた時。すごく気持ちがすがすがしく、嬉しかったなあ、と思います。不織布がしわになってしまうと、株によって水の量などが違ってしまい、生育差が出てしまうという事もあるらしく、不織布掛けってすごく大事な工程だと思っています!
こうして一つひとつの作業に、なぜするか、という意味があるんだなという事を最近知り、それを知ることで作業の面白さがわかったりするなと思います。もっともっと畑を知って作業の意味を知って、畑を深く楽しみたいです!!
それに、いつか誰かに、なんでこの作業をするかなど、その理由を教える側になれるように、畑をもっと楽しんで伝える人になろう! そう思います。

大根の種まきが終わったら、次はー!
野畑の小松菜の種まき第2弾!
小松菜の種。先ほどの大根の種よりも小さいです。大きい種でまくときと、小さい種でまくときの楽しさ。同じ種まきだけれどもまた違う楽しさがあるなあと思います(笑)。
大きいのはわかりやすく、大胆という楽しさ。小さい種の細かく集中する楽しさ。
1つの種まきという作業でも種が違うだけでまた楽しさが違うのが嬉しいなあと思います。もっともっといろんな同じ作業でもいろんな楽しさを知れるようになります!
小松菜の種まきでは、向かい合わせでここのちゃんと一緒に種まきをさせてもらいました! もうすっごく嬉しかったです!!!
ここのちゃんの手つきが凄く綺麗かつ華麗で、本当に初めてですか!! って言ってしまうほどでした(笑)
夢が早速1つ叶いました(笑)
同じ種まきでも一緒に向かい合ってする人が変わるとまた雰囲気が変わるんだなと思い、あったかい気持ちでき胸がいっぱいになりました。

こうして、みんなで集中し1つの作業を達成する事。本当に楽しくて達成感があるなあと思います! もっともっと種まきの面白さ、畑の面白さを知って、次は自分も誰かに伝えられるようになりたい! そう思った今日の午後でした。
(かのん)
