7月9日(水)「『雷神の宴』の練習、はじまる!」

7月9日のなのはな

 ずっと憧れていた曲の練習が始まりました。

 勝央金時太鼓の練習日。今日から新しく『雷神の宴』を習得すべく、竹内さんに教えていただきながら、曲の序盤の譜読みを行ないました。

 

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 この曲は、雷神と風神の宴の様子を描いた曲だと教えていただきます。
 雲上の御殿の奥深く、どこからか聞こえるのは雅な笛の音、低く響くのは太鼓か、はたまた遠雷か……、やがて眩い宴が嵐のように激しさと力を増していく。そんな風景が思い浮かぶ、美しい曲。
 そして、かつて勝央金時太鼓の方々が、なのはなファミリーのウィンターコンサートで共演してくださったときにも演奏された、この曲は、私たちにとって、とても大切な憧れの曲です。
 竹内さんに教えていただけることが、有り難くて、心底うれしいと同時に、心底、緊張します。

 

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 『雷神の宴』は、団扇太鼓、長胴太鼓、締太鼓、桶胴太鼓などの太鼓に、3本の笛、銅鑼、きん(鉦)とさまざまな楽器で構成され、総譜は全部で15ページに及びます。
 途中には、韓国で伝統的な打楽器を使い演奏される現代音楽「サムルノリ」のリズムも用いられています。

 

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 今回、私たちは、冬のウィンターコンサートを目標に、『雷神の宴』へ挑めることになりました。

 竹内さんが順を追って楽譜のリズムや叩き方を教えてくださり、それぞれに担当の楽器を前に、新しいリズムのなかへ飛び込んでいきました。

 

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 曲は、リズムも拍子も目まぐるしく変わっていくため、一つのフレーズを叩き終えても安心してはいけません。
 曲の序盤であってもフォルテッシモやフォルティッシシモ、16分音符が頻出し、今まで演奏してきた曲や基礎練習で得たものを総動員して打ち込んでいきます。

 三連符を複数のパートで流れるようにつなぐ場面もあり、はじめは船が沈没するがごとくリズムが崩れてしまいましたが、何度目かの合わせで、竹内さんが、「ああ、ニュアンスが出とる、出とる」と言ってくださったときは、とても嬉しかったです。

 

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 今日は、舞台で打楽器の練習をするチームと、別室でフルートとピッコロのパートを練習するチームとに分かれました。

 練習していると、ああ、ここは、金時太鼓のベテランの方々はこんなふうに演奏をされていたな……と、これまでの演奏会で目にした舞台が思い浮かびました。

 潔さと繊細さを持って、良い演奏にしていきたいです。

(かに)

 

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 暑い夏は、植物の伸びる勢いが凄いです。

 ズッキーニの収穫が始まってから1か月経ちました。毎日たくさんのズッキーニが収穫できます。1日経てば驚くほど大きくなっていて、収穫を見落とせば次の日にはお化けズッキーニになってしまいます。3日ほど前からナスとキュウリの収穫も始まりましたが、少し前までは赤ちゃんサイズの実だったのに、いつの間にこんなに大きくなったのかと驚くほどの勢いで成長します。

 野菜の成長も早いですが、草の成長もそれと同じで、草を取らなければ、野菜が草に埋もれ、草に負けてしまうので、草抜きは欠かせない作業です。

 私は草抜きが大好きです。草を取ったところが、どんどん綺麗になっていくのが嬉しくて達成感を感じられます。野菜と土の色とがはっきりと現れてくるのが嬉しいです。

 

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 今日は、草取りツアーをすると聞いて、すごく楽しみになりました。
 早朝作業は里芋の草取りとスイカの草取りをしました。里芋の芽が出始めたころは、里芋の芽を間違って抜かないように注意しながら抜きましたが、今は葉も大きくなり、里芋と草を間違えて抜く心配はありません。思い切って草を根から抜いていきました。皆で一畝に等間隔で入り、抜き終わったら前の畝へ進んでいく方式で、スピーディにテンポよく進んでいく作業が、とても気持ちよくて楽しかったです。

 

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 里芋が終わり、次はスイカの畑に行きました。丁度1週間前に草取りをしたはずなのに、もう草が生い茂っていて、草とスイカの蔓が絡み合ってしまっていました。でも草が手でも抜きやすくて、大きな草が根から抜けるのが快感でした。

 

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〈スイカの実が育ってきました〉

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 午前の作業は私は、水やり担当でしたが、何人かのメンバーでスイカの第2弾の草取りと、ブルーベリーの草取りもしてくれたそうで、みんなが次々に畑を綺麗にしてくれているのが有難いなぁと思いました。

