なのはな縁日2025 感想文

夏らしい暑い日が続く中、古吉野では縁日に向けての準備でにぎわい始めました。
縁日はなのはなに来た頃に色々聞かせてもらったイベントの中で特に楽しみにしていたもので、縁日に向けて活気ある空気間に心が弾みました。
私は桃作業で中々準備に参加できなかったのですが、1週間前くらいからは収量が落ち着いていたのと、縁日を楽しめるようにと、さくらちゃんが考慮してくれて、縁日準備の時間に参加できて嬉しかったです。
初めて準備した時にはすでに大まかな世界観が出来上がっていて、これまで着々と進めてくれていた輪投げメンバーのみんなが有難かったです。
リーダーのゆうなちゃんがしっかりとした理想をもって指示をしてくれるおかげで、私も同じ志で良いものを作っていこうと身を引き締めることができました。
2日前からは相川さんも帰ってきて縁日準備に参加してくださいました。
嬉しいことに相川さんも輪投げチームの一員として参加してくださいました。
制作物を作ってくださったり、困ったハプニングに対応してくださったり。
相川さんがいてくださったおかげで、さらに素敵なゲームにしていくことができました。
来てくれた人を笑顔にしたい。
そんな一つの目標にみんなで向かっていけた時間が楽しくて嬉しかったです。
できる限りをつくし縁日前夜祭の日を迎えました。
山小屋に着いたらまずは輪投げブースのセッティング。
キャンプ以来の山小屋で、大自然に囲まれた癒しある山の素敵さを再確認できました。
準備の時間、相川さんもずっといてくださって、レイアウトをいろいろ考えてくださり、どんどん世界観が作られていきます。
みんなで実際に山の中で飾りをつけてみて、さらに工夫を重ね、可愛い小物沢山のにぎやかなブースに仕上げることができました。
みんなで準備したものが多くの人に楽しんでもらえると思うとすごくわくわくするし、有難いことだなと感じました。
一通りセッティングも終わり、太陽が傾き始めると、人ならざる怪しい存在が活動を始める時間。
そう、肝試しの時間です。
前々から本気で怖がっているなのはなのみんなと、生き生きと準備を進める肝試しチームに恐怖を感じていたのですが、ついにこの時が来てしまいました。
事前に回るメンバー割と時間が発表されていました。
ゆうなちゃん、ななほちゃんとトリオでした。
恐怖に強い人が1人もいない。
しかもゲストの方たち1ペアを除いて一番最後。
思わず3人で「なんでなのー?」と嘆き叫んでしまいました。
まずはお父さんが聞かせてくださる怪談話から。
内容はもちろんのこと、お父さんの話される恐怖を感じさせる口調に身の毛がよだちます。
怪談話が終わり、リビングで震えながら自分たちの番を待っていると当然明かりが消え真っ暗闇に。
驚きと怖さにみんなの叫び声が上がりました。
ブレーカーが落ちてしまったとのことでしたが、演出かと思わされるようなまさかのタイミングに驚きです。
最後で時間もあるのでリビングを出て輪投げブースに向かったのですか、なぜかここだけ蛍光灯の明かりがチカチカしていました。
怪奇現象のようなことが次から次へと起こり、本物の幽霊の存在を感じさせられる不安が。
刻一刻と近づく肝試しの時間。
山の中から聞こえてくる沢山の悲鳴。
それを聞くだけでもう足が震えてきました。
私たちの番が来るともう緊張でいっぱい。
ゆうなちゃんとななほちゃんとお札のことや並び順などを押し付け合うようにじゃんけんで決めて準備を整えました。
3人とも本当に怖いのです。
山の中から私たちを呼ぶ声がして、3人で覚悟を決めて足を踏み入れました。
もう本当に怖い。
お父さんの怪談話に沿ったストーリー性のある空間で、その場にいるだけでも足がすくみます。
3人で身を寄せ合って叫びながらなんとか前に進んでいきました。
そんなところ怖くて行けない! と思うような場所にお札があったり、予想外の場所からお化けが出てきたり。
山の中を叫んで走って逃げ回りました。
肝試しなのに全然涼しくならない。
むしろ暑くて汗びっしょり。
脅かす方も脅かされる方も全力です。
お互いに励ましあい、何とか打ち合わせ通りにお札をゲットすることができました。
ものすごく怖くて、出口にたどり着いたときには安心して涙が出てきてしまいました。
肝試しの最中はただただ怖くて泣きだしそうだったのに、終わってみると不思議と楽しい記憶になっていました。
恐怖が後を引きずらない肝試しになったのは、おじいちゃんの山であり、なのはなのみんなが作ってくれた肝試しだったからなのだと思います。
