「お互いでカバーし合って」 ももか

8月10日

○お互いでカバーし合って………
 朝から夜まで雨ーっ! 畑や田んぼにも恵みの雨となり、私たちにも縁日準備の時間を与えてくれた雨となり、リハーサル後からたっぷり時間を使って肝試しチームのみんなと製作に入ることが出来ました。
 第一ステップ、お面に粘土を張って顔のパーツや輪郭を作っていく。第二ステップ、乾いた粘土とお面の上に、水ボンドを使って紙を貼っていく。最後に、色付けをしていく。そうすると、怖く、それでいて本当に○○時代にいそうなお面が完成するのです。
 昨日は1人1個ずつお面に粘土を付ける、という段階でした。
 だけど、今日は午前中の間にかのんちゃんが完成した一つのお面に、紙を貼っていってくれていました。
 それが、それが、もうつるっつるの、美しさ100点満点の綺麗さ。かのんちゃん曰く、とっても難しくて、この一つのお面を作るのに2時間もかかったそう。
 まだ色付けしていないけれど、既に感動もの……かのんちゃんが、へへへっ、嬉しいなっとはにかむ笑顔がとってもかわいかったし、「私、こういうのすっごい大好きなの!!!」と言いながら作っているかのんちゃんの笑顔が本当にキラキラと輝いていて、私もとっても嬉しい気持ちになりました。

「色を付けるなら任せてっ!!」と、すにちゃん。かのんちゃんが貼ってくれたお面に、すにちゃんが色を付けていってくれました。お手本の画像を一筆ごとに確認して、どこまでも忠実に丁寧に描いていました。
 すると、完成したお面は……おぉぉおおぉぉっ!! 凄い!! 絶対に夜の山の中で見たら怖い、だけどこうして見ると、本当にリアルで、イケおじ感もどこかあります。

 そしてすにちゃんが悩んでいた粘土の工程は、私が担当。私は工程の中で粘土が特にお気に入り。目や口、頬のパーツをいかに忠実に表現するかで、その後の工程の出来にも影響してくるほど、繊細です。だけど、そのちょっとした違いで、理想の表情が出来ると、とっても嬉しくて、製作の活力になります。
「まぁいっか、は無し! 細かなディティールまで大切に、最高のものを作りたい!」
 その思いで、粘土をこねこね……時には客観的な意見として、すにちゃんやまなかちゃんに見てもらって、修正して、無事に今日、粘土の段階は作りたいものにできる限り近く、ベストを作ることが出来ました!
 
 私たちが製作をする中、歴史の漫画とパソコンを目の前にする脚本家うたなちゃん。各お化け出現ゾーンの震え上がってしまうような怖〜いエピソードを書いてくれていました。しかも、図書室から歴史の漫画やテーマの時代について書かれた本を読み込み、実話をまじえて書いてくれていました。
「書けたよーーーっ!!」と原稿をひらひらと片手に満面の笑顔のうたなちゃんが、私たちのところへ飛ぶようにかけ付けてくれて、実際に読んでみてくれました……
 うぉおぉぉおぉっ。怖いっ、その光景がリアルに想像できてしまう。これを当日お父さんがみんなが肝試しに行く前に読んでくださるんだ、と思うと、みんなの肝試しへの気持ちつくりは絶対にばっちり。だけど、より怖さが何倍にも増しそうです。
 エピソードが各場所にあると、私たちもイメージがしやすく、よりその世界観に入り込むことが出来そうです。

 そしてまなかちゃんも一緒に作ってくれながらも、ぱっ!! と心が晴やかに嬉しい気持ちになるような言葉をたくさんかけてくれて。つばめちゃんは次元が違う、同じ粘土を使っているかとは思えないお面を、想像だけでまさにプロ並みのクオリティのものを作っていて。まちちゃんは、必要なものの数出しや、まとめをしてくれていて。

 かのんちゃんは紙貼り付け職人、すにちゃんは色付け職人、私は粘土職人、うたなちゃんはエピソード職人、まなかちゃんは良いところ見つけ職人、つばめちゃんは次元を超えた製作職人、まちちゃんはまとめ職人。
 誰もが全部を兼ね備えているのではない。一人で完結する製作ではない。得意なところがあれば、苦手なところもある、それをカバーしあいながら、最高のものを作っていく。それで一つひとつの完成を、みんなで喜びあえる。
 肝試しチームのみんなの空気がとってもあったかくて、その時間がとっても嬉しく楽しく、幸せでした。
 それに、みんなで助け合えるから、どんなものも作れてしまいそう! どこまでもよいものを作っていける! 最高の肝試しにする!
 このメンバーとだったら絶対にできる! そうも思えます。
 うたなちゃんたちと、「縁日が来ないで、ずーっと準備でもいいねっ」と言い合えるくらい、準備の時間がとっても楽しいです!

北和気納涼祭まで3日……当日に気持ちもピークに持っていくことが出来るように、しっかりと気持ちを作っていきたいです。
 そして自分を捨てて、何ものかを演じる。お客さんを魅了する、立ち止まってなのはなの演奏に吸い込まれてしまうっ! 伝わる演奏を出来るように、その一人として役割を果たしていきたいです。
明日も出来ること頑張ります。読んでくださってありがとうございました。