8月7日
〇虹
今朝は雨が降っていたので、早朝作業は中止。少し肌寒いと感じるくらいの朝でした。
昨日は夕方に激しく雨が降りました。私は、吉畑で、永禮さんと草刈りをさせてもらっているとき。永禮さんは、雨が強まってきても草刈りをつづけてくださり、私が「雨がつよいので古吉野に戻りましょう」と声をかけても、永禮さんは、「もう濡れてしまっとるけん、キリのいいところまでしようや」と言ってくださいました。
頭上を覆っていた黒い雲から降ってくる雨は、次第に周りを白く覆い始め、晴れのときには見える石生の田んぼも家々もまったく見えなくなりました。
永禮さんは、「僕は風邪を引かんのんで。扁桃腺が弱いけん、声をだしすぎて扁桃腺が腫れてしもうたら風邪みたいになるけどな」と、私の気がかりを跳ねのけてくださいます。
私もだんだんと吹っ切れてしまい、冷たい雨が真っすぐ自分に注ぐのを気持ちよく感じていました。
この日は、よしみちゃん、るりこちゃんが太鼓の日だったので、それまで4人でうなぎ取りの草刈りを終了させており、吉畑の草刈りも8割は終了しました。
“虹を見るといいことがある”
私もいつもそのことを思い出し、虹を見ただけでも嬉しくなります。雨上がり、古吉野に戻ると、なつみちゃんが「あっ虹!」と言う方向をみんなで振り返ると、七色の虹がはっきり空に架かっていました。草刈りを終えたあと、永禮さんと虹を一緒に見ることができて嬉しかったです。
〇空心菜の草取り
空心菜の草取りが楽しかったです。私は配膳で途中で抜けてしまったのですが、草取りが終了したと聞いて嬉しかったです。
人数はそこそこ(10人くらい)いたのですが、時間内に終えられない予感が……。抜いた草をテミに入れて、畦まで押して(捨てに)いったのですが、草の量が多いこともあり、畦までの往復ももったいない……。しかし、草は抜かないと……。なにか方法はないか、なつみちゃんもみなに問いかけて考えますが、私の固くなった頭では浮かんでこない……。
なつみちゃんは、あゆちゃんを呼びに行きました。あゆちゃんが来てくれると、空気は“がらり”と変わりました。
あゆちゃんは肥料袋に抜いた雑草を入れて、袋に溜まった雑草はそのまま置いておき、みなはひたすら前進で自分の幅だけの草を抜いていくことや、また、雑草を抜くときも「田んぼは、手を舐めるように動かして、こう抜いていくんだ。根っこから取ることに時間をかけるより、こう水面を撫でるように」と見本を示してくれて、私も以前、田んぼの草取りをするときはそうだったなと蘇ってきて、あゆちゃんの手元ははやくて奇麗でした。
草取りは倍速で進んでゆき、水面を舐めるように手を動かしていると、自分の手の平ぶんの草が、自分の幅分の草が一気に無くなってゆき、気持ちよかったです。
田んぼに足を入れていることも気持ちいいのですが、必死になって飛沫を飛ばせば、作業服に泥跳ねがついてしまいます。あゆちゃんは、「作業服もあんまり汚さないんだよ」と言って、あゆちゃんも田んぼの作業をするのに、作業服はいつも奇麗です。なにごとにも通じていくんだなと思いました。
テミに抜いた草を入れて、テミを水面で押して畦まで運んでいくと、草運びの負担が減ると、お父さんから教わり、のりこちゃんがとてもじょうずに水面にテミを滑らせていていました。また、のりこちゃんの草を抜く姿勢が、しっかり腰を落として、足を踏ん張り、草を抜いてゆく姿勢がきれいだなと思いました。
あゆちゃんも、「普段は田んぼで1人で作業をしているから、みんなでできるのも楽しい」と言ってくれました。だんだんと空は晴れてゆきました。明るい声に、明るい笑顔。明るい空に、明るい気持ち。私も、いつも明るい方向をみて生きていきたいなと思いました。
ありがとうございます。