沢山叫んでしっかり腕を組んで身を寄せ合って。
最初は少し不安だったけれどななほちゃんとゆうなちゃんと回れて嬉しかったです。
肝試しが全組終了した後の肝試しチームの表情はみんな輝いていて素敵でした
多くの時間をかけて、計画を練って、楽しい夜を用意してくれた肝試しチームのみんなにも感謝でいっぱいです。
肝試しを楽しんだ翌日はとうとう縁日当日。
桃作業がありフルで準備に参加できたわけではないけれど、輪投げチームのみんなで良いものにできるよう協力し合えた時間が楽しくて、その成果を発揮するべく気合十分。
遊びを楽しむのはもちろんのこと、人を楽しませるために準備してきたことがうまくいくかを目の当たりできるということもあって少し緊張もありました。
きちんと決めた役割を全うし、心を使って対応して、遊びに来てくれた人が笑顔でいてくれる楽しいブースにしたい。
そんな思いを持ちつつ山小屋へ出発しました。
その道中では、過去の縁日の話を聞かせてもらったりしてさらにわくわくした気持ちに。
到着したらまずはお昼ご飯。
台所さんがサンドイッチとゆで卵とバナナを用意してくださいました。
外でみんなと食べるサンドイッチはまるでピクニックに来たかのような特別感があって嬉しかったです。
桃ジャムも品種によって味が違うと聞かせてもらったのですが、このサンドイッチの桃ジャムが特に美味しく感じて、隣にいたあけみちゃんと「このジャムすごく美味しいね!」と盛り上がりました。
縁日準備がある忙しい中おいしい食事を用意してくださる台所さんには毎度感謝でいっぱいです。
美味しいご飯でパワーをチャージしたら縁日に向けて最終調整。
飾りつけを確認して、浴衣での接客を考え整地をして。
どんどん出来上がっていくのを見て自然と気持ちも高まります。
予行演習の際には相川さんがお客さん役もしてくださりました。
その中での気づきを共有してくださり、調整していくことができました。
沢山の手を貸してくださり、知恵をくださり、より良いものへ進化させていくことができたことが本当にありがたくて、相川さんという心強い方が輪投げチームの一員でいてくださって嬉しかったです。
会場の準備が済むと今度は自分の支度。
事前にお父さん、お母さんが選んでくださった浴衣に着替えてあゆちゃんにヘアセットをしていただきました。
浴衣は本当にそれぞれどの子にもピッタリの色合い、柄でみんなのことをしっかりとわかってくださっているお2人は改めてすごいなと感じました。
あゆちゃんのヘアセットも、それぞれの雰囲気や浴衣に合わせていろんなバリエーションで仕上げられていて、アイデア力、技術力に驚きます。
私は黒地にさりげない花柄の浴衣とあわい黄色い帯で、頭にはかんざし2本と白い花の髪飾りをつけていただきました。
浴衣を着てきれいに整えていただけて、気持ちもぐっと引き締まります。
周りを見ても品をまとった美しい子たちであふれています。
今までお祭りイベントの応援の際などで有難いことに何度か浴衣を着させていただけましたが、今回はなのはな全員で浴衣を着ることができてそれがすごく嬉しかったです。
おじいちゃんの山に華が増したように感じられました。
あともう少しで開会。
櫓も完成され提灯も並び、徐々にお祭り会場も整う中、わくわくしながら外で待機していると、たけちゃんが駆けつけてくれて、
「はい、これまだもらってないでしょ」
と何か手渡してくれました。
見るとアイスクリームで、まだお祭り始まってないけどもういいの? 早くないか? と思ったりもしたのですが、たけちゃんのやさしさにほっこりしました。
アイスクリームをみんなに笑顔で配ってくれていて、みんなが喜ぶのが嬉しい! と心の底から想ってくれていることが伝わって、そんなたけちゃんが大好きだなと改めて感じました。
たけちゃんの笑顔付きのひんやり冷たいアイスはとても美味しかったです。
ゲストの方も続々と山小屋に登ってきてくださいました。
マービンさん、松本さん、藤井先生、永禮さん、寧くん、おーちゃん、卒業生とそのご家族。
沢山の方が訪れてくださっていて、なのはなの輪がどんどん広がっていくのを実感して、すごいことだなと嬉しくなりました。
16時30分となり、お父さんのお言葉と共にいよいよ縁日開会。
パスポートとうちわを受け取りまずは全員でお母さんのお面屋さんからスタートです。
素敵なお面がずらりと一面に並んでいて、どれが当たるかドキドキしながらくじを引きました。
カラフルで可愛いお面をゲットしたら山を登って輪投げブースへ。
