8月18日のなのはな

昔から、盆を過ぎれば涼しくなる、と言われていますが、まだまだ暑い日が続きます。午後の作業は暑い時間帯を避けて、16時から始まりました。それでもやはり暑い!
今日の作業は唐辛子と茄子の追肥。収穫期の茄子は1週間に1回追肥をしています。唐辛子はまだ収穫が始まっておらず、月に1回というところです。この追肥の作業を楽しみにしている人は結構多いのです。そういう私も実はこの作業が好きです。
16時、まずは唐辛子の畑に行きました。しばらく見ないうちに、緑の葉の間から真っ赤な唐辛子が見えたのがすごく嬉しくて、収穫して持って帰りたい気持ちになりました。



唐辛子の追肥をしたいのですが、畝間や株間の草が多く、まずは草取りから始まりました。三角ほうを使ってみんなで草を取っていきます。それだけで汗だくになります。まだまだ先は長いのに、こんなに早くへたばっていてはだめだ、と言い聞かせ、次は草回収に入ります。そしてようやく追肥です。いつもだと牛肥を積んだ軽トラを3往復する方法でやっています。ところが今日はエルフという大型のトラックに軽トラ3台分の牛肥を積んだものを、須原さんやまりのちゃんが用意してくれていたので、牛肥を取りに行くという作業がなくてとてもスムースに作業が進みました。

唐辛子の追肥があっという間に終わり、次は茄子の追肥です。朝、散水部隊のすにちゃんがたっぷり水をやってくれて、先日のテントウムシダマシ潰しや防除のおかげで、テントウムシダマシも見えず、茄子も少し元気を取り戻したようです。大きなエルフの上になつみちゃんとひろこちゃんが乗ってくれて、スコップでてみに牛肥を入れてくれます。私たちは下でてみを持って構え、なつみちゃんがそれに牛肥を山盛り入れてくれます。皆はそれを持って、走って行くのですが、私には走るだけのパワーはありません。

なつみちゃんは私のてみには山盛り入れず、少なめの量で「ハイ!」と言ってオッケーサインを出してくれます。その心遣いが優しいなぁと思います。「ありがとう!」と言い、私もみんなに続いて牛肥をまいていきます。牛肥をまきに行く人と、戻ってくる人がぶつからないように、一方通行でグルグルと回ります。皆の顔が笑顔で楽しそうで、威勢のいい掛け声が聞こえてきたり、笑いが聞こえてきたりします。やっぱり追肥は楽しいなぁと思います。体力のない頃はこの作業はただただきつい作業ですが、体力も少しはつき、暑さにも慣れてきた今、皆と一緒にやる気に燃えながらする追肥がとても楽しいです。多少きつくても、そのきつさも楽しめます。牛肥まみれ、汗まみれになって働けることが嬉しいです。

顔も牛肥まみれで鼻にまで牛肥が入ってしまいますが、みんなあまり気にせず作業を続けます。私は今日は目に入ってしまい、目を開けることができず、一度古吉野に戻り、目を洗ってから戻りました。戻ると、追肥は既に終わっていて、中耕も半分以上進んでいて、その速さに驚きました。私も遅れて中耕に入ったのですが、あっという間に終わりました。
中耕が終わったところから、かのんちゃんとそなちゃんが、酢の散布をしてくれました。
追肥、中耕、酢の散布という、この決まった作業も慣れてきて、誰も戸惑うことなく、スムーズに進んでいくようになりました。

最後に、4日前茄子の草取りをした時に出来なかった花壇の草取りをしました。やりたいやりたい、とずっと思っていた花壇の草取りができてとても嬉しかったです。ひまわりはもう終わりなのですが、ジニアはまだ咲いています。草に少し隠れてしまっていたジニアがはっきりと現れてああ、良かったなぁと思いました。草取りが好きで楽しいと思っている人は多いのですが、草取りが終わる頃、まなかちゃんの「もう終ってしまうのかぁ……」という台詞が面白くて可愛いなぁと思いました。今日のやりたかった作業が時間に余裕を持って全て終り、大きな達成感を感じられていい日だったなぁと思いました。
(のりこ)
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気温は35度を超え、晴れ続きの毎日です。心配だった雨もまとまった量が降り、ひと安心していたものの…。雨が上がれば、ふたたび猛暑が戻ってきました。
こうしちゃいられない! 散水部隊、出動だ!!
畑の水やりを専門に行っているチーム、それが、わたしたち散水部隊です。
夏、この暑さのなかで野菜が育っていくためには、水やりは絶対的に欠かせないものです。
ですが、もちろん、空から雨が降ってくれれば水やりの必要はない。わたしたち散水部隊は、お休み、ということになります。
散水部隊に入らせてもらってからのことを振り返ると、1日がものすごいスピードで進んでいき、終わっていったと感じます。
何週間も雨が降らなくて、毎日水やりをしていました。タンク車で水を汲んで補充をしたり、エンジンポンプを使って水やりをしたり…。できるだけすべての野菜に水やりができるようにと考えられたローテーションのもと、何枚もの畑の水やりを回っていきました。
分単位でのスケジュールでした。少しでも時間のロスをなくして水をたっぷりやりたい、その気持ち1本で、動いていました。
夕方になって古吉野に帰ったとき、やっと安心できるようでした。
正直、うまくいかないことばかりでした。苦しさも感じました。エンジンポンプに不調があったり、道具のセットに手間取ったり、そうやってスケジュールが狂ってしまうたびに、悔しかったです。何より、この暑さで乾いてしまった畑を十分に湿らせることができない、夏野菜に水を十分にやることができない。そのことがとても悔しくて、自分の無力さに苛立ったり、「もう水やりなんて!」と思ってしまう気持ちがありました。