 午後は、初めに行なったナスの草取りが予想外に早く終わり、次はニラの草取りに行きました。ニラの畑に行くと、小さいけれど数の多い草が眼の前に広がっていました。草は気持ちのいいほど楽に抜けて、ニラを抜かないようにニラの周りだけは慎重に抜き、他は両手を使って思いきり抜くのが楽しかったです。

 皆で1畝に等間隔で入り、次の畝に進むときに掛け声をかけよう、とリーダーのなつみちゃんが提案してくれました。皆が一人ずつ、掛け声を考えてくれました。掛け声に一人ひとりのアイデアが光っており、いろんな掛け声が楽しくて嬉しくて、やる気も出ました。

 

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 私の順番が回ってきて、何にしようかとちょっと困ったのですが、「次行くよ!」と言ったら皆が「Go! Go!」と答える掛け声を提案したら、みんなが喜んでくれて嬉しかったです。多分以前の自分だったら、こういう掛け声を提案するような場面には、何の案も出すことができませんでしたが、自分の考えを安心して言える。皆と一緒に楽しめる。それがとても嬉しくて、草を全て綺麗に取り切ってニラを救出できて、とても嬉しかったです。
 帰り道、まなかちゃんと話していると、今日の嬉しさを一緒に喜んでくれたことも嬉しかったです。今日もいい1日だったなぁと思えることが本当に嬉しくて幸せだなぁと思います。
 夏は草との戦いです。これからも楽しく気持ちよく草を取り、野菜を守りたいです。

(のりこ)

 

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 わくわく! 久しぶりのミニトマトの手入れ!! るんるんとした気持ちで、なつみちゃんとビニールハウスへ向かいます。

 ハウスの中は暑く、日中は50度や60度まで上がるということで……。涼しい朝の早朝作業に入れてもらい、「やった!」という気持ちと、「よし、朝のうちにやりたいことを全部終わらせるぞ!」と、やる気満々です。

 やることを分担し、私が脇芽つみを、なつみちゃんが誘引をしてくれました。
 脇芽が本物の生長点と似ていて、なつみちゃんが確認のためもう一度教えてくれました。「主枝と茎の間から出ているのが脇芽!」ということです。シンプルなのですが、これがまた楽しい!

 脇芽を摘んでいくと、少しもさっとしていた枝がすっきりして、トマトも清々しそう。自分の心も清々しくなって、ぱっと嬉しい気持ちになります。

 

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 せんていバサミでぽきぽきと摘んでいくのがすごく楽しくて、「やっぱりトマトの手入れが好きだな~!」という気持ちで心が満たされます。
 横では、なつみちゃんがミニトマトの誘引をしてくれていて……。あら? 一つ、主枝が伸びすぎて、曲がりかけているのがあったのですが、なつみちゃんが誘引してくれると、あれ!! 見違えるぐらいにぴーーん! として、その誘引の瞬間が気持ち良くて。

「野菜は上に伸びたい」と以前聞いたことがあったので、「トマトも嬉しいだろうな!」と思い、嬉しい気持ちで胸がぎゅっとなりました。よし、私もミニトマトみたいに背筋を伸ばそう。そう思わせてもらったなあと思います。

 それに、いつの間にか気づいたらミニトマトの背が伸びていて、自分の背より高くなっていて、その成長が嬉しく、夢が広がるなァと思いました。
「ミニトマトってこんなにも背が伸びるのか!?」
 とびっくりしたし、何より、あんなに小さかったミニトマトがここまで大きくなったなんて……! ミニトマトに愛を感じました。

 そしてどんどんミニトマトに色がついてきて、家族みたいに鈴なりになっています。その鈴なりがすごくかわいらしくて、ほっこりした気持ちになります。
 上の方から赤くきれいな色がついてきて、グラデーションになっていて、下にはまだ色のついていない緑のミニトマトがあります。その光景が本当にかわいくて愛らしくて、どんどん熟して、あま~~いミニトマトになっていく様子に、「きゅん!」とします!

 そしてそして、そう思っているうちに誘引も脇芽摘みも終わり! 次は草取り!

 土がさらさらで草取りがとてもやりやすいのです。草の根が張らないらしく、すっぽ、すっと草が抜けていきます。それが気持ち良くて爽快で、「草取り楽しい!!」という気持ちでいっぱいになりました。
 気づいたら草取りが終わっていて、うね全部がきれいになって、うねもスッキリ~! 心もスッキリ~! 畝と心、一緒にきれいになったような気がしてルンルン♪

 それに、なつみちゃんと作業をさせてもらって、なつみちゃんが作ってくれる空気がすごく暖かくて、作業がやりやすかったです。やっぱり、なつみちゃんとする作業は好きだなあと、ミニトマトの手入れを通して感じました。

 

