「魔法にかけられて」 ゆうは

9月20日

 お父さんの魔法でレベルアップ。
 音楽合宿第3弾が今日からスタートしました。
 今回は新たにウォーキング練習も始まります。
 私は初めてのウォーキング練習だったのですが、想像以上の難易度。
 体幹がなくてぐらついてしまったり、足を出すタイミングとリズムがずれてしまったり。
 歩くことひとつでも、美しい姿勢を保つのはこんなに大変なのかと驚きました。
 最後にみんなで並んで歩くとき、目の前を歩いてくれていた慣れているメンバーの姿がとても格好良くて、姿勢を意識するとすごく印象が変わるのだなと実感しました。
 初回の今日はまだ天地の差ですが、日ごろから意識したり沢山練習を重ねたりして、ステージ上で表現するときはもちろん、物の移動や出はけの時など常に見られている意識で美しく歩けるようになりたいです。

 その後は楽器練習。
 午前中はグループに分かれて、さとみちゃんが見てくれる練習時間をいただきました。
 少人数で合わせることでつながりや役割をより明確に理解することができました。
 また、こう演奏したら良くなるからこういう練習が必要、と練習の方針まで考えてくれたのでそれに基づいてパートで練習方法を確立していけたのが有難かったです。
 午後からはお父さんが全体演奏の合わせを見てくださいました。
 繰り返し聞いて指導していただき、良くなっていっているのが嬉しかったのですが最後の合わせで驚きの言葉が。
「いい子ちゃんで演奏していて面白くない。破綻させよう」
 破綻。
 丁寧に、きれいな演奏を目指していた私は少し混乱しました。
 けれどパートで相談して、強いところは音が割れるほどに、そして弱いところは蚊の鳴くような細さで吹く場所を確認しあって、思いっきり大胆に演奏してみました。
 すごく気持ちがいい。
 自分自身演奏していて楽しかったし、みんなと伸び伸び演奏できている感覚に手ごたえを感じられました。
 お父さんやさとみちゃんもすごくよかったといってくださいました。
 「破綻させる」その思いがけない一言でさらに演奏をよくしてくださるお父さんがすごかったです。

 その後には『ボヘミアン・ラプソティ』のコーラス練習もお父さんに見ていただけました。
 お父さんが少し指導をしてくださるたびに、みんなの質がぐんと高まっていきます。
 私は特に、一番高音のところが出せなくて、お父さんに指摘していただいたときも内心、「犯人は私です」と申し訳ない気持ちになっていたのですが、少しずつ音を高くしていくことを教えていただいて、完全ではないけれど音を近づけることができました。
 この変化に自分でもびっくり。
 もっともっと練習して、本番ではしっかり音を当てられるようにしたいです。
 楽器演奏もコーラスも、お父さんの一言でどんどん良くしていくことができました。
 お父さんの言葉はまるで魔法のよう。
 みんなを成功に導き、良い人生にはばたくチャンスをくださる素敵な魔法。
 そんな魔法にかけられて家族みんなと笑顔でウィンターコンサート迎えられるよう努力していきたいです。