「自分の目で野菜を見るとは」 あや

8月11日

 今日も雨が降っていました。ここ3日くらい連続でしっかりとした量の雨が降っていて、みんなの雨ごいが溜まりに溜まっていて、一気に降ったと思うほどでした。雨が上がった後も、また定期的に降ってくれたら嬉しいなと思います。
 雨だったため、早朝作業はお休みでしたが、6年生でセロリとブロッコリーの種まきが行われ、蒔かせてもらいました。セロリの種を蒔くことになって、種を取り出そうと布を開けた時、視界に広がってきた光景が衝撃的でした。目に映る、小さくて、細かい点。「セロリの種ってこれか!?」と凄く驚きました。2、3ミリくらいの小さな種で、本当に目を凝らさないと分からなかったです。

 蒔いてみると、土と同化して、きちんと蒔けたのか分からなくなってしまうほどでした。最初は自分が蒔いた数を数えていたのですが、途中から自分が蒔いたところに旗のように目印となる、つまようじを指すことにしました。つまようじを指すと数える手間がなくなって、凄く蒔きやすかったです。たこ焼きみたいに、ピンセットとつまようじ、二刀流で言ったらやりやすいんじゃない? という提案を受けて、みんなで、二刀流体制で蒔きました。

 また、セロリの種が本当に小さいので、1粒1粒掴むのが難しく、時間がかかっていました。そこで掴むのではなく、ピンセットにくっつけるだけにしたところ、スッと種をおけるようになって、時間のロスが減り、早く蒔けるようになりました。最初はもの凄く地道な作業だなと思ったのですが、慣れてきて早く蒔けるようになったり、蒔きやすいやり方を見つけていくと、夢中になりました。 

 みんなでセルトレーを前に机に並んで、一斉に種を蒔いている光景が、まるで種まき大会をしているようで、凄く楽しかったです。
 雨音を聞きながら、静かな教室で蒔いていると、とても集中できたなと思います。 

 野菜の適温に合わせるために、6年生教室の冷房がんがんに聞いていて、真夏になって初めて寒いと感じました。みんなで寒いと笑いながら蒔いた時間が暖かくて嬉しかったです。

 今年はブロッコリーが秋冬野菜にあることが嬉しいなと思います。なのはなのブロッコリーを食べたことがなくて、凄く楽しみです。手入れもしたことがないので、どんな手入れがなるのか、どんな風にブロッコリーがなるのか楽しみです。
 茎ブロッコリーというものが存在するということを今日初めて知って驚きました。種の袋を見た時に、ぱっと(なのはなみたい)と思いました。茎が柔らかいと書いてあって、普通のブロッコリーとの違いを知れるのも楽しみだなと思います。

 お父さんに、
「理想がない、野菜のことを見ていない」
 と教えてもらった時、自分では、
(野菜の状態は自分の目で見ていると思うのに、野菜を見ていないとはどういうことなんだろう)
 と、分かっていませんでした。あゆちゃんと話していて、どんな野菜に育てたいか、どんな野菜が綺麗で立派だと思うか、の理想を持たないといけないと教えてもらった時、フッとお父さんの言葉の意味を理解しました。
 自分では野菜のコンディションを見ているつもりだったけれど、それは野菜がダメになって怒られないように、という見方だったのだなと気が付きました。野菜を自分で見ていたら、もっとこうしたい、知りたい、調べたいという気持ちが強いはずなのだなと思いました。興味を持って、オタクといえるくらいにその野菜のことなら何でも知っていて、知識がある、理想の野菜に近づけるにはどうすればいいかという考え方が、自分で見ているということ、なのだなと思いました。

 お父さんに野菜の相談をさせてもらう時に、お父さんは根拠を持って、現象がどのように起きているのか、原理がどうなっているかということまで知っていて、その上で考えてくださっているのだと気が付きました。お父さんの知識量が本当にもの凄くて、そんなお父さんがとてもかっこいいと思うし、私もそんなふうに、たくさん知識が合って、小さい子などに聞かれた時に何でも答えられる、知っている、そんな大人になりたい、と思いました。
 お父さんみたいになるためには、たくさん調べたり、興味を持たなければ、と思ってから、調べたいこと、気になることが増えたように感じます。
 今日は、カビの発生条件、や原理を調べたのですが、(こないだ畑にカビがきていたため)興味深くて面白かったです。まだ知りたいことがあるので、また調べたいなと思います。

〇あゆみちゃん、たけちゃん、ちーちの新聞紙ドーム

 今日、2年生教室で、あゆみちゃん、たけちゃん、ちーち達が新聞紙で何かを作っていました。何を作っているか知らなくて、昼食の時に、たけちゃんが「完成したよー!」と言って、食堂に入ってきてくれました。
 家ができたのだと教えてもらい、新聞紙で家ができるのか! と驚きました。想像がつかなくて、どんな家だろうと思いながら、私も見に行かせてね! と言ったら、たけちゃんとちーちが招待してくれました。
 教室に入ると、想像とは全然違った、新聞紙で出来た家が立っていました。文字通り本当に立っていました。新聞紙なのに立っている! ということが衝撃的でした。扇風機の風によって、新聞紙が膨らんで、空間ができ、家になっていました。
 家の中にも招待してもらって、入ってみると、もの凄く広い。158センチの私が普通に立っても天井に頭が付かないほどの高さがありました。狭い感じがしなくて、広々としていて、凄く心地が良い空間でした。 
 たけちゃんとちーちが凄く嬉しそうで、見て見てー! と言ってくれるのが嬉しかったです。

 お家を見て、あゆみちゃんのプランや、子供を楽しませる企画力の凄さを感じました。子供が「これやりたい!」と言っても、実際に作ってみてくれる親は本当に少ないと思います。作りたい! したい! と思っていたことが本当に叶うことは、子供にとって本当にわくわくして、嬉しい気持ちになるだろうなと思いました。よくプランを立てて行動できる人に、と言ってもらうのですが、プランを立てられるということは、子供を楽しませることや経験をたくさんしてもらうことにも繋がるのだなと思い、より必要なものなのだなと思いました。
 あゆみちゃんの大きな優しさと、たけちゃん、ちーちの幸せさを感じた、新聞紙ドームがとても暖かい気持ちになって、幸せな気持ちをもらいました。
 夜には、たけちゃん、ちーちとウノができて、とても楽しい夜でした! 嬉しかったです!