10月1日のなのはな
毎週水曜日は、「バンド合わせの日」。
ウィンターコンサートに向けて、演奏曲を一つひとつ仕上げていきます。
今日は、その第1回目の合わせです。これまで、メンバーそれぞれが、楽譜の制作や練習を経てきて、今日も朝から、合わせに向けて自主練習に取り組みました。
私はマイクコーラスを担当します。今年は、曲によって最大4人がマイクコーラスを担当します。Queenの曲も多く、どのパートも難易度は高いですが気合を入れて練習に取り組んでいます。

メンバーは、よしえちゃん、つきちゃん、しなこちゃん、そして私。
仕事組のよしえちゃんとつきちゃんとは、仕事に行く前の朝の時間や、夜の時間を使って一緒に練習しています。一回一回の練習がどれだけ短くても本当に貴重で大切です。
「難しい!」と言いながらも、みんなでいい演奏を目指して歌う時間が嬉しくて、安心して大好きだなと思います。
今日の午前中は、しなこちゃんと2人で、今日合わせる5曲の練習。
普段なかなか細かく合わせられなかったニュアンスや、気になっていた箇所を詰めていいきました。
私はすぐに声が尖ってしまうのが癖だなと思います。コーラスらしい、透明感のある声、空間が広がるような楽器に少しでもなれるようにしたいです。
『Bohemian Rhapsody』ではコーラスの中でも主旋律が次々に移っていきます。
以前お父さんに見て頂いた時に、その移り変わりをきっちりと分かりながら歌わないと、平面的になってしまうことを教えてもらっていたので、役割をもう一度確認して、4人の割り振りを変えたり、声の質をメロディーごとに変えて練習しました。

午後、体育館のステージで、いよいよ合わせ!
今の自分の実力が一番よく分かるのが、この合わせの練習だなと思います。すごく緊張します。
1曲目はメインボーカルで歌わせてもらう、『Wake Up Romeo』。
ギターの裏拍で入るカッティングの気持ちいいイントロが、生演奏で始まると、「お~本物だ!」とわくわくしました。
ただ演奏してしまうと単調になりやすいこの曲を、あゆちゃんが、盛り上げ方や、どういう風に飾りをいれていくかを話してくれました。
1人で練習しているだけでは分からない感覚を、合わせる中でみんなで作っていきます。
原曲で軽々と歌う声が気持ちよくて、かっこいいなと思っているのに、いざ歌おうとするとなかなかそのように歌えないな……と思う箇所がいくつもあったのですが、あゆちゃんが、「口の前のほうで、こういうふうに歌うんだよ」「どの曲も口の奥のほうで歌っいるかもね」と、アドバイスや自分の癖を教えてもらうことで、ああ、こういうふうに歌ったらいいんだ! と分かったことも嬉しくて、これから練習していくのが楽しみになりました。

印象的だったのは『Don’t Try So Hard』でした。
一度目の合わせが終わったあと、あゆちゃんがこう言いました。
「ちょっと今の演奏はアグレッシブすぎるかな、尖りすぎている。これは“Don’t Try So Hard”だから、どこまでも守ってあげるような、高い音であっても包み込むような音にしないと。宇宙みたいな包容力で終わろう」
振り返ってみると、その時の私たちの演奏は、曲の山谷に合わせてくっきりと輪郭をつけた、気持ちいいくらいに尖った音でした。けれど、原曲の雰囲気や歌詞の内容を思い浮かべると、やはりニュアンスが違っていたのだと思います。

改めて、誰かの苦しさを包み込むような気持ちで演奏してみました。自然と音の角が取れて、全体の響きが柔らかくなるのを感じます。
「今のほうがいいね。丸くなりすぎてしまった部分もあるけれど、こっち寄りの演奏のほうがいいと思う」
あゆちゃんがそう言ってくれて、今の演奏のほうがすごく好きだったなと思いました。
いつも誰かのための音楽であることを忘れてはいけないし、練習の時だからこそ、届け方をしっかりと探していくのだなと思いました。

