9月13日
農業の一大イベント稲刈りが、今日なのはなで行われました! 今日は、いつもお父さんやあゆちゃんがしてくださっている機械刈りではなく、手刈りです!
稲に囲まれ、凄く癒された気持ちや豊かな気持ちを感じるこの行事が本当に大好きだなと思います。
朝早くから永禮さんが来てくださっていたり、大家族みんなで手刈りをさせてもらえたことがとても嬉しかったです。
朝食の席で、あゆちゃんが、
「雨で田んぼのコンディションが悪く、今回の手刈りは凄く大変かもしれない」
と言っていました。雨も、どかっと降ったり、晴れた日があまりなかったりと、機械刈りでも凄く時間がかかるほどだから、手刈りも大変なのだろうなと思いましたが、あゆちゃん達がずっと見てくださっていた稲を、みんなで手刈りさせてもらえることがありがたくて、大変だったとしても楽しんで、思いっきり働いて稲刈りをしよう、と思いました。
田んぼに着くと、黄色になり、穂が垂れ下がった稲が田んぼ一面に広がっていました。スズメが来たというトラブルもあったと思うのですが、綺麗な稲が凄くて、あゆちゃん達が毎日見てくださっていたから、稲刈りができて、お米ができるのだよなと思い、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
さっそく手刈りスタート。カマで刈る役割をさせてもらいました。最初は、カマの使い方を思い出す時間があってしまったのですが、刈り進んでいくと、刈り方を思い出してきて、次から次へとザクザク刈っていきました。隣のゆうはちゃん達と、刈っているところが凹凸なく、綺麗に一列になるように協力しながら刈っていった時間が嬉しかったです。
刈っている時のザクザクという音や、1,2,3,4とテンポよく刈って束にしていくのが本当に心地よくて、楽しくて、夢中になって稲を刈っていきました。
さっきスタートしたはずなのに、体感的には2,3分くらいの一瞬で、素早く刈り進めていったことが本当に楽しかったです。
途中で、お母さんが写真を撮りに来てくださったり、「早いね、いい連携が取れているね」と声をかけてくださったりしたのが嬉しかったなと思います。
あゆちゃんのお話を聞いていたので、どろんこ運動会のような足元の中で、稲刈りをする想像をしていたのですが、想像より足元がずっとしっかりしていて、大変さを感じることなく、ずっと楽しかったです。田んぼが渇いていた時と、やり方は変わっていましたが、どちらの方法もとても楽しいなと思いました。
お父さんと、お母さんがいてくださる中の稲刈りが幸せでした。
今の時代、こんなに大家族で手刈りをするところはないだろうなと思い、こうして家族で手刈りをさせてもらえることがありがたいことだなと思いました。昔の人は同じようにして、機械無しで、稲刈りをしていたんだよなと思い、昔の人と同じように手刈りをして、それをはぜ干しして、全部人の手でやるという昔からの日本の伝統行事を途絶えさせることなく、次の世代にも繋げていっていることが本当に尊いことだなと思います。
最後に少し結びもさせてもらいました。去年もさせてもらっていたのですが、うろ覚えで自信がなく、今回は刈るのがメインになったのですが、次は自信を持って、結べます! と言えるように、今日のことを積み重ねていたいです。
刈っている時に、赤とんぼがやってきていたり、刈った後を振り返ったり、稲に囲まれている時の光景が本当に絵本や写真の中のようで、とても幸せを感じました。
ラストスパートになってきて、干すのも終盤、気持ちは元気だけど、身体がへとへと。そんな時に、相川さんが帰ってきてくださって、私もみんなも元気がフルチャージ! 相川さんは裸足で田んぼに入ってくださって、ばけつリレーを一緒にしてくださいました。テンポよく、渡していくのがとても楽しかったです。
大家族での手刈りが本当に幸せな時間でした!
