７月２１日
ミニトマト、バジル、スイートコーン、ズッキーニ、ジャガイモ……!! 「夏野菜が収穫できるようになったら作ろうね!!」とりゅうさんやあゆちゃんが言ってくれていたのが、ついに夢がかなって念願のこの日が来た！ という感じでした。
なのはなピザ!! とってもとっても美味しくて嬉しかったです!!
りゅうさんが昨夜から仕込んでくださった生地がもっちもちでした。りゅうさんも「見てこれ！」と、その変貌ぶりに驚かれているくらいに、何倍にもぷっくり膨らんだ生地が可愛くって、１人１枚、伸ばして広げていくのが楽しかったです。
そなちゃんはやっぱり職人さんみたいに綺麗な丸い生地を作っていたり
丸く広げても広げても元のサイズへ戻ろうとしていく……そのくらい弾力がある生地が「絶対に美味しいだろうなあ」と感じたし、戻るのを食い止めるべく、たっぷり具材をトッピングしちゃいました！
卵マヨ、ジャガイモ、ウインナー……まだまだ！ 粒コーンとズッキーニ、チーズを振りかけて、最後にはバターを乗せて焼き上げるそうです。こんなにたっぷり具材が乗ったピザは見たことない！ というくらいに、盛り盛りになったピザを見て、ももちゃんやかのんちゃんと「マウンテンピザ！」と笑い合いました。あゆちゃんが「このくらい盛ってあっても全然大丈夫だよ！」と話してくれて、焼きあがったらどうなるのかワクワクしました。
食堂へ着くと、こんがり焼けたピザが３種類並んでいました。自分たちが作ったマウンテンピザは、ジャガイモのほくほくさ、卵マヨのまろやかさと粒コーンの甘さと、ボリューム満点で、美味しくってあっという間にお腹に消えていきました。（かじりつくたびに具が落ちてしまいそうなのもあって、爆速で食べてしまいました）
続いてマルゲリータは、これまたこんなにたっぷりとトマトとバジルが使われていました。なのはなのミニトマトがジューシーで甘酸っぱくて、ピザで食べるのが最高でした。
あと、これだけは言いたいのですが、今回の手作りピザで感じたのが、「デザートピザ」の美味しさです！ 毎日まなかちゃんが採りためてくれていたイチジクを乗せて、仕上げにはちみつがかけられていました。食べると、とろけそうなくらいに幸せな甘さが広がって、こんなに美味しいピザがあるなんて、と驚きました。こんなに美味しく頂けたのも、りゅうさんとあゆちゃんが準備してくださって、生地から作ってくださったからです。そして、みんなで夏野菜を見守って、育ててきたから出来たことで、みんなの気持ちや力が集まった、とびっきりのピザを頂けたことが本当に贅沢でした。
みんなで何かを作ることがとても嬉しいです。「あれができた」、「こんなふうにできた」と、食べる前からもう嬉しくて、満たされた気持ちになれました。
食べるのももちろん嬉しいけれど、それまでの過程までで、もう十分くらいの、こんなにキラキラした思い出になりました。それが本当に幸せです。
美味しいものを堪能しているとき、いつも、「これが欲しかったんだ、望んでいて、ずっと求めてきたんだよなあ」とふっと感じます。
これまで食べてきたものより１番美味しい、１番だ、と自分の中でどんどん１番が塗り替えられていく、今が１番幸せだな、今、幸せだな、と思えることが、嬉しいです。
美味しいものを食べることができて、ぐーんと「よし！ ここから頑張っていくぞ！」とパワーが湧いてきました。
