7月17日(木)「姿も、気持ちも整えて 浴衣の着付け教室 & 木版画教室の夜」

7月17日のなのはな

 この時期になると、道中流しの3曲、『勝央音頭』『サンサン勝央』『勝央ヤットサ節』が頭の中で交互に流れ始めます。
 いよいよ勝間田天神祭が来週に迫った今日、当日の予行練習として、浴衣の着付けを河上さんに教えていただきました。

 

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 勝央音頭保存会の浴衣を当日、スムーズに着こなすため、また縁日や夏祭りのイベントなどでも浴衣ををサッと着られるように、河上さんにポイントを教えていただきながら着方を覚えました。
 一人で着られるようになるのは勿論、ペアになって着ることで、素早く、綺麗に着られること。自分一人では見ることのできない後ろや着丈の幅などをペアの人に見てもらえることができる、ということを教えていただきました。

 

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 私は、なおちゃんとペアでした。1枚の大きな浴衣を慎重に広げていき、袖に腕を通しました。その瞬間、浴衣は一気に平面から立体になりました。
 勝央音頭保存会の浴衣は、眩しいくらい真っ白な下地に、日本画のさざ波のような落ち着きのある青でラインが入った、洗練されたデザインになっています。
 帯は屏風のような暗い黄金色に、黒の規則的な文様がちりばめられています。

「この浴衣、私、好きなんだ」と、なおちゃんが話してくれました。

 

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 羽織っただけでも一気に自分がきりっと見えるようで、腰紐を締めると同時に自分の背筋も正されるようでした。
 指を入れてしわを伸ばすこと。人指し指を間に挟んで、裾同士を揃えること。手の向きや入れるところなど、各工程にそれぞれ抑えたいポイントを教えていただきました。
 力を入れる方向も、縦では襟足が詰まってしまうけれど、左右に引けば襟足の空間そのままに首元が締まり、着崩れ防止になるそうです。

 ひとつひとつの工程でしわをのばして、綺麗な状態で進んでいくことで、仕上がりも綺麗になるのだと教えていただきました。

 なおちゃんが丁寧にしわをのばしてくれて、何も溜まっている箇所が無い、というほど真っ平らに着付けてくれました。

 浴衣がどんどん完成に近づいていくと、自分もその浴衣にふさわしい自分でありたいと思い、自然と表情を意識しました。

 

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 最後は帯を締めます。帯を回すと一気に真白い下地にアクセントが効いて、まとまりが出たように感じました。
 鏡には浴衣を着てぱっと華やいだみんなの姿が映っていました。
 当日はこの浴衣に赤いたすきを掛けて、踊りながら、旧出雲街道勝間田宿の、石畳の街道を練り歩きます。
 私は、この幻のような、夢のような時間が、とても好きです。

 

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 当日は、今日教えていただいたポイントを生かして綺麗に着られるように、また自分もただ着せてもらうのではなく、相手が着付けやすいように、1人でも着られるような意識で臨みたいです。
 来週の天神涼みが、より楽しみになった今夜でした。

(ほのか)

 

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 今夜の版画教室の、私の目標は、彫りの工程に入ること! 版木に下絵を3枚分写すことを終えたら、彫りはじめられます。でも、道のりは長かった。

 題材はタマネギ。6月に収穫されたタマネギは丸々立派なものばかりだったことと、畑の「水玉小梅チーム」で手入れをしたタマネギを作品にしてみたくて選びました。タマネギを並べて描いているのですが、藤井先生が、「詳しく描くよりも、形や線を省略して描くのも面白いと思う」と話して下さって、少しカクカクした葉ぱで、タマネギの線もシンプルにしてみました。

 

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 下絵を前回完成させて、トレーシングペーパーに写し、それをカーボン紙を使って版木に写します。色は黒と薄墨を使うので2枚、葉の部分は板に木目が入っているものを使おうと思っているのでもう1枚、なので3枚分の下絵を板に写します。

 下絵を写すのも重要で、刷る紙の位置を決めるための目印である「見当」が少しでもズレていると、何色かの色を刷ったときに、ズレが出てきてしまいます。それも味があるけれども、ピッタリ合うようにやってみたい、と思いました。

 版画は左右反対に刷り上がりますが、向きも試行錯誤しているうちに、彫りへの道のりは思ったより遠くなってしまったけど、ちゃんとやりきろうと思います。

 

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 他の机では、ゆうはちゃんが作品の刷りに入りました。シーサーを題材にした作品で、背景に杉の板目が使ってあって、それも面白いなと思いました。バックが緑で、シーサーが赤茶、輪郭が黒と、3色の色が付けられます。藤井先生とゆうはちゃんが刷っているところを見たのですが、「なんだか自分も一緒に満足してしまうね」と、なつみちゃんが話していたみたいに自分も嬉しい気持ちになりました。
 温かみがあるシーサーが、ゆうはちゃんの温かさにも感じました。

 

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 最後に完成した作品を何枚か広げて、みんなでどれが一番いいか決めようと藤井先生が話してくださいました。1つは、くっきり、はっきり色が出ているシーサー。もう1つは、色は少し薄めだけれども、顔のまわりに白い線が見える、味があるシーサー。「せーの」で一斉に自分がいいなと思う作品に指を指します。指を指したときに、全員一致で、後者のシーサーが選ばれて、ゆうはちゃんも嬉しそう。1人で悩むのではなくて、みんなで作品を決めることができるのも、嬉しいなと思います。

 

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 次回は、彫りに進めるように頑張りたいし、どんどんみんなの作品が完成していくのも楽しみです。

(ゆきな)

 

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〈見てみて! 滝川奥の唐辛子畑では……〉
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〈唐辛子の実がつき始めています!〉
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〈唐辛子やナスの土寄せ、キュウリとナスの追肥なども進みました!〉
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〈朝、吉畑のブルーベリーからたくさんの実が収穫できました!〉

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