『Bohemian Rhapsody』『Pate Pate』『No More Hollywood Endings』と、どの曲も違うテイストの曲ですが、メンバーは同じなのにそれを再現していけるのが面白い!
ロック、ジャズ、バラード、タヒチアン、メタル……それぞれの曲の中に入り込み、みんなでその曲の景色を見て、演奏しました。
さやねちゃんが、「まるで旅をしているみたい」と言っていたのですが、本当にその言葉がぴったりだなと思います。
たった数時間のことだったけれど、合わせの練習が終わると、物語の後のような余韻が残りました。
出来ないことに挑戦したり、難しい! と思うことをやろうと思うのには気合がいるけれど、やっぱりみんなで一つの曲を作っていくのがとても面白くて楽しいなと思います。
また明日から、いい演奏に出来るように、一つひとつの音に気持ちを乗せて練習していきたいなと思います。
(まなか)


***
第1鉄塔畑につくと、本葉4枚ほどで定植したブロッコリーとキャベツが、3倍ほどに大きくなっていて、虫に負けまいと、野菜が持つ前向きな力で生きている姿が、本当に立派で、尊く思いました。

今日の午前中は、そんな逞しいブロッコリーとキャベツの虫対策と追肥、土寄せ。
前回の虫潰しの効果が絶大なのか、害虫は少なかったけれど、(絶対にこれ以上食べられてたまるものか)と、一株一株を守る気持ちで、丁寧に一枚一枚の葉の裏から生長点までくまなくチェックしました。

その後は追肥と土寄せ。
株の周りを両手山盛りいっぱいの牛肥でドーナツ状に囲います。定植時よりは大きくなったけれど、それでもまだ株は小さいので、根が張っているところに追肥をしました。
追肥をしてから、鍬で土をほぐし、手で土寄せをすることでサクサクと進み、がっちり、十分な土で土寄せをすることが出来ました。
手入れをしながら、今自分たちがやっている手入れで、野菜がまた一段と元気になること、大きく成長していってくれることを思うと、とても充実した気持ちになります。野菜を育てる時、大変なことはあるけれど、やっぱり、本当はとても楽しいものなんだよなあと思いました。

そして午後からは、秋冬野菜の主力野菜、大根の種まき。
実はというほどでもないですが、わたしは大根が大好きで、おでんの時は大根しか食べない子供でした。
そんなわたしにとっては、こっそりと、でもとっても楽しみにしていた大根の種まき。
さくらちゃんと多人数のみんなと一緒に、流れ作業で蒔いていく時間が、あっという間でした。

大根はいいとこ下畑で育てるので、前作のズッキーニを担当していてこの畑の土質を知るわたしとしては、ここはなのはなの畑の中でもかなり土質の良い畑で、土はフカフカでサラサラで、保水力、排水性には長けている方だと思います。
雨で少し固まってしまった土の表面を何人かの子がほぐしてから均してくれていて、そこに、株間30センチ、条間40センチの2粒蒔き、千鳥植で種を蒔いていきました。

今日は2品種を蒔きました。
土ほぐし・均し部隊、種置き部隊、覆土部隊、もみ殻部隊に分かれて、流れ作業。上手く流れなくなったら、その都度それぞれが違う部隊に入って、全体がちゃんと流れるように動く空気が、優しくて、大根も、そういう世界なら芽を出そうかな、と思ってくれそうです。

丁度5時10分前に作業終了!
今日は3畝と3スパンを種まきして、800株以上は蒔いたのかなと思うのですが、みんなで協力して、スムーズに種まきを終えることが出来ました。
これから続々と秋冬野菜が畑にやってきますが、野菜に気持を沿わせて、前向きな気持ちで野菜作りにみんなと向かっていきます!
(なつみ)
