10月5日
今日は、新しい形のOMTをさせてもらいました。二重の円形に並び、目の前の人と向き合います。内側の人は外側の人の良い所を相手に30秒間の間、伝えます。30秒という時間が本当にあっという間で、OMTなのにまるでスポーツをしているようでした。
相手の良い所を言っていると、気が付くことがありました。私は、「自分対みんな」という括りで、一人ひとりを正しく見るのではなく抽象的にとらえていたこと。信頼関係を作れていると思っていたけれど、実は浅いところしか見えていなくて、実際言葉にしようと思うと、すぐには出てこなかった時もあったこと。好きだなという感情も浅いところで手を打っていた相手がいたことが、正直自分でも衝撃的で、少しショックも感じましたが、自分の今の現状を分かることができ、改善していけることがありがたいなと思います。
それとは逆に、元々好きだなと思っていたけど、自分が思っていたよりも好きだったんだと気がついた時もありました。相手に伝えようと思った時、自然と涙が出てきて、(自分はこの人のことを思っていた以上に好きだったんだな)と気が付きました。
あけみちゃんに伝える時などにそう感じて、今日自分の気持ちに気が付いた人と、これから深く信頼関係を築いていけたら嬉しいなという気持ちが生まれたなと思います。
相手を一人ひとりと見ているのではなくて、「みんな」という大きなくくりにしていたから、相手との深いエピソードがなかったりするのだなと、人ときちんと向き合えていなかったことに気が付きました。もっと、一人ひとりを見て、評価して、関係を深くしていかなければなと思います。
逆に自分が褒めてもらう側になった時、受け入れてもらっているような、何かが凄く満たされ、深い安心を感じました。自分がダメだなと思っていること、上手くできなくてズドーンとなってしまうこともプラスの面で見てくれている人がいるんだなと知りました。自分では思ってもいなかった、プラスの面を見てもらっていることが本当にありがたいし、自分自身の評価とはまた違うことに気が付いたなと思います。
また、改めて、自分は深く理解されているなと思ったり、自分ではよく分かっていなかったところを好きといってくれる大好きな人がいてくれたりすることが凄く幸せだなと思います。
素敵と言ってもらったところを、伸ばして、本当にそんな自分になれるように、人にとって、一緒にいて気持ちが良くてプラスになる自分を作っていきたいです。
今日は、金時まつりのリハーサルがありました。最初は、みんなのパフォーマンスが見られるのが嬉しい! という気持ちで、完全にお客さんモードの受け身になってしまっていました。始まって少しした頃、ステップアップシートに「応援の人も本番のイメージをつけるための練習として一緒に体育館に来てください」と書かれてあったのをハッと思い出して、受け身の姿勢だったことを反省しました。
みんなが踊りやすいような、演奏しやすいようなお客さんでいたいです。真顔で怖い顔で見ていたら、きっとみんなは踊りにくいだろうし、明るい顔で、心の底から感じた感動を外にも出していたら、みんなは踊りやすくて、のびのびした気持ちになれるかなと思います。そんな空気を作れるように、他の見てくださる方たちも巻き込めるような、そんな観客でいたいです。女の子版、永禮さん。お母さん、応援組のみんなと話している時に、その言葉が出てきて、自分がどういう姿でいるべきなのかが、凄く明確になりました。永禮さんがいつも応援してくださっているように、私もみんなを応援します。
お母さんが言ってくださって、掛け声なども考えることになって、凄くわくわくしています。
あけみちゃんが『オ・ヴァイ』を踊っている時に、あけみちゃんが見ている景色が、私にも明確に見えた瞬間が何度もありました。あゆちゃんがよく教えてくれる、景色が見える、ということはこういうことなんだ、と鳥肌が立ち、その瞬間を見せてもらえた時間が凄くありがたくて嬉しかったです。
私は、鵜の羽フェスティバルで踊らせてもらう予定になっているので、その時、自分も理想通りに踊れるように、みんなと同じ気持ちでいながら、みんなからたくさん吸収して仕込みをしていきたいです。