輪投げチームは前半、後半に分け交代で店番をすることになり、私は前半にのんちゃん、えっちゃんと店番をさせてもらいました。
準備を整えはりきって待っていると最初のお客さんにしなこちゃんが遊びに来てくれました。
何度も読み返し練習した台本をもとに、にぎやかな飾りつけに合った明るい雰囲気を意識してお出迎え。
いざお客さんを前にするとほんとうに楽しんでもらえるかなと不安な気持ちがよぎったりもしました。
でも私1人で楽しませるわけではない。
一緒に店番をしてくれる2人がとても心強かったです。
進行してくれるのんちゃんは通る声ではっきりと、えっちゃんは役に入って愉快に、2人ともお客さんに気持ちを向けて接客している姿があり、私も、私が作り出すべき雰囲気を考え、その役割を全うする必要があると学びました。
しなこちゃんは最初にして最強のお客さんでした。
投げた輪は吸い込まれるようにして得点の棒へ。
最後のプレゼントボックスは1/25の確立の加点シールを引き当て。
44点という高得点をたたき出し、店番をしていた3人は驚きが隠せませんでした。
さすがしなこちゃん、普段の行いの良さが表れているね、神様が見ているんだね。そんな会話が飛び交いました。
しなこちゃんは説明もしっかり耳を傾けて聞いてくれて、説明通りの理想の遊び方をしてくれていて、最初のお客さんがしなこちゃんでよかったと思えました。
終始笑顔で、最後には「楽しかった~」と手を振りながら次に向かっていってくれる姿がとても嬉しかったです。

その後は有難いことに大繁盛。
次から次へ途切れることなくお客さんが遊びに来てくれ、必死で接客しました。
実際のお客さん相手にはやっぱり練習通りにはいきません。
説明とは違う予想外の動きをするお客さんもいて焦ることもありましたが、全体がスムーズに流れるよう頭と気持ちを使って対応していきます。
私は輪の回収も担当していて、あちらこちらに動き回るので途中スタミナ切れで少しぼーっとしてしまったのですが、即座にのんちゃんがカバーしてくれました。
お客さんを前に気を抜いてしまったことを反省するとともに、のんちゃんの全体を見る力や助けてくれるやさしさに感謝でいっぱいになりました。
輪が木の裏に飛んでしまうこともあり、浴衣での回収が困難なことが多々あったのでもう少し整地をしっかりできていればよかったなと少し後悔。
途中には寧くん、おーちゃん、マービンさんも遊びに来てくださいました。
このお三方がすごすぎました。
みなさん20点ごえの高得点を次々たたき出していてびっくり。
お母さんも来てくださって、「難しいね」とおっしゃりながらも笑顔で楽しんでくださっていて嬉しかったです。
店番の時間は2時間弱。
結構あるなと思っていたけれど必死で動き回っているとあっという間に過ぎていました。
予定通り上手く出来たこと、予定外で少し慌ててしまったこと、いろいろなことがありましたが、のんちゃんを中心にして臨機応変に対応していき滞りなく終えることができました。
遊びに来てくれたみんなが素敵な表情でゲームに挑戦してくれて、「楽しかった~」と言ってくれることが本当に嬉しかったし、私自身も楽しみながらお店番することができました。
全力で、やりがいをもって、どう楽しませるか学べる機会をいただけて有難いなと感じます。
そして後半は私たちが遊びを楽しむ番。
しゃべりながら動き続けて喉がカラカラになってしまったのでまずはお隣のくじ引きとジュース屋さんへ。
くじ引きでは全員分の景品を用意してくださっていて、ざ・お祭りという感じのおもちゃの並んだものや、タオルなどの実用性のあるちょっと豪華なものまであって見るだけでわくわくしました。
どれが当たっても嬉しい景品で子供心がくすぐられます。
ジュースはすももとうめの2種類。
どちらもすごく気になるのですが、私たちの前で飲み比べをしていたあゆちゃんとまなかちゃんのコメントを聞いてスモモをチョイス。
透き通った赤色がきれいなジュース。
甘いけれど少しビターでおしゃれな味がしました。
乾いたのどに炭酸のさっぱりした後味がすごくおいしかったです。
時刻は7時を回り日も暮れてきてお祭りの雰囲気も増していきました。
おなかがすいてきたので屋台を目指して山を下っていたのですが、やよいちゃんのかわいい呼び込みに吸い寄せられて射的ブースへ。
和のテイストで統一されていて、進行してくれるお店のみんなの言葉も作りこまれていて、世界観に引き込まれました。
トップバッターはのんちゃん。
構え方からすごくかっこよくて、狙いを定めて確実に打つ姿に憧れます。
そんな姿を頭に焼き付け私も射的初挑戦。
