7月5日(土)「ジャガイモ掘りも終盤です! 大豊作は掘りがいあり!&ピンチなカボチャを救えるか!?」

7月5日のなのはな

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 みんなから下町や山畑のジャガイモ掘りの様子を聞かせてもらっていて、私は今日の日を今か今かと待っていました。
 そして今日、待ちに待ったこの日がやって来ました。りゅうさんもお仕事組さんもいてくださって大人数の早朝作業は…ジャガイモ掘り!
 先週は夕の子東畑、下町上下と山畑上の広い面積の4枚。今日は山畑下畑と夕の子畑の2枚を早朝の涼しい内に掘りきります。

 朝六時なので静かめに…だけど、やる気は100パーセントで出発です。
 車に乗って畑に向かっていると…あれっ!?見覚えのある後ろ姿…なんと、英幸さんです!秀幸さんも駆け付けてくださいました。

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 そして、畑に到着。早速、あゆちゃんが作ってくれた4人グループで、ひたすらまずは掘る、掘る、掘るっ。
 4人のうち二人がスコップで土を掘り起こし、もう二人は掘り起こされたジャガイモを土の中から回収し、畝の上に広げていきます。
 私は秀幸さんとよしみちゃんとそなちゃんとさせてもらいました。スコップを土の中で、ザクッ…そして、よいしょっ!と掘り上げると、ゴロゴロと沢山のジャガイモが出てきまいた。とっても嬉しいいっ!

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 他のチームからも、りゅうさんのパワー溢れる声や歓声がが聞こえて来ることもありました。
 私たちのチームでは秀幸さんが「よいしょーーーっ!」「出てきたぞっ!」と掘るたびに思わず胸がポッと明るくなるような声掛けをしてくださって、より一掘り、一掘りに嬉しい気持ちになりました。

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 スコップの人は芋回収の人がやりやすいように。芋回収の人はスコップの人がやりやすいように。そのお互い様の思いが一つになって、サクサクと進んでいきました。 
 そして、進むにつれて4人が一体となっていって、それがとっても気持ちがよかったです。
 ふと、掘った後を振り返ると、ずらり! とじゃがいもロードが出来ていました。そのジャガイモロードに、とっても満たされた気持ちになります。

 山畑は一チーム一畝掘ったら完了! 一時間足らずでみんなの力が合わされば掘り起こせてしまいました。
 そして、コンテナに回収。かと、思ったら回収する間に次の畑です。直ぐに回収せずに少しだけ広げておいておくことで、ジャガイモについた土が乾いて、回収しやすくなるのです。

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 そして、いったん夕の子畑へ行き。またこれもあっという間に掘り終えたら…山畑へ戻ります。戻ると、いい感じに土が乾いてくれていました。
 掘る、掘る、掘る。の次は、回収、回収、回収。回収されたジャガイモは長い間貯蔵できるようにするために、慎重に、ぴかりと輝く綺麗な芋と傷芋、そしてそれ以外と、三段階に分けて、回収していきます。

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 まずは、綺麗な芋から。土をしっかりと落として、ひたすらにコンテナに入れていきます。そんなコンテナの中には、宝石のようにピッカピカなじゃがいもがわんさかっ!

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 じゃがいもも嬉しそうです。 綺麗な芋が回収出来たら、軽トラに積み込んで…それ以外の芋たちも、順番に回収していって…整然としていて、かつテンポがよくて、あゆちゃんの進めてくれる芋堀がとっても楽しくて、嬉しかったです。
 
 そして、軽トラに積まれたじゃがいも干して、完了です!! メークインのじゃがいも掘りがすべて終わりました。

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 秀幸さんやりゅうさんもいてくださって、みんなと掘り進めることが出来て、沢山の綺麗で立派なじゃがいもが土の中から、ざっくざくと…とっても豊かな気持ちんいなりました。
  残るはアンデスとデストロイヤーの植わる魚とりだけです。明日もみんなと力を合わせて頑張るぞ!!

(ももか)

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 わたしたち、今日は野菜のレスキュー隊となって、この暑さにやられて弱っている野菜に、ドカーンとエネルギーチャージをしてきました。

『第一ミッション。至急、かぼちゃを救出せよ!』

 新いいとこ畑に植わっているかぼちゃ第一弾は、高ーい立派なお饅頭のてっぺんに植わっていて、わたしたちの膝ほどの高さのあるお山のてっぺんで、フニャフニャに萎れてしまっています。
 理由はただ一つ。高畝で水はけがよすぎて圧倒的な水分不足。

 それに加えて、新いいとこ畑は、その名の通り、日当たりが「いいとこ」なので、朝から晩まで、日に当たり続けて、畑が良く乾く。
 プランでは、落ち葉堆肥を使って、保湿をしようということですが、現実的にどうやって、この暑さと乾燥に参っているかぼちゃを救出するか。

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 かぼちゃの緊急事態に、お父さんも畑に駆けつけてくださいました。
 いつも、あっという間に、パッと考えて「これはこうしよう」と言ってくださるお父さん。
 お父さんは、このかぼちゃをどうやって救出するのだろうと、お父さんの言葉を待っていると、「う~ん…これは難しいねぇ」という一言。
お父さんをも唸らせる、かぼちゃ畑。
「難しいですねぇ。じゃあ、みんなの中からアイデアをもらいたいと思います。」
「はい。」
「はい、まりかちゃん。どうする?」
「ここ(株元)に落ち葉堆肥を敷いてみる」
「う~ん、そうだねぇ…。」
 わたしも自分だったら株元に、落ち葉堆肥を敷くなあと思って、お父さんの答えを待っていると、お父さんは暫くしてから「うん。まりかちゃんと言う通り株元に落ち葉をかけましょう」と言って、落ち葉堆肥の入った肥料袋一袋を、かぼちゃが植わっている畝のてっぺんで、逆さまにして、ぶっかけてしまいました。

