「オープンキャンパスへ行って」 ゆうな

10月4日

 お父さんお母さん、今日うれしかったことがあります。
 今日、専門学校のオープンキャンパスに行かせてもらいました。なのはなから、行かせてもらいました。改めて、なのはなから行かせてもらうことが本当に、ありがたいなと感じました。
 前日に(急になってしまい、すみませんでした)、お母さん、ふみちゃん、つきちゃん、ななほちゃんに服装を見てもらって、制服やバック、靴をお借りしました。お母さん、つきちゃんふみちゃんが、「いいね! 似合ってるよ!」と言ってくださって、その言葉にすごく勇気をもらいました。「頑張っておいで。なのはなの子としてね」その言葉を胸に刻んで、今日を向かいました。
 正直緊張しました。なのはなの子として。これから続く子のためになる。なのはなの1人という自覚を強く持って。
 でも、その緊張を、学校の先生方は優しく受け止めてくださり、ものすごく真摯に対応してくださいました。
「笑顔が素敵ですね」
 その先生方の言葉に、心が温かくなりました。先生方が、「可愛い制服ですね。お二人一緒で。」と言ってくださって、その時、「なのはなファミリーから来ているんです」そう胸を張って言うことができました。お母さんから、昨日、「きっと、可愛いからどこの学校から来たのって聞かれるよ。なのはな学校から来ましたって。」と、おっしゃってくださっていて、その言葉通り、はっきりということができました。先生は「ああ! そうなんですね」と、笑顔で(知っているように見えました)受け止めてくださいました。ああ、なのはなの人ですって、胸を張って言えるのは、なのはなの今までの歴史、そして今があるからなんだなって。本当にありがたいなって感じます。

 学生さんたちもものすごく優しい方ばかりで、1対1で学校を案内してくださったり、質問できる雑談コーナーが設けられていて、そこでたくさんのことを教えてくださいました。学校に入ってからの勉強。日々の生活のこと。入試のことまで、知っている限り、教えていただくことができました。学生さんたちのお話を聞いていて、すごくいいな、と感じたことは、まず、先生との仲がものすごくいいこと。すごく雰囲気に活気があって、明るかったです。そして、チューター制というものが設けられていて、生徒3人につき、教師が1人付き、個人的に学業や実習のアドバイスをしてくださること。ものすごく手厚いと感じました。そして、テストも、1年生のうちはものすごく忙しくて、ずっとテストという感じらしいのですが、そのテストの仕方も、高校や中学の時みたいに、一気にすべての科目をテストする、というよりも、各科目の範囲が終わったらテスト、というように、ずっとテスト期間になってしまうこともあるみたいなのですが、そちらのほうが負担は少ないように感じます。前行っていた専門学校と比べるわけではないのですが、前行っていたところは、東京なので人数も多く、先生との距離ははなり遠くて、なかなか質問に行くことはできませんでしたし、チューター制というのもまるでありませんでした。そしてテストの仕方も、高校の時と同様、まとめて何十もの科目のテストをするという感じでした。より一層、津山中央看護学校に行きたい! という思いが強くなりました。

 秋桜祭も同時にやっていたので、それぞれのクラブの出しもの、バンドやダンスを披露してくださいました。本当に活気があって、みんな楽しそうでした。先生方まで、バンドメンバーに合わせて、踊って迎えてくださって、校長先生(女性でした)まで、一緒に迎えてくださいました。その気持ちが本当にうれしかったです。
 そのあとは、各教室を回って、出し物を見せていただきました。3年生の方たちが、手浴をしてくださいました! 実際に自分が、患者役で、桶に手を入れ、マッサージしながら、手を洗って下さって、すごく気持ちが良かったです。改めて看護師という仕事は、配慮のいる、気配りが必要で、狭い視野では働いていけないなと感じました。3年生のふるまいがすごく親切で、私もこのようになりたい! と思わせてもらいました。
 お化け屋敷や、お菓子のゲームなど、学生さんたちがものすごく明るい雰囲気で迎えてくださっていて、本当にうれしかったです。本当にすごく充実した1日でした。学校の雰囲気や全体層が知れて本当にうれしかったです。
 そして、なのはなから行かせていただくということ。確かに、緊張もあるけれど、それ以上に頑張ろうって思います。今日、先生方が温かく迎えてくださったのも、きっとなのはなの存在があるからだし、これからの、なのはなに続くように、頑張りたいって心から思いました。

 帰ってきて、お父さんお母さんが笑顔で、「お帰り、どうだった?」って言ってくださって、そういう空間にいられることが本当に幸せです。お父さんお母さんのもとで、学校に行けることがものすごく心強いです。なのはなの1人として、まっすぐな気持ちで学校に向かっていきたいです。
 すごく受かった後のような言葉になってしまいました。自分はかなりの国語音痴で、お父さんの買ってくださっていた、教材でさえ、かなりうっときます……。でも、ぜったいに、受かる! 気持ちを強く持って頑張っていきたいです。
 今日は、お父さんお母さん。ありがとうございました。そして、送迎をしてくださったよしえちゃん。衣装をそろえてくださったふみちゃんつきちゃんななほちゃん。本当になのはなのみんなの支えがあるからこそ、今があるなって感じます。私も、なのはなのためにできることを精一杯頑張りたいです。