7月7日のなのはな

畑に倒れるズッキーニの姿を見る度に、心が痛み、眠れぬ夜を過ごしてきました。
しかし、そんな日々とも、おさらば!
今日は、念願のズッキーニの支柱立てと誘引が出来ました!
早朝作業は、ズッキーニ尽くし。
収穫、人工授粉、追肥、ならし、そして、縦竹の打ち込みに、横竹の取り付け。
(今日中に、絶対に追肥、支柱立て、誘引は終わらせたい……!)
わたしは、この作業を終わらせないと、夜ご飯は食べられない、と腹をくくって畑に行きました。

茎も葉も大きくなり、たくさんの実をならし、生長が進んで倒れてしまったズッキーニ。一番時間がかかるのは、約600株を1株1株誘引していく作業なので、支柱を完成させるところまでは、手早くいきたいところ。


縦竹は、畝のほぼセンターラインに、2.7メートル間隔で打ち込み、そこへ、自分の腰の高さに横竹を取り付けていきます。
竹は事前に須原さんと運んでいたので、準備はバッチリ。3ペア作って、約2時間で横竹の取り付けまで完了。

さぁ、ここから緊張の誘引作業が始まります。
「ぼくを、起こして……」
全身で訴えてくるズッキーニの姿に、(今すぐ、誘引するからねっ!!)と、声をかけて、みんなで出来るだけ真っ直ぐ起こせるように、スズランを使って誘引していきました。
まずは、ズッキーニの主茎、上から3分の1ほどの高さのところを、先端を輪にしたスズランテープで結び、真っ直ぐ引き上げて、テープの反対端を横竹と結びつけて誘引完了。
なるべく手早く結べるように、固結びで良いところは固結びを。横竹に結ぶときは、張りをキープできる結び方でしっかりと固定していきました。

株にスズランをかけて、長いスズランでズッキーニを引き上げて真っ直ぐに立ったときの喜び、(こうあるべきだったんだ!)という、あるべき形になった時の心地よさは、誘引作業の、大きな楽しさ、面白さの一つだと思います。
株がまっすぐ立っていくのは勿論嬉しいけれど、時間が刻々と迫ってきています。
1畝に約85株ずつあり、4,5人で、25分目標。
「あと17分!」
「あと3分!」
「17時のチャイムが鳴り終わるまでに、この畝を終わらせたいです!」
わたしは、必死に残りの畝数と、時間を計算して、「絶対に終わらせたいです!」というと、みんなが「はい!」と言って、同じ気持ちになって、本当に一生懸命、一緒になって誘引してくれて、そのことが本当に嬉しくて、作業は絶対に終わらせたいけれど、やれる全力でやれたなら、終わらなくても、仕方ないと思えました。

しかし、神様というのは本当にいるもので、残り2畝、5時40分ごろに、まりのちゃんとえつこちゃんとのりこちゃんが来てくれたのです。
わたしは、神様の存在を確信しました。
そこから、怒涛の追い上げ。6時25分終了目標だったのか、3人も増えれば、6時10分に終わり、そこから、使わなかった縦竹と横竹の片付けまで完了して、ズッキーニ畑はきれいさっぱり。
真っ直ぐ誘引してもらったズッキーニは勿論、その母であるわたしは、もう、ものすごく嬉しくて、今日はとってもいい日だと思いました。

目標は、あと2週間、がっつりズッキーニを収穫すること。
出来ることなら、もう1か月、取れたらいいなあと思っていて、ズッキーニもわたしも、もうひと踏ん張り、頑張っていきたいと思います!
(なつみ)
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草丈が伸びて、土の表面にのぞくオレンジ色の肩も大きく育ってきたニンジン。試し取りのニンジンを見て、「収穫してみよう!」ということになり、ニンジンの初収穫を行ないました。
ニンジンの根が土に埋まっていて、抜くまでどう育っているか想像がつかないため、凄く緊張しました。どうか、根が長く、太くあってほしいと願いながら、エイッと抜きました。
抜いてみると、25センチからそれ以上の長い根が出てきて、歓声が上がりました。ニンジンがしっかりと長く育っていてくれたことに、安心して、とても嬉しかったです。

根割れもなく、つるっと綺麗なニンジンを愛おしく感じました。まだ、少し細めのことがあり、もう1週間ほど様子を見て、畑で太くさせようということで、今日収穫したものは少しになりましたが、綺麗に大きく育ってくれていることに感動しました。
育苗チームのみんなで種を蒔いた後からずっと、毎朝水やりをしていたこと。間引きに、追肥、葉面散布。みんなに助けてもらいながら、手入れを重ねてきたことを思い出して、みんなで作ったニンジンなのだなと思いました。

ニンジンが欲しいと言っていた、なっちゃんに見せたくなり、ニンジンを持って、なっちゃんのところへ行きました。
なっちゃんが本当に大きく喜んでくれて、布団で一緒に寝たいくらいと言ってくれて、なっちゃんの笑顔に幸せな気持ちになりました。

台所さんが調理してくださって、みんなで美味しい料理をいただけることがありがたくて、食卓に上がることが楽しみだなと思います。
あと少し、のびのびと大きく育ってくれるように、毎日様子を見ていきたいです!
(あや)
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ナスの実が採れ始めました。
3日前に畑を見たときに、採れたのは10本だけだったけれど、1日おいて、今日採ってみると、10キログラムを収穫することができました。
黒マルチシートを使って株元の風よけをしているから、上から見降ろさないと、実がなっているか見えづらいけれど、ちゃんと見ると1株ひとかぶに、紫色の花が3つも5つも咲いていて、艶やかな紫色を輝かせながら実がなっています。
定植してから、ここまで本当にあっというまでした。
ナスを植えたら、次の日にすぐアブラムシが来たときは、ナスにもミツバチにも優しいようにと、食品添加物が由来になっているフーモンで防除をしました。株の成長に間に合わないと大急ぎで下段の支柱を取り付けて、なんだか生育が遅いと感じたときは、風よけがないからだとこれまた大急ぎでみんなで風よけを半日ではりました。

ナスの担当は、のんちゃん、のりこちゃん、私の3人だけれど、夏野菜の中でも一番といってもいいくらい広いこの畑は、追肥も、草取りも、どの作業もたくさんの人で手をかけながら手入れをしてきました。
みんなのナスという感じがして、そのみんなのナスが採れ始めて、これから代わる代わるたくさんの人の手で収穫されていくんだろうなと思うと、この畑やナスの存在にとても愛着を感じたり、夢が広がっていく感じがします。

今、テントウムシダマシの被害が来ていて、今日の夕方に防除をしました。
今日の防除も、除虫菊液とトウガラシ焼酎液を混ぜた自然農薬です。ミツバチに農薬がかかって、ミツバチが死んでしまわないように、虫にも野菜にも優しいようにと、自然農薬を一貫して通していて、今季のナスも、植えてから一度も農薬を使っていません。
これからも、作物の収穫を助けてくれるミツバチや虫たちと共生できる栽培方法を開拓しながら、ナスを大収穫に結び付けていきたいです。
(やよい)
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