「気持ちを届けられる人に」 ゆず

7月1日 

 7月になりました。1年の半分が過ぎました。毎日が過ぎていく早さをいつも怖いと思っていて、それは自分が過ぎた日々に見合った成長をしていない気がするからで、そんな毎日から抜け出たいです。

 今朝は、お仕事組の朝食にゆりかちゃんも一緒でした。ゆりかちゃんの勤務時間がこれまでとは変わり、これから一緒に朝食をいただけたりすることが嬉しいです。

 ゆりかちゃんといると、笑顔でいることが周りの人にどれほど大きな嬉しい気持ちを届けるのかを感じます。ゆりかちゃんの向けてくれる笑顔は、いつも大きな力をくれます。

 ゆりかちゃんの笑顔を見ると、私はお母さんが話してくださる、オセロの黒が一気に白になっていく様を思い浮かべます。ゆりかちゃんの笑顔は、痛みや苦しみを知ってそれでもまっすぐに前を見る、人としてあるべき生き方を信じる美しさなのだと思います。私も笑顔でいることで周りの人に嬉しい気持ちを届けることのできる人でありたいです。

 一緒にできて嬉しい。来てくれて嬉しい。毎日の中でそんなふうに人に伝えることは多々あるけれど、それが、力になってくれて嬉しい、だけではなくて、いてくれるだけで嬉しい、の気持ちが、ちゃんと伝わっていたらいいなと思います。

 そして、本来だったらほんの少しでも誰かの力になれることが嬉しい、手数の一つになれることが嬉しいはずなのに、自分の気持ちの状態が悪く利己心に傾いていると、手数の1つとしか自分が思われていないような悲しさや腹立たしさ、自分の存在を蔑ろにされているような気持ちになってしまうことのある自分を、利己的な価値観を捨てられていない自分を、変えたいです。