7月29日のなのはな

夏まつり作東に向けて最後の追い上げです。あゆちゃんが見てくれて、ホワイトフラッグの練習をしました。
自分はホワイトフラッグに途中から入る、チーム。大人数のみんながまっすぐに、真剣に全力で踊ってる、その中に、私は踊りの終盤一緒に踊らせてもらいます。
私がアセスメントで見た、この曲。みんなの踊りの力強さ、ダンスも表情もすべてが強くてかっこよくて、すごく、来たばかりの私には、迫力が強すぎて、圧倒されて、鳥肌の立ったこの曲。
その曲を、一緒に踊らせてもらう、同じ空気で同じ気持ちで踊らせてもらえること。
本当に、うれしくて、私もみんなと同じように踊りたい、見る側ではなくて見せる側として踊りたい、そういう気持ちのもと、練習を一緒にさせてもらいました。

あゆちゃんにいつも、踊りや、コンサート期間では演技など、見てもらうと、本当にいつも、背筋をただされます。
いつも、「ああそうか、そういう気持ちでいないと」と、改めて、実感させられます。自分は一昨年のコンサートにまだなのはなにいなかったので、ホワイトフラッグをどういう気持ちで踊るか、私たちにとってこの曲がどういうものであるのか、はっきりとは理解していませんでした。
でも、今日改めてあゆちゃんから、気持ちのこと、表情のこと、私たちなのはなファミリーにとって、この曲がどういう曲であるのかを教えてもらいました。

「摂食障害だった私たちは、症状に追われて、死のうと思うところまで苦しんできた。死ぬところから今、生きているその力強さ」
「今も、昔の戦時中も、私たちと同じような苦しみを味わっている人はいる。その苦しみは私たちのものだけじゃない。その人たちが苦しみから、全力で生きようとした、その強さと同じ気持ちで踊る」
「私たちが生きようとする道を邪魔するものはぶっ飛ばす、やれるもんならやってみな。そういう表情で」
「意思のある笑み」
たくさん教えていただきました。

私はあゆちゃんの1つ1つの言葉を聞いて、どの言葉もすべて胸に刺さって、どの言葉にも、感動して涙が出そうになりました。
私がなのはなに来る前、症状に追われて依存に逃げて、でも本気で苦しくて、本気で消えたいって、本気で死のうって思った。
でも今、なのはなにきてその考えが、気持ちが、180度変わって、ちゃんと生きたいって、1人の人間として、まっすぐに生きていきたいって、思えるようになって、その気持ちを、踊りで表現できる、踊りとして表現して見せる、この胸いっぱいの気持ち。
改めて、本気で、力強く、踊りたいと思いました。


今まで、ホワイトフラッグの練習をしてきたけれど、今までのホワイトフラッグの印象と、今まで踊ってきた気持ちとは全然違う、ぐっと、もっと奥深くて、ちゃんとした意味があって、そのことを考えて踊ったらすごく、踊りやすくなりました。

すごく体に力が入って、昨日までの練習よりもはるかに、力強い動きができるようになったように感じます。うれしい!
前半踊ってくれている、みんなと気持ちを合わせて。あとから出てくるからこそ、前で踊るみんなと同じ気持ちでいること。

あゆちゃんは、畑など踊りが、ただ楽しいで終わるのではなくて、みんなと同じ目標、ゴールを見るから楽しいんだよって教えてくれました。
ホワイトフラッグ。みんなと同じゴールを見て。同じ苦しみをしている、まだ見ぬ誰かに届くように。
これからも全力で練習して、金曜日の本番に良いものが見せれるよう、1人でも多くのお客さんに、感動と、自分たちの強い気持ちが伝わるように、頑張っていきたいです。
(ゆうな)
***今日の桃畑、野菜畑***