ようやく雨が降ってくれたあの日、みんなで飛び跳ねながら中庭へと飛び出して、喜び合っていたけれど…。心の中には、サトイモ畑の光景がありました。その日は午後からサトイモ畑の水やりをする予定だったのですが、水やりはお休みになりました。「ああ、水やりしなくていいんだ」、ザーーッと降っている雨音を聞きながら、サトイモに思いをはせている自分が居る…。ああ、水やりがないことを、残念に思っている、水やりを恋しく感じている、わたしは水やりが好きだったんだな、と分かりました。

そして雨が上がって、散水部隊が再始動!
朝はピーマン、午後からはサトイモの水やり、というスケジュールが戻ってきました。ホースバンドを入れた散水部隊ポシェットを肩から下げて、畑へと出ていけることに、ワクワクしていました。
ピーマンの株が大きくなっている!
水やりをしていると、1株1株を見ていくことができます。株はもうわたしの顎~胸の高さくらいになっていて、実は鈴なりに着いていました。実に触れてみると、ピカピカと光っていて、嬉しかったです。
そして、やっぱり水やりって楽しい!! と感じました。数日前にみんなが追肥と中耕をしてくれていたので、畝がぐんぐん水を吸い込んでいきました。溢れて畝間に水が流れてしまうことなく、スーッと水が吸い込まれていくのを見ていると、嬉しくて気持ちがよかったです。

そして、サトイモも、大変貌を遂げている!
水が大好きなサトイモ、以前は下葉が茶色く枯れてしまっていたのですが、それが解消されていました。生まれ変わったように、綺麗な緑色の大きな葉っぱを広げて、上向きに伸びている姿が、嬉しかったです。
恵みの雨に助けられたんだね、良かった…。と嬉しく感じつつ、
「今度はわたしが雨を降らせなくては! 降らせるからね!」と気合が入りました。

水やりの途中、ホースの連結部分が外れてしまうアクシデントもありましたが、動じないぞ動じないぞ…。落ち着いて、時間内にサトイモに水をたっぷりやることを心がけました。
サトイモの葉が水をはじいて、雫がぷるんと動いているのを見るのが好きです。そして、やっぱり水やりが好きだ!

まだ暑い夏は続きそうだけれど、雨の降らない日はわたしたちが雨になる!
夏野菜を守る散水部隊として、最後まで全力で頑張っていきたいです!
(みつき)
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オーロラブラックの樹にかけていた袋の数も、気がつけばもうあと少し……。オーロラブラックの収穫が昨年までよりも半月ほど早く始まったときは、すごくびっくりしていましたが、収穫が始まると、あっという間でした。
房がなくなっていくオーロラブラックの樹を見て、寂しいなあと思っていたら、なんと、バトンタッチするかのように、次は古畑のシャインマスカットが熟れてきていて、こちらも例年の予定時期よりも半月ほど早い収穫です。寂しいなんて言ってられない! 私のブドウ熱はまだまだ続きます!

シャインマスカットが熟れてきているのを発見したのは昨日なのですが、ある事件が起きたことがきっかけでした。はい、またもやあやつがシャインマスカットの袋を破って、粒をつついていたのです。
被害を受けた房を見つけたときはかなりショックで、またチーン…….となりました。しかし、今回の鳥は、カラスではなく、おそらくヒヨドリ。つつかれ方が可愛らしくて……、でも許せない!!!!!
応急処置として、すぐに破れた袋を再度かけ直し、その上からタマネギネットをかけました。うたなちゃんが手伝ってくれて、とてもありがたかったです。

鳥の被害にはかなりショックでしたが、そのおかげで、シャインマスカットをしっかり見ることができ、袋の中をのぞいていたら......。え?! シャインマスカットも熟れている!!?
熟れているシャインマスカットに気がつくことができて、良かったなあと思いました。きっと神様が熟れているサインとして鳥につつかせたのだろうとポジティブに考えます!笑

そして、今日、念願のシャインマスカットの初収穫でした。私は、袋の底からちらっとブドウの熟れ具合を確かめる瞬間が大好きです。1本の樹に約130房ついているシャインマスカットの中から、収穫できる房を探しました。
(よし、この房にしよう......! )そう決めて、収穫した1房。粒がキラキラと輝いて見えて、とっても綺麗でした。春からやってきた手入れを思い出して、無事に収穫に繋げられたことが本当に嬉しかったです。
ヒヨドリからしっかり守って、良い収穫にできるように、頑張ります!
(よしみ)
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