9月20日
○お父さんお母さんと音楽練習
今日の午後に、お父さんお母さんに全体演奏やコーラス練習を見ていただけた時間が面白く、嬉しかったです。
全体演奏では、「自分の音を聞くのではなく全体の音をきく」と練習をしたときに、前から聞いていたお父さんとさとみちゃんが、「それぞれのパートが一つの音にきこえた」と教えてくださいました。
「うん、そうだね。自分の音はきいちゃダメなんだよね」
そうお父さんが納得していた言葉で、それは自分たちの人生にも繋がることだと思いました。
自分の音さがしをしてもだめで、本来あるべき全体の音、その中の自分のあるべき音をイメージして出すことが重要でした。
その後、
「うーん、いいこちゃんの綺麗で正しい演奏もいいけど、ここまで演奏できるようになったら一回、破綻させよう」
お父さんが少し、いたずらっぽく笑いながら提案をしてくださいました。
「間違えない、綺麗な演奏だけなのは面白くない」
(やっぱり、私達のお父さんだな)
と、なんだか嬉しかったです。実際に、破綻をさせようとパートの人と打ち合わせ、皆で演奏をしたときは、それぞれの歌う部分がのびのびと大きく出ていました。
「音が生きている」
お父さんお母さん、さとみちゃんも良かったといってくれました。
音が生きている。そうだよなと思いました。私も演奏していても、楽しかったです。
間違えないように、正しく、そんなのは面白くないです。音が生きているように、演奏できたように、私も生きてみたいと思いました。
コーラス練習では、ボヘミアンを練習しました。私は練習が少し遅れていたので、不安だったのですが、お父さんお母さんと練習しているのが面白かったです。まなかちゃんも喜んでくれていて、今までまなかちゃんたちがたくさん音を入れてくれたことも本当にありがたいことだと思いました。
ボヘミアンの練習では最初の私たちの声をきいて、お父さんが様々な練習を提案してくれました。(一音ずつ音をだして、のどを慣らしていく練習や、ビスミッラというところでは、こぶしをにぎり、両足は肩幅にひらき、上体を倒して床にむかって力むように声をだしたり……、本当にたくさんです。)次々に練習をしていくと、どんどんと自分たちの声量があがったり、出ないと思った高い音がでたり、出したい雰囲気に歌えたり、音が響いてきたり……、お父さんマジックがたくさんありました
どうやったらいい演奏になるか、考え、いろいろな方法をアイディアを出し、実践して、形にしていく、そんなクリエイティブな生き方が本当に面白いのだと改めて気づかされます。
何かの枠の中にはまるため、失敗しないように、生きるのは本当に苦しいだけです
生きることは、本当はとてもクリエイティブなことで、本当は誰も支配する人はいなくて、神様と二人連れの大変なことも含めての、面白い実験だったのだと思いました。
今日やったコーラスや楽器練習、感じた事、全部自分のものにしていきます。
○1馬力
75キロを、1秒間に1メートル動かす力……。それが、1馬力だそうです。
なのはなの私達だったら、1人で1馬力だせるかもしれないです。
稲刈り、大変だったら皆で手刈りもできます。
何かできることがあればやります。
いつもありがとうございます。
少し上の自分を演じながら生きる。リーダーをする前には気持ち悪くなるぐらい緊張することもあるけれど、利他的に生きられるように、まだ見ぬ誰かに役に立てるように、日々修行していきます。
