「まるで夜空に浮かぶ満月のよう」 ゆうは

7月9日

 クリーム色に輝く美しい桃。

 加納岩白桃の初収穫をしました!

 幼木の加納岩白桃が数玉とれ始めるかもしれないということで今朝りなちゃんと17aの桃畑で日川白鳳収穫後に加納岩白桃も見て回りました。

  木を見てびっくり。
 幼木でまだ小さな木なのに袋がはち切れそうなほど大きな実がたくさんついています。

 ドキドキしながら袋を開くと、そこには青が抜けきりクリーム色のきれいな桃が。思わずりなちゃんと歓声を上げてしまいました。

 加納岩白桃は、赤みが強い日川白鳳とは打って変わって絹のように美しい白ともクリームとも思われる美しい見た目をしています。

 まるで夜空に浮かぶ満月のよう。

 熟れ方が全然違うので収穫の見極めも変わってきます。

 今までの桃ではもう採ってしまいたいと思う白さでもまだ我慢。

 青さが完全に抜け、うるうるとしたオーラや華やかな香りが感じられるようになると採り頃です。

 その絶妙な色の違いに私は苦戦してしまいました。

 はじめのうちは何回も、りなちゃんに確認してもらい、まだ若い、これは採るべきと教えてもらいつつ収穫しました。

 すると次第に、袋を開いた瞬間に、これは採らなければ!という感覚がわかるようになってきて嬉しかったです。

 幼木だけかと思ったら成木もちらほらとれ始めました。

 本当に桃の成長はあっという間。

 私も桃作業を通して一緒に成長していけるよう頑張りたいです。

 収穫した加納岩白桃の糖度測定では一番高いもので17度、平均でも15度とすごく高いものでした。

 みんなで驚き喜び合えた時間が嬉しかったです。

 昨晩ははじめてホールに行かせてもらい、道中流しの練習をさせてもらいました。

 そこでコンサートも行われると聞いて夏のお祭りも冬のコンサートもとても楽しみになりました。

 なのはなにいるとわくわくすることが絶えなくて、恵まれた環境にいさせてもらえることが有難いです。

 これからもなのはなで充実した日々の中で学び、育ち、良い人生にしていきたいです。