7月10日のなのはな
サマータイムの始まりは、収穫の朝!
最近、私は、イチジクの収穫をしています。

キンモクセイ畑には、約30本の「バナーネ」という品種のイチジクが植わっています。
葉が茂り、新梢が沢山伸びているイチジクの強い生命力に、畑に入る度に圧倒されて、すこしドキッとするほどです。
雨の次の日は特に、むっとする空気とともにイチジクの香りが畑を満たし、しっとりとした大きな葉と、一回りぐっと成長した実がこちらをじっと見て待っているようで、ジャングルに来たようなドキドキ感を味わいます。
イチジクだけでなく、桃、スモモ、栗、ブドウの畑に行っても、それぞれ強く感じるわくわく感があって、果樹の畑が大好きです。
ああ、果物ってどうしてこんなに心が躍るんだろう!
パワーを感じる度に、いつも不思議な気持ちになります。

いま収穫しているのは、主にバナーネの夏果です。
夏果は、秋果に比べて大きく成長します。
手のひらよりも大きなものもあり、重さは280グラムを超えるものも……!
秋果よりもさっぱりフルーティな甘さで、バナーネらしいねっとりとした舌触り。大ぶりな夏果はちょっと特別です。
しっかり熟れた実は、玉ねぎネット越しでもオーラを放っているように感じちゃいます。
甘くなったわよ! 今よ! と話しかけられるみたいな感じ。
実の皮が薄っすらとヒビ割れてきて、鼻を近づけると甘い香り。実の上のほうをつまんで枝から採ろうとすると、そこからも柔らかさが伝わってきて、枝からほろっと収穫できます。

採れた実がなんだか可愛くて、嬉しくて、ほくほくした気持ちになります。
そうして収穫している間にも、次の実が次々と熟れていくので、新しく次の実にも玉ねぎネットをかけたしていきます。(玉ねぎネットは、害鳥、獣、虫対策です)
秋果もどんどん成長してきていて、毎日発見があることも、とても楽しいです。
夏果を収穫をしながらも、秋果の収穫に向けて手入れや準備も進めていきたいです。
梅見畑ではゴーヤもすくすくと成長中!
伸びてきてしまった弦を誘引しに行きました。

メンバーにはなんとお父さん!
最初に見本を見せて頂いて、皆で一斉に誘引し始めました。
ひょいひょいっ、こっちだよ、と弦をネットにくるりと引っかけて誘引していきます。
細かい弦がくるくるくると色んな所に手を伸ばしているのが可愛い。
誘引していると、ゴーヤの青い香りが手に移りました。夏の香り!

今年のゴーヤは、摘芯のタイミングを10日ずつずらして、長い期間採り続けられるか実験的に育てています。
実験しているのは、ゴーヤだけでなく、キュウリ、マクワウリ、西瓜、南瓜などなど、摘芯が必要なウリ科のもので試しています。
いろいろなところで工夫がある、そのシーズンでしか味わえないなのはなファミリーの畑が、とっても面白いです!
(まなか)
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加納岩白桃を収穫しました。開墾17アールの桃畑に着いて、はじめにピーチ姫のみんなで集まり、なのはなファミリーの樹熟し白桃として、良い収穫をしたいです、とさくらちゃんが話してくれました。
ふみちゃん、りなちゃんを中心に、みんなで収穫の基準を確認しました。加納岩白桃は、全体が黄色を帯びたクリーム色になり、潤んでいて、肌触りが滑らかであること、香りが高いことなどが見極めのポイントです。

実の半面はきれいに熟れていて、もう半面は白さが残っている実を1玉穫り、みんなと1切れずついただきました。すると、食感はかたく、糖度はあるけれど、樹熟し白桃とは言えないものでした。次に、全体が黄色くクリーム色に熟している、お月様のように潤んでいる実を穫ると、果汁が滴り、柔らかく、甘さが口いっぱいに広がりました。この実を、樹熟し白桃をみんなで収穫しましょう、と、みんなでしっかりと確認しました。


ペア、トリオになり、樹熟しかどうかを確かめ合い、ふみちゃん、りなちゃんが見てくれて、1玉1玉、樹熟し桃を穫っていきました。
そうして、収穫はお昼前までかかったけれど、糖度を測ると、最高19度、平均14度以上の、甘い、美しい加納岩白桃を収穫することができました。
樹熟しの加納岩白桃は、光を放っていて、美しく、柔らかく、皮は薄く、手で触れることに緊張し、とても慎重に、繊細に扱わなければなりません。心を尽して桃に向かいたいです。
(さやね)
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午後も、たくさんの作業が進みました。
まず初めは豆の追肥! 牛肥でも鶏糞でもなく、午前にすにたちゃんやまちちゃんが取りに行ってくれていた“草木灰”の追肥です。
量はかなり少なめで、先日サトイモへ追肥をしたとき、お父さんは雀の涙程でよい、と教えてくれたのですが、豆にも同程度の量で軽く追肥をしていきました。

私は、トウモロコシのようにドサッとたくさんの量をやる追肥が自分の中での基準になりつつあったため、それも目から鱗でした。
やっぱり、色んな作物のそれぞれに適した追肥の量というものを知って、自分の中に基準を入れていかないと、困ったことが起こるなあと思います。

てみ1杯で1畝ずつ撒ききることができるので、次の畑に行く移動時間と同じぐらいの時間で、追肥も終わるほどのスピードで進んでいくことが、気持ちよくって楽しかったです。これは不必要なこだわりですが、ちょっとお遊び感覚でまっすぐなラインを引くように、ロボットのような動きで素早く横に平行移動をして追肥をしていくのが、楽しくってしょうがなくて、草木灰の追肥っていいなあっ、と思いました。
豆の追肥まで終わると、いくつかのグループに分かれて、使い終えたネットの回収や、マクワウリの摘芯に分かれました。
私は、よしみちゃんとゆうなちゃんと、摘芯を行ないました。
夕方ごろになると、とても涼しくなってきて、この時間に作業が出来るのはいいなあ、いつまでも作業出来ちゃうなあと思いました。



その後は太ネギの畝の藁敷き。保湿のために藁をしきます。お正月遊びの際に、羽根つきチームで藁を使ってしめ縄を作った思い出があるのですが、また、活躍する藁にお目にかかることができました。
今日もたくさん作業が進んで、川遊び、釣りに、これでまた1歩近づけたかなあと思うと、ワクワクします。
(そな)




