10月10日
今日は勝央音頭保存会の方と合同で、踊りの練習がありました。
古吉野での習慣練習では、ゆりかちゃんが指導してくれて、あゆちゃんが動きをそろえてくれて、かなり精度を上げることができました。ポンポンの高さをそろえるだけで見た目が美しくなったし、フォーメーションをきっちり決めることで雑然としてしまっていたものがまとまっている、と感じられるようになりました。「踊りが上手な人として、踊りに向き合う」という気持ちで、自分のできる最大の美しさで踊るように、と言ってもらって、どう踊るべきかがはっきりしました。
今日は初めて、当日踊る曲をすべて通しました。やっぱり、本番も50分間の演目というだけあって、通しをするととても長期戦に感じて、体力がいりました。でも、その中で元気をもらうのは、振り返ったときのまみちゃんの満面の笑み。なるちゃんのキレキレのダンス。みんなの存在、理想高く踊っている姿を見ると、こういうふうであらないと、と思わせてもらって、気持ちをよい方向に保つことができます。
指導してくださっているみか先生は、いつもみんなの困っていることを丁寧に聞いて、解決しようとしてくださいます。なのはなで練習して、みか先生に直していただいて、それを踏まえてなのはなでまた練習して……。その繰り返しで、毎週クオリティを高めていけている感じがして、保存会の方との合同練習が毎回とてもありがたいものでした。
うれしかったのは、隣で踊っている保存会のかたが、今日は顔を覚えてくださっていて、「そんなに笑顔で踊れたらいいわね」と笑いかけてくださったことです。そのあとも、当日の天気のこととか、たくさん話をしてくださいました。当たり前かもしれないけど、知らなかった人とコミュニケーションが次第にとれるようになることがすごくうれしく感じました。
あゆちゃんの、
「ほかの地域から勝央町に来てくださった人に、勝央町がこういう場所だ、ということを伝える手段の一つが保存会の踊りでもある。そのことを自覚して踊ることが大事」
と言っていただきました。そのことを胸に、しっかり正しいプライドをもって踊ります。
帰りの車、満月ではないけれど、月がすごくきれいに見えました。中秋の名月を見損ねたから、なおさら見られてよかったです。コンサートのホール入り期間、夜遅く帰ってきてみんなで星を見上げたことを思い出しました。冬の星空と同じように、秋の月が今日のことを思い出すきっかけになるのだろうな。
10月11日
今週は、ウォーキング部門ミシュラン調査がありました。誰が審査員か分からない。いつも見られている意識で、古吉野の廊下を歩く。かなりの緊張感で、気づいたら忘れてしまっていることもありました。でも習慣になったら早かった。お手本のような歩き方はまだまだできていないけど、意識を常にもつことができてきたからか、一つ星をもらえました! すごくうれしかったです。歩き方が、すべてだという話も聞きました。これからも、常に魅せる意識をもって、体も心も気を張って向かいます。
今回の音楽合宿は、お父さんのお誕生日会づくしです。練習期間は短いけれど、「お父さんの脚本の力になれるように、心からお祝いできるように、そんな気持ちで向かうことが一番大切」とあゆちゃんに言ってもらいました。できることを全力でやろう。でも、チームのみんなと向かう時間は、生みの苦しみはあれど、とても楽しい時間です。
かっこよすぎるダンスを解読してくれるのんちゃん。アイデアマンなみつきちゃん。演劇に味を出してくれるどれみちゃん。ユーモアを加えてくれるさとえちゃん……など。それぞれのメンバーに、それぞれのよさがたくさんあります。そのよさを存分に生かした台本ができました。ゼロから生み出すまで、形にするまではとても道のりが長いけど、そこから高めていくのが面白い。
また、金時祭りの現地場ミリにも行かせてもらいました。360度の角度から見られるという、今までに感じたことのないスケール感、緊張感。横だけではなく、奥行きの場ミリまで正確にしないと、抜けが表れてしまいました。一発で、決められた場所にたどり着くのは、みんな簡単そうにやっているのにすごく難しいです。人任せに、ついていこうとするから、イメージを強くもっていないから。自分の甘さが原因だな、と思います。いざ、ここ! というときに絶対に外さないように、本番の出演ぎりぎりまで、どう出たいか、どう踊りたいか、気持ちをつくろうと思います。
大好きなStop this flameをはじめ、なのはなの大切な曲がぎゅっとつまったステージ。最高の表現ができるように、精一杯頑張ります。