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 わたしは、こんな光景は初めてで、(こんなの、ありなんだ…)とびっくりしたと同時に、やっぱり、お父さんと畑に行くのは本当に、本当に面白くて大好きだなあと思いました。

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〈落ち葉堆肥を持って畑をダッシュ!〉

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 早速、みんなでかぼちゃの畝のてっぺん、株元に、落ち葉をぶっかけていきます。
何だか、破壊的なことをしている様で、みんなの目もらんらんと光っていて、わたしも、この作業、とっても面白かったです。
 さぁ、これからこのかぼちゃが、どうなっていくのか。
明日からの経過観察がとても楽しみです。

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 『第2ミッション 山畑西の黒大豆を救出せよ!』

 続いて、黒大豆が植わっている山畑西へ、走ります。

 黒大豆は、この暑さの中一生懸命活着したはいいものの、なぜか葉っぱが茂らない。
 あまり大きくならない。
 水か足りないのか、羽虫に食われすぎているのか何なのか。
 リーダー会議で相談すると、

 やよいちゃん「土寄せしたら、良くなるのではないか」
 父「そうかもしれないね」

 出来ることは、何でもやってみよう。早速多人数で土寄せ!!。

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 畑に到着して、まずは草取りから始まります。
 三角ホーでざっくり、背丈が豆より高い草を中心にとっていきます。
 3人組を3チームに分けて、畑の手前、中心、奥から進み、手前3分の1が草取り終えてから、先行して、土寄せに入るチームを作っていきました。
 よしみちゃんとのんちゃんが、午前中に管理機を、ふっかふかにかけてくれていたので、最高に楽しい、サラサラの土寄せに、みんなの気分とスピードが上がります。

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 今回は、本葉の下まで埋める土寄せで、しっかり寄せてあげると「こうあるべきだったんだ!」と、土寄せされた豆を見て思いました。
これで、豆も安心して大きくなれそうで、絶対元気になっていくと、直感的に思えて、これから、楽しみです。
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 今日のミッションは、以上の2つ。
でも、まだまだ5時30分。夕食まで、1時間ある。

このまま、ササゲの土寄せ行っちゃおう!!!

 ということで、そこから怒涛の土寄せツアー。
魚とりのササゲの土寄せをしているときは、うなぎ取り畑4枚に植わっている小豆の土寄せまで行けたらいいなあと思っていたのですが、、1枚、管理機掛けが出来ていなかったので、欲張りなわたしは、さらに欲をかいて、目標を、斜畑のササゲまでに設定。
 汗をボタボタ垂らしながら、必死に鍬を動かして土を寄せて、6時30分のオンタイムで、なんと、斜畑まで土寄せ完了。

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〈土寄せ前には管理機で耕しフカフカな土をたっぷりよせました〉

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 今日の多人数作業の進みを聞いて、お父さんが「山畑西、土寄せまで出来たの?」
「今日、暑かったのに、みんなすごいなあ」と話してくださって、それが、とっても嬉しくて、みんなに伝えたいなあと思うし、明日は白大豆2枚と、黒大豆1枚の土寄せがあるので、まだまだ、頑張りたいと思います!

 今日は、みんなと、思いっきり動いて、たっくさん作業が進められて嬉しかったです。

(なつみ)

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〈ピーチ姫チームは桃の収穫(日川白鳳)や草刈りを1日進めました〉

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〈スモモも収穫をしています!〉

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 オーロラブラックとシャインマスカットに袋がけをしました。

 昨日、袋がけ前の防除をさせていただき、防除してからはなるべく早い内に袋がけをした方が良いため、翌日にすぐに袋がけできて嬉しかったです。

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 池上ブドウ畑のオーロラブラックは、色づく品種のため、白色の果樹袋を使いました。先日にこの袋をちさとちゃんが「買って来たよ~! 」 と笑顔で渡してくれて、それが本当に嬉しくて、思わずみんなに「見て見てっ!」と声をかけてしまうほどでした。

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 のんちゃんと一緒に、一房一房、虫がついていないか、ブドウの状態はどうか、とチェックしてから袋をかけていきました。キュッとしっかり袋の口を閉じているのを確認できると、ホッと安心したなあと思います。袋をかけるとき、袋がけや手入れがしにくい場所についている房があって、手入れや収穫がしやすい場所に房をつけられるように、来年のブドウ作りに活かしていきたいです。
 オーロラブラックは、全部で84袋、袋がけをしました。

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 古畑のシャインマスカットには、新聞紙で手作りした袋をかけました。すにたちゃんが室内作業で作ってくれて、このときもすにたちゃんが「130枚分全部作れたよ! 」と声をかけてくれたときすごく嬉しかったのを今でも覚えています。

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 袋をかけたら、これまで見えていたブドウの姿が見えなくなって、様子が見れないことに少し寂しい気持ちもあるけれど、次、オーロラブラックとシャインマスカットに会える日を楽しみに、これからも水やりや見回りなど、手入れをしていきたいです。

(よしみ)