「喜んでもらえて、嬉しい」 ゆず

8月18日

 一昨日のことになりますが、りゅうさんの大切な方とそのご家族がなのはなに来てくださり、畑などを見ていただいたりなのはなの昼食を一緒にいただくことができて、そして演奏を見ていただけたことが、とても嬉しかったです。

「誰かをおもてなしして、喜んでもらえて、嬉しい。そう感じた人は、自分には利他心があるんだ、利他心で生きていける部類の人間なんだと誇りを持っていい」
 お母さんが話してくださった言葉に、救われるような気持ちがしました。自分の利他心を疑ったり、染みついた利己心を苦しく思うことが日々の中で度々あります。けれどもう、利他心で生きていくんだと決めて、前を向いて生きるしかないのだと改めて思いました。自分の利他心を疑っている暇があるのなら、自分の変わらなければいけないところをしっかりと見て、変わっていく。落ち込んだり嘆いたりするのではなく、ひたすら前を向いて変わっていく。その土台があるのだと自分を信じる。そんなふうに改めて思えて、お母さんの言葉が嬉しかったです。

 みんなとステージに立ち、同じ気持ちでいるのを感じました。来てくださってほんとうに嬉しい。私たちの思いが届いてほしい。どうか受け取ってほしい。私たちはここにいて、こんな気持ちで日々を生きているんだ、未来にこう願っているのだと知ってほしい。そして、演奏を見てくださって涙している姿に、自分たちの思いが届き、しっかりと受け取っていただいてると感じました。気持ちが繋がっているのを感じる。お互いがお互いの気持ちを高め合っていくように、気持ちの密度が濃くなっていく。こんなふうな演奏をなのはなで何度か経験して、それはとても得難いもので、生きていくうえでこの経験を持つことはとても大切なことだと思いました。気持ちが届くというこの感覚を、しっかりと心に刻みたいと思いました。
 
 
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 土日があっという間に過ぎて、今日から月曜日でした。桃メンバーのみんなと過ごす時間が、ほんとうに大好きだなと思います。お互いが気持ちを向け合って、力を合わせて、明るさを持ち続けて、それぞれの出せる力を尽くしているこのチームに、いつも力をもらって、そしてその中で自分も少しでも力になりたいです。

 お父さん、お母さん。
 いつもほんとうにありがとうございます。