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散水部隊がリニューアルして始動している。散水部隊とは、水やりを専門に行うチームのことだ。
なのはなにはたくさんの畑があり、たくさんの野菜が植わっている。この夏、暑い日が続いているうえ、なかなか雨が降らない。人間も暑ければ野菜も暑い。人間が喉が渇くなら野菜も乾いて水を欲している。いい野菜を作るために水やりは必須。夏の野菜を守るため、使命感に燃える散水部隊、その散水部隊が動き始めた。
私は軽トラドライバーであるので、タンクを補充もすれば、エンジンポンプなどの機材を運ぶことも多い。夏場の運転は安全第一、かつ、無駄のない効率的な運転を心がけている。
水やりは自分のプランが思いっきり発揮できる作業だと思う。ひとくちに「水やり」と言っても、畑の広さや野菜の生育状況、タンクの有無、水路の有無、ホースの長さ、畝の長さ、数、そして与えられた時間によって、やり方は変わってくる。一番効率よく、一番野菜にとって効果的な、与えられた時間で一番ベストな効果を出すやり方を、畑を一目見て、決めて、実行するわけだ。

水やりはただ水をやるだけではいけない。強い水勢でダイレクトに株の近くに水を当ててしまうと、株が倒れたり土が掘れてしまって根っこが土から露わになってしまい、株を元気にするためのせっかくの水やりが台無しになってしまうことがある。
正しい水勢で、正しい量をやること。与えられた時間でなるべく無駄な動きをなくし、野菜が喜ぶ水やりをすること。

ホースの引き回しも課題である。畝間に通していたホースを、次の畝間に移動させるとき、私は、機敏な動き、私のプランの見せどころだと思って、畑で奮闘している。
いかに手速くホースの引き回しをするか。誰も見ていなくても美しく、無駄な動きなくやってみせる。そのプライドがある。引き回しをしている間にも、ホースから水が出てしまっているわけだ。本当は、この間にも、可愛い私たちの野菜のために、水を一滴でも多くやってやりたい。ホースの引き回しの時間は苦渋の時間だ。このとき、少しでも手早く、美しくできたら、野菜たちも許してくれるだろう、と思う。だから、ホースの引き回しの機敏さ、美しさは、私にとって一番の課題だと感じる。
引き回しがうまくいき、ホースが絡むこともなく、スムーズに次の畝の水やりができたときは、ああ、私は間違っていなかった、と思う。これでこそ、水やりのプロだと思う。
散水部隊は、曜日によって、早朝と午後と、水やりをする畑がローテーションで決まっている。各野菜の水の要求度によって水やりの頻度が違う。

いかに水やりのプロになるか。お父さんが教えてくれたことがとても役に立つ。いつも100パーセントやる癖をつける。お父さんは、「人数が足りない」「時間がない」というのが一番嫌いな言葉。短時間で、やるべきことをやってみせる。それを続けること。
それを意識したら、軽トラに機材を乗せるときも、エンジンポンプを畑に用意するときも、いかにスムーズに、綺麗に、短時間にできるかが分かってくる。その積み重ねで、どんどん、野菜に水をやれる時間が増える。
人生も一緒で、いかにやるべきことを短時間で、スピーディーに終わらせるか、そして綺麗に、無駄なくやるか、それが癖付いたら、人生得すると思った。やりたいこと、したいことが一気にできて、時間も増えて、人は一日24時間、一年365日、平等に与えられているけれど、自分ができること、やりたいことが何倍にもできるんだと思う。
私はいま、散水部隊で、それをやっているところだ。少しでも準備に手間取ってしまったら、本来やるべき水やりの仕事の時間が減ってしまう。いかに前準備を周到にしておくか、時間を意識するか。散水部隊として動いている中で、仕事の本質や、仕事をする面白さ、意味を感じているところだ。

まだ7月。夏はまだまだ続く。散水部隊も発足したばかり。どうか、この夏、野菜にとってベストな水やりができますように。チームで協力しあい、一番ベストな水やりをして、野菜や果樹の収量が増え、みんなが喜んでくれる作業ができますように。究極のところ、最高の収量の結果が欲しいための水やりである。
散水部隊。なのはなのみんな、地域の人々、これからなのはなでつないでいくまだ見ぬ誰かのために、使命感と面白さと楽しさを持って、これからも励んでいきたい。
(まち)
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夜はアコースティックギター教室の日でした。