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 話は少し変わるのですが、ミニトマトは、前日にハウスに行ったときは色がついていなかったのに、次の日に行ったら「わ! 色づいてる! 突然!?」と感じます。
 なにか急にサプライズみたいに赤くなっていくミニトマトが可愛くて、愛らしいなと思います。

 ミニトマトに、「ミニトマトが好きだ!!」という愛、この気持ちが伝わって、さらにどんどん色づいていったらいいな~! と思います。

 草取りが終わると、最後はフェラーリ穴!?
 株と株のあいだに水をためるため、フェラーリの流線のようななだらかな穴を作っていきます! よし、これをしたら目標達成! 終わりの時間が近くなってきているので、スピードを意識して進めていきます。
「これでミニトマトが水を吸いやすくなったらいいな」
 そんな気持ちでいっぱいで、フェラーリ穴を掘っていきます。

 株と株の間に作るのですが、まずテスコを手前に刺し、ほりほり、奥に刺し、ほりほり。よし、穴が掘れた! 掘った時に出た土は株元にかけて、株を強くしていきます。
 その動きをパターン化して、手早く進めていきます!
 システム化すると、さくさく進んで楽しいなという気持ちで満たされるし、やっぱりやっぱり、手入れってすごく楽しいです。

 終わった時間は少しギリギリだったのですが、無事に終わって、終わったときに、なつみちゃんと「やった!」と喜べたのも嬉しかったし、またミニトマトが採れるのがすごく楽しみになったなあと思います♪

 

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 ミニトマトもだけど、ミニトマトのお母さんのマミリーチームの私を含め、みんなも嬉しい気持ちで満たされたんだろうな~! と思いました。
 マミリーチームのお母さんたちにも報告するのが楽しみです♪

 こうして、愛情をかけて野菜を育てさせてもらえる環境があること。野菜を育てて嬉しさを感じられること。仲間がいて、一緒に達成感を共有できて幸せを感じられること――。
 一つの作業でもたくさんの「感じること」があり、幸せを感じられて、そのことがすごく幸せで、毎日が充実しているなと思います。

 よし! ミニトマトが赤くなり、成長していくのと同じように、私も少しでも毎日前に進み、ミニトマトと一緒に成長するぞ! という気持ちでいっぱいです。

(かのん)

 

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〈グラウンドの一角で、梅干しの返し作業をしている人の姿も〉

 

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 お土産に頂いたマンゴー。
 みんなで美味しく頂いて、「美味しかった!」で終わるのは勿体無さすぎる!

「わたし、このマンゴー、種まきをして育てます」。

 ということで、去年から始まった、プチ・マンゴー栽培in古吉野。
 去年は、初めて芽出しを成功させ、冬越しも、理科準備室の暖房に守られて成功。
 しかし! 鉢上げ時期を遅らせすぎて、根にダメージを与えてしまい、簡潔に書くと、枯れました(チーン)。

 なので! 今年は(もう、実生苗一年目は鉢上げしない!)と決めて、最初から大きい鉢に、ぽつんと、芽出しした種をさしました。

 

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 マンゴーの種は、固い殻に守られていて、その殻を割って中から種を取りだし、気温25度前後の涼しい場所で、体積の半分ほどを水に浸けて根を出させます。
 今年は、ツヤツヤとした芽が出るまで水に浸けて、鉢にさしてきました。

 

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 芽が出たときは、やっぱりうれしかったです。種は根が出ると緑に変色し、そのまま双葉となって、苗の初期生育の栄養源になるのですが、緑の大きな双葉から、ニョキッと芽が出ている様子は、何だか、素知らぬ惑星に生えた植物、第一号のような、ちょっと異世界な感じがあり、さすが、南国のフルーツだと思いました。

 お父さんお墨付きの古吉野の寒さですが、そんな古吉野でもマンゴー栽培、収穫を実現させてみたいなあという、わたしの、秘かな小さな楽しみです。

 

 そして、わたしだけじゃない、あゆちゃんもまえちゃんも楽しみにしてくれているのは「ビワ」!!

 これは、いつも応援していただいている、松本農産さんから頂いたビワから採取した種です。
 ビワは、口から出した種を、そのまま庭に放っておいても芽が出るほど強いそうですが、(絶対、育てたい……!)と燃えるわたしは、安全策を取って芽出しをした種をまきました。

 

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 なのはなには、栗林と山小屋に、高ーいビワの木があり、その木から枝を取って、接ぎ木苗を作るのはどうかと、日記であゆちゃんとまえちゃんに手紙を書いたところ、「接ぎ木苗は良いね」と話してくれていて、自分の後ろに超強力な2人がいてくださるので、ぜひぜひ、成功させて、なのはなビワ農園、やってみたいなあと思います。

 野菜を育てるのは、本当に楽しいけれど、果樹も夢があって、これからどうなっていくか、とても楽しみです。

(なつみ)