9月10日のなのはな

9月9日に稲刈りされたもち米が、ただいま水分値17%前後になっています。張り込みをしたときは32%あり、15%まで乾燥させ、籾摺りになります。
張り込みをしたとき、刈ったばかりの籾を手に取ると、籾殻まで透明感があり、ぷっくりとしていました。甘い香りがうるち米とは一段違います。小さいアリが、甘い香りがするぞ! と、落ちた数粒の籾に寄ってくる甘さで、うるち米の籾がこぼれていても見られないことです。


張り込みされて、乾燥機のコンテナ内に納まった籾たちは、一定量ずつ降りていき、コンテナの一番下にくると、熱風に当たります。熱風と言っても急激に乾燥させると胴割れの原因などになるので、40度前後で、籾にとっては温かい空気が吹き抜けていく、という感じなのでしょうか。さらに下に落ちて、スクリューコンベアで移動した先にはバケットが待っていて、そのバケットに乗って昇降機で一番上まで上がり、籾の山の一番上に着地します。そしてまた降りていき、熱風に当たるということを繰り返して乾燥していきます。
籾摺り機倉庫から古吉野の校舎の方まで聞こえてくる、機械内で規則的に運ばれている、籾のシャラシャラという乾いた音が好きだなと思います。


水分値21%、数粒籾摺りをすると中の玄米はまだしっとりしていて、柔らかいなと思いました。
水分値17%、乾燥が進み玄米がしっかりしてきて、籾殻と離れやすくなってきました。水分値が18%くらいになったときに一度乾燥を休止して二段乾燥にすることで、水分ムラがなくなって、胴割れしにくくなったり、しっかりとハゼた白いもち米になるそうです。


そろそろ乾燥を休止してから5時間が経つので、水分値15%までもっていく二段階目の乾燥をスタートしようと思います。順調に乾燥が進み、明日の籾摺りでは、純白のもち米に会えたらいいなと思います。
(さくら)
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雨が降り出し、室内でコンサートに向け、楽器練習です!!
私は大正琴を担当します♪ 今回私はベース大正琴をさせてもらいます!!!
楽器の長さは、、びっくり110センチで弦は1本です!!!
パートリーダーさんの、まりのちゃんが大正琴に入られて一回も使ったのを見たことがないという、レアな大正琴を使わせてもらっています!!
練習時間が楽しく、楽器、曲(オペラ座の怪人)や、一緒に楽器練習をしているまりのちゃんの事もさらに好きになっていくなあと思います(笑)

よし、話は今日の音楽練習になります!
今日はパーカッションの方と一緒に合同練習をさせてもらいました!
メンバーは、ちあきちゃん、ゆりちゃんのシンバル。うたなちゃんの鉄筋、いよちゃんのトライアングル、そしてまりのちゃんと私の大正琴です!!
最初は各自練習をさせてもらい、時間を決め合同練習をする! という練習方法でした。
よーし! 合同練習まで頑張るぞ!! と気合満々です!!

今日は、以前お父さんが教えてくださったピックの持ち方や弾き方が変わった所を意識し弾きました!!
形では一応、最低限はひけるようになったものの、何か足りない。うーん。
それに、まだまだもっともっとレベル高くできる!!
横で弾いているまりのちゃんの大正琴の音。私もこういう風にキレキレ弾きたい!!
大正琴の、楽器を活かした最高な音をひきたい!!そんな気持ちで胸がいっぱいになりました。よーし練習頑張るぞ!!と練習を進めさせてもらっていました。

気付いたら時間になっていて、かにちゃんが見てくださりパーカッションの人たちと合わせです!!
客観的に見たらどうなっているのかそれをかにちゃんが教えてくださり本当に嬉しくありがたかったです。
大正琴はテンポよりも早くしがちなこと、あるところの音を伸ばすと事では次の人につなげるようになどなどそういうことを教えてくだりました。
そう修正した方がいい点をおしえてくださり、さらに良くできたり改善できる時間!その時間が本当に楽しいです。やっぱり進化し、さらに良くなることが本当に楽しいよなーと思います。

そして今回の楽器練習で特に印象に残っている事があります。
かにちゃんが、
「楽器は弾けているけど短調だったり平常心。オペラ座の「怪人」だから平常人じゃなくておどろおどろしいフンイキをだす。オペラ座怪人になり、脅してるつもりでひく! 間違わないようにとかつまんない」
そう教えてくれました。そのかにちゃんの言葉が胸にジーンとしみました。

