「和訳を見て、感じたこと」 ほのか

10月16日

 お正月の書き初め、来年の抱負、熟語を何にしようかたまに考えることがあると、ゆきなちゃんに話したとき、「あ、わかる」という意外な返事がありました。
「でもさ、そう思うなら今やったらいい、っていう話だよね」
 確かに。
 ゆきなちゃんとの会話で、はっとさせられることが多いです。
 今朝の洗いではゆきなちゃんが、コンサートに向けて、洗いもコンサートモードにしていきたい、ということを話してくれました。具体的には、返事を大きな声でする、メジャートーンで話す、表情を作って、朝だから、ご飯食べた後です、みたいな無表情、とかではなくて、ウィンターコンサートを作る人が洗いをやったらこうなります、でやってほしい、ということでした。コンサートの音楽も流して、コンサートに向かう気持ちで洗いをするといつもより朝が清々しく感じました。

 夕方にここのちゃんとコーラス練習をしていると、ゆきなちゃんが隣にすっと来てくれて3人で練習しました。メゾソプラノの音程は中間で音が取りにくいかなと思うのですが最初の「Is this the real life」~からの部分を一緒に歌うことができました。
 スカラムーシュからの部分も、自分がやって覚えやすかった方法を伝えると、歌詞と音を合致させることもできて、すぐに言ったことを忠実に実行してくれるここのちゃんが優しいなと思いました。

 今日はあゆちゃんとみんなと、ボヘミアンラプソディのコーラス練習をしました。
 あゆちゃんのボーカルと一緒に「MAMA~I don’t wanna die」を歌う部分があるのですが、そこを今日合わせるとあゆちゃんが「すごい! 上手くなったんじゃない?」とメゾソプラノのみんなに話してくれました。
 私は喉の奥から声を出すことを最近意識していて、今までは変なこだわりがあって(アニメ声みたいな、口で出すような浅い軽い声が好きで、そう歌いたいと思っていた)けれど、それはコーラスでは通用しないのだと、ようやく納得しました。(恥ずかしながら)
 今はいかにオペラ歌手になりきるかで歌うことが楽しいです。
 あゆちゃんがオペラごっこをしていたという話に共感します。私もアルプスの少女ハイジのテーマソング、ヨーデルの歌(オペラではありませんが)を歌って遊ぶことが好きでした。みんなでオペラを意識すると、廊下からオペラの声があちこちから聞こえるようになり、みんなで一気にオペラ歌手になりました。
 あゆちゃんの和訳を見て、感じたこと。死にたくないし生きていたくもない、ただフェードアウトするみたいにすうっと消えたいだけだったのに、こんなところまで来てしまった。自分の本能までもを侮辱して、これでいはずがない、逃げ出したい、だけど自分を引っ張りあうみたいに気持ちがバラバラになってしまう。
 心当たりがあることがたくさんありました。けれどそれは摂食障害の人も、そうじゃない人にも共通して言えること、目に見えない辛さ、生きにくさのようなものが確かにこの世には存在しているんだな、ということがわかったようでした。