「理想の音を持って」 すにた

9月10日

 今朝は昨日に引き続きマクワウリの収穫に入らせてもらいました。
 野畑のマクワウリはもう終盤かな? と思っていたのですが、少しずつ気温も過ごしやすく、涼しくなっていき、マクワウリ自体も日陰になったからか、また新しい実がぽろぽろつき始めている様子も見られました。
 やはり植物の生命力は本当にすごいんだなと思いうれしくなりました。
 それと同時に、野良畑に植わっているマクワウリ!
 野良マクワウリは、本来育てるために畝を立てて手入れをした畑以外に、おまけで“育ったらいいな~”という気持ちで、畝はなし。定植だけしてあとは雨に任せた! その畑が……。
 追肥もしていなかったのですが、花が咲いて実がついて……!
 昨日はやまもり3コンテナもマクワウリが取れました!!
 食卓に出ているマクワウリも、どれが手入れしている畑のマクワで、どれが野良なのか、わからないくらいに甘く甘くおいしくなっていました!!

 今日は一日ぽつぽつ雨が降っていたので、コーラス、楽器練習の時間をもらえてすごくうれしかったです!

 楽器練習では、気づいたら半日同じフレーズを練習していました。
 スラーの部分でセカンドパートは“ソラシラシドシーレミファミファソー”というので、音自体は出すのは難しくはないのですが……。
 音の強弱が0~5あるとして、“ソラ(2)シラ(0.5)シ(0.8)ド(1)シ(2)”という風に強弱をつけ、なおかつ、最後の“シ”の音は、スーと透き通るような音で徐々にクレッシェンドしていき、スーーっと音がきれいに消えていくように吹くという感じです。
 それをなつみちゃんが見本を聞かせてくれました。
 その音を聞いたとき、平たんに今までふいてしまっていた自分のメロディーとは、もうランクが違って、同じフレ-ズなの!? というくらい美しかったです。
 このフレーズをどんな風に聞かせたいか、それをちゃんと具体的にもっていないと、吹けないということをすごく感じました。
 トランペットでこんな素敵な音というか透き通るような音が出せることに驚き、もっともっとトランペットの音に理想を強く持たないといけないなと思わせてもらいました。

 そして、1音1音吹いて強弱をつけて細かく分解して吹きました。

 思った以上に、小さくて芯のある細い音を出すのは難しいなと感じたのですが、なつみちゃんの吹く姿や音を聞かせてもらい、少しずつですが、分かってきて、吹けた時間がとても楽しかったです。

 皆と同じ音をきっちり出せるようにこれからも練習を頑張ります。