やってみると本当に難しかったのですが、コツを教えてもらい、両目と心で的を絞って打つと的を当てることができました。
3つの的を倒すことができて嬉しかったです。
お次はえっちゃん。
えっちゃんもすごかったです。
構えてから打つまでが一瞬。
迷いが一切ない姿がすごいなと思いました。

射的お楽しんだ後はペコペコのおなかを満足させるべく屋台ゾーンへ。
どれもおいしそうでどこからいこうか迷うのですが、まずは一番空腹を満たしてくれそうなりゅうさんのまぜ麺にしました。
出来たてを作ってくださり、熱々の美味しい面をいただくことができました。
汁がないのですごく食べやすいし、なにより味が最高に美味しい。
特に自家製チャーシューがとろとろで絶品でした。
その後はお父さんが揚げてくださっている姿を見て足が自然と唐揚げブースへ。
前々からお父さんのから揚げは本当に美味しいと聞いてすごく楽しみにしていました。
お父さんが笑顔で揚げたてを提供してくださって嬉しかったです。
手に持った瞬間から香ばしい香りが漂ってきます。
カリッジュワッ。
こんな表現がぴったりなくらい外はカリカリ、中は柔らかジューシーで、鰹節がアクセントの味のしみ込んだ唐揚げが本当に美味しかったです。
この唐揚げのためなら行列に並んででも食べたいと、本気でそう思うほどでした。
おなかを満たすと吹き矢ブースへ。
今までとは違い、上から吹き下ろす形になっていました。
みんなを楽しませられるよう新しい試みに挑む吹き矢チームの努力が伝わってきました。
射的と同じ順に楽しんだのですがここでもえっちゃんがすごかったです。
構えたと思ったらもう矢が飛んでいて、本当に早い。
しかもすべて命中。
えっちゃんの潔さ、勘の鋭さが素敵だなと感じました。
次はどこへと迷っていると永禮さんのほがらかな空気に招かれ、かき氷屋さんへ。
「いつも桃を頑張ってるからサービス」とたっぷり氷の乗ったかき氷を用意してくださいました。
私が桃メンバーだと覚えていてくださったこと、縁日に参加してくださること、みんなに沢山声をかけサービス精神旺盛なかき氷をくださること。
永禮さんのやさしさすべてが有難くて、冷たいかき氷を食べながらも心はほっこりしました。
おなかが満たされてくると再び遊びブースへ。
ヨーヨー釣りと金魚すくいに挑戦。
ヨーヨー釣りはキャンプの基地を活用しながらも全く新しい世界観が作り出されていてすごかったです。
金魚すくいはスーパーボールすくいが増えている近年、本物の金魚を用意してくださり、金魚すくいをさせてもらえるのが嬉しくてすごく楽しみな遊びのひとつでした。
実際やってみると難しくてうまくすくえなかったのですが貴重な体験をさせてもらえて嬉しかったです。
遊びをすべて回ったのですが、どこのブースも本当に隅々まで作りこまれた世界観があって、お店のみんなの表情も輝いていました。
みんなが本気で楽しませることを楽しみながら、自分の成長の糧にしているところがさすがなのはなだなと感じて、だからこそここまでクオリティの高い楽しいものになるのだなと痛感しました。
遊んだ後は、私がピーチ姫の一員となり桃作業を始めたころから、あったらいいのにとひそかに夢見ていた桃スムージーを飲みに行きました。
桃のすべてがギュッと詰まったスムージー。
美味しくないわけがありません。
あとから桃と水だけでできていると教えていただけたのですが、それが信じられないくらい甘くておいしくて、夢をかなえてくださったなっちゃんに感謝でいっぱいです。
桃100%の贅沢なスムージーが遊び疲れた身体に染み渡りました。
その後もお祭りを満喫しているといつの間にか最後の盆踊りの時間に。
みんなで輪になり櫓を囲んで踊ります。
マービンさんやおーちゃんも参加してくださり、日本の風物詩を一緒に体験させていただけて嬉しかったです。
私が知っている曲は2曲しかなかったのですが、見よう見まねでみんなと踊れて楽しかったです。
色とりどりの浴衣がそろって揺れ動くのがとてもきれいで、縁日の締めくくりにぴったりの光景でした。
これぞ日本の夏のお祭り。
時代が移り行く中で風情ある伝統的な経験をさせていただけることが本当に恵まれていて有難かったです。

誰かを楽しませられることの喜び、誰かに楽しませてもらえることの喜び、多くの人と交流させていただく喜び。
沢山の喜びを感じ、自分たちの計画を成功させるための考え方や動き方を学びました。
いつもとはまた違う、成長する機会をいただけて本当に有難かったです。
夢のような夏の素敵な思い出となる夜でした。