私はただ楽譜上で弾いていただけで、気持ちを込めたり、かにちゃんがこれも教えてくださったのですが、曲を好きになる。そのことを抜けていました。何か足りない。それは気持ちだったという事に気付きました。
かにちゃんの話を聞かせてもらいもう1度楽器を合わせると、楽器の弾きやすさや、感じ方それが変わりました!! ただただ楽譜上で弾くだけではなく気持ちも大事。そのことを感じました。

コンサートに向け、これからもっともっと曲に気持ちを入れていきます!
そして、楽器練習を通し、今回のビックバンドの演奏曲を自分やみんなの最高なものにできるようにと、さらにレベルアップされた自分たちになれるように。コンサートに向かいます!!
(かのん)
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今日の夜は金時太鼓の練習に行かせてもらいました。
太鼓に行き始めてから、約2か月半が立ち、たくさん、成長できたことがあります。まず、大きく変わったことは体力がついたこと。
初めて太鼓に行った日、帰ってきてから、そして次の日、その3日間くらいは足がうまく動かないくらいに筋肉痛でした。初めの筋トレ。2往復半の道のりがものすごく遠くに感じて、足がプルプルして持たない!!でも、今は、あっという間に感じます。確かにきついと感じるけれど、それよりも楽しい、という気持ちのほうが勝って。太鼓メンバーのみんなと一緒に「1,2,3!!」と声をかけながら、進んでいくのがすごく気持ちが良くて楽しいです。かなり初めはきつかった筋トレも今は、気持ちよくみんなと一緒に進めていけているのがすごくうれしくて。
太鼓に行かせてもらってから、何日かは竹内さんやかにちゃんが太鼓のフォームを見て下さって叩き方を丁寧に教えてくださいました。

そして大太鼓。自分はまだまだ太鼓をうまく叩くことができないのですが、大太鼓やってみたら、と竹内さんが言ってくださって、初挑戦。腕をずっと上にあげているのでかなり腕の筋肉がいります。正直、まだまだ良いフォームで叩けていないし、途中で疲れてきて手の高さが下がっていってしまうことがあるのですが、日に日に、疲れ度合いが減っていっているように感じます。まだ、竹内さんが見本で見せてくださるような大太鼓まで程遠い道なのですが、絶対にうまく叩けるようになりたい!!

今日は初めに、「なぎおろし」「あうん」「わかば」「風の舞」をみんなで合わせました。私はまだ、風の舞しか、叩けなくて、主に見ていたのですが。ああ、やっぱりすごいな。遊びじゃない。本気だ。と感じます。

みんなの目線。表情。フォーム。すべてがかっこいい。かっこよくて、生き生きしていて、何か吸い込まれそうな迫力がある。心が奪われるかのようにじっと見てしまいます。私もそういう風に、だれかを魅了できるくらいにまでなりたい!そう強く感じました。

風の舞は自分も大太鼓で叩けせてもらったのですが、まだあやふやな頭の楽譜。自信のない、よわーい音でかっこ悪い!!くやしい!!もっともっと!!練習します……!!

そして雷神の宴。この曲は今いるメンバーで、冬のコンサートに出るために練習をしています。私はあけみちゃんと一緒に大太鼓。コンサートで大太鼓……。それを考えるだけで冷や汗が出てくる。あけみちゃんにたくさん、楽譜の読み方を教えてもらい、「たった、うんうん、たった、たった」と一緒に歌いながら練習をしてくれて。あけみちゃんが支えてくれたから今ここまで叩くことができているなと感じます。

まだまだうまく叩けないフレーズはあるのですが、太鼓に行くたびに新しく叩けるようになるフレーズが増えていっていて、それが本当にうれしいです。今日は「タタカカタカッタうんタ」というフレーズが叩けるようになった!やった!

ウィンターコンサートで自分が太鼓メンバーの一員として出る、ということ。
憧れの太鼓をみんなと一緒にたたけるのはうれしいけれど、ものすごい大きい不安と緊張があって。それでも自分は、太鼓に本気で向き合っていきたいです。

チャラチャラして、軽くて、へらへらした人。そういう自分がかぶってきたものを払いとばして、症状を払いとばして、まじめに、まっすぐに強く、意思のある人間になりたい。
太鼓を思いっきり強く叩けるくらい、成長したい。
なのはなの太鼓を初めて見たときに、涙が出た、その感情を誰かに抱かせることができるような、人になりたい。そう強く感じます。コンサートに向かって、頑張るぞ!!
(ゆうな)
