「気持ち次第、練習次第で」 ほのか

10月4日
 
 お父さんのお誕生日会が、あっという間に来週に迫ってきています。今日から本格的に準備の時間をいただくことができ、今日はよしみちゃんにダンスを教えてもらえて、なんと、私にとっては信じられませんが、振りを一通り踊れるようになったのです!!
 全ての振りを踊っているわけでは無いのですが、それにしても、2時間程度で踊れるようになったことは今までにない奇跡で、こんなことで喜びすぎかもしれないのですが、すごく驚いています。
 なぜなら、私はダンスが苦手だと思っていたし、どんなにゆっくりに速度を落としても、動画の中のダンサーがどんな動きをしているかわかるまで長く時間が掛かりすぎていたからです。だから自分の中では、どんなに努力したところで、どんなに個人練習したところで、私はいつも指摘されるし、うまくできない、ダメなヤツだと思ってきました。

 しかし、今日は違いました。理屈では考えないで、ダンス脳になる! というイメージを持って、よしみちゃんの動きをひたすら真似ている内に、体のほうが先に覚えてきたのです。
 自分でやっていながら、踊れているか踊れていないかもわからないくらい自然に振りが出て来るようになってきて、でもよく見たら踊れていて、今の段階でも他のメンバーと振りが揃っていました!
 感動……!!! 回転が多く、難易度も、今までやってきた中では低くないほうでしたが、すぐに踊れるようになったことが、本当に嬉しくて、夢みたいです。だから、ちょっと気を抜いたら夢から覚めてしまうみたいに振りが飛んでしまったり……なんてことがありそうでちょっぴり怖いです。
 今まで、個人練習とか、長時間ダンスを踊る、ということが、あまりできていなかったのですが、今日は違いました。気持ちに粘りが出てきて、やればやるほど体に染みついていって、ただただ楽しく、ハイになってどこまででも踊っていられそうでした。
 
 動画の中で、最初にさやねちゃんとちさとちゃんが踊っています。その振りをじっと見ると、さやねちゃんの振りの「ため」や力を抜くところ、入れるところがあって、上品で美しい笑顔、笑顔にも種類があるように見えて、腕、足を極力遠いところへ伸ばして大きく踊るところ、何度ループ再生しても、じっと見とれてしまうような技があるように見えて、ああ、こんな風に踊ったらいいんだな、と、感じることがたくさんありました。
 
 私も鏡を見て、動画の中のさやねちゃんの動きを思い出して踊りました。腕を大きく伸ばして大きく踊ること、胸を張って、体の隅々まで神経を張り巡らせて美しく見える動き、美しい形を自分の中にしっかりと持って、それを体現することで、人に感動を与える、美しいダンスができるのかなと思いました。私も普段の悪い姿勢を正して、「自分は一流のダンサーで、なのはなのダンサー、できる人!!」と思い込んで踊ってみると、同じ振りでも見え方も、みんなとの揃い方も違ってくるなと思いました。自分の中でしっかりと、美しい形、理想を持つことで、意思のある振りができるような気がしました。
 
 そう思うと、「ダンスが苦手」というのは思い込みで、気持ち次第、練習次第で変わることができるのかもしれないと思いました。それがすごく希望になって、明るい気持ちになり、ダンス練習に向かう気持ちが前よりうんと軽い物になったような気がします。
 
 ですがまだまだ、スタートラインです! まだまだ頼りないダンスです……もっともっと理想高く持って、練習して、実力も高く、身につけていきたいです。明日の音楽合宿も楽しみです。