「草刈りの1日」 るりこ

6月27日(金) 

 今日は念願の念願の念願のお休み!

 今週は休みが週一しかなくて、シフトも朝から晩のロングスケジュールのハードワークで、先週から体調が何だか優れなくて、、、と、もうぐったりでした。(弱音を吐いてすみません)

 今朝も気分が晴れなかったのですが、1日がかりで大好きな草刈り作業と聞いて、もうやるしかない! と、急に元気が湧いてきて、気分の重さも一瞬で吹き飛ぶ、単純な自分。

 しかも今日の草刈りはいつもより特別で、かのんちゃんの草刈りデビューでした。

 かのんちゃん自身も「草刈り」と聞いて驚いていて、「足に当たったら、血が出ますか?」と。

 もうそんなレベルじゃないよ、草刈りは超危険だからね! と、草刈りの危険性から話が始まりました。

 道具一式から、エンジンオイルの作り方と、準備段階の説明を一通り終えたら、いざ、草刈り機をもって、畑へ出発!

 初めて草刈り機を持つかのんちゃん。初めは右、左が反対でしたが、正しく持つと、姿からとても様になっていて、「思ったより、軽い!」と、すべてのことに新鮮な反応を示してくれるかのんちゃんに癒されました。

 畑に着いてから、まずホースやブロックなど危険なものを除けて、それから口頭でエンジンのかけ方と刈り方の説明をしました。

 わからないことはすぐに質問してくれて、質問を受けることで、改めて自分自身も知識の再確認になり、人に教えるって難しいけれど、自分が1番勉強になるなと思いました。

 わたしがエンジンをかけて、刈るところを少し見てもらってから、いよいよかのんちゃんの番です。

 わたしが初めて草刈り機を持ったときのことを思い返すと、刈ることより、エンジンをかけることに1番苦戦した記憶があるのですが、かのんちゃんは見事一発でエンジンをかけていて、さすがかのんちゃん。

 エンジンがかかると、「わぁ」「えっ」と軽くパニックに陥っている様子でしたが、刈りだすと、すぐにモードに入って、ゆっくりではありますが、刈り残しなく着実に刈り進めていってくれました。

 わたしも近くで草を刈りながら、時折、かのんちゃんの様子を見ていましたが、かのんちゃんが刈ったあとにきれいに刈れた道が一本続いている光景が、わたしも嬉しかったです。

 刈る前に、わたしがチップを飛ばさないようにと口酸っぱく言ってしまいました。

 まず刈る前に刃の状態を見て、刈り終えて片付ける前に刃をみて、1つでもチップの数が減っていたら、それは自分が飛ばしたって証拠だよ、と。

 かのんちゃんはそれが1番印象が強かったようで、休憩のたびに、「チップ飛んでないかな?」と心配していて、その度に一緒に確認して、「大丈夫だね」と。

 そしてそして、午前の草刈りを終えて、草刈り機を洗うさいに最後にチップ数を確認すると・・・・・・すべて揃っている!

「一個も飛んでないよ!」と伝えると、「よかったー!」とかのんちゃんの安心した笑顔。

 うなぎとりは石が多かったから、いきなり難しい草刈りだったけれど、慎重に丁寧に刈ってくれて、かのんちゃんすごいなと思いました。

 午後からはあけみちゃんと2人で、午前の続きでうなぎとり畑沿いの堤防の草刈り(と

いうより伐採)を進めました。

 草というより、雑木、葛、蔓だらけで、足元も絶壁で、条件は最悪。

 1人だったら音を上げていたけれど、あけみちゃんが勇敢に藪を切り拓いていく姿に、わたしもやるしかない、とやややけくそな気持ちで続きました。

 初めは、足元が悪くてもうこれ以上進めない、と思っていた場所も、足元の安全を確認して、少しずつ少しずつ開墾していき、ようやくあけみちゃんと出会ったときは、小さな感動がありました。

 時にはノコギリを持ってきて、太い木を切り倒したりと、暑さもあるなかの戦いでしたが、その向こうに見える川の流れが涼しげで、あけみちゃんとも、「もう暑くなったら、川に入ろう!」と冗談を言いながら、2人で最後まで頑張りました。

 今日は今日でできる限りで刈りました。あとは今日刈った草が枯れたら、燃やしたら、雑木なども処理しやすくなって、もっと整地できると思います。

 あけみちゃんと、「今日は今日でやりきったね」と達成感を味わえた瞬間がとても嬉しかったです。

 休む間もなく、まだまだ進めたい草刈りは続きます。

 でも午前と午後の前半で伐採をしたことを思うと、他の場所はへっちゃらに思えます。「こんなの可愛いもんだね」とあけみちゃんと言いながら、滝川横を15分足らずで終えて、残る山畑へ。

 畑に着くと、びっくり。

「えーーー!」と声を上げてしまうくらい、雨と晴天で草が伸びてしまっている!

 最後のエネルギーを振り絞って、ハイペースで刈っていきましたが、なかなか手強くて、体力の消耗のわりには、進みがいまいちだったことが残念でした。

 でも1日、大好きな草刈りができて、本当に本当に嬉しかったです。

 暑かったけれど、あけみちゃんがいたから最後まで頑張れて、ついさっき、廊下ですれ違ったときにも、「今日は楽しかったね」と言い合えて。

 大変なことも一緒に乗り越えていける仲間がいること、そしてその時の気持ちを共有できる仲間がいることが、本当に本当に幸せなことで、そういう瞬間を自分は何よりも大事にしていかなければいけないと思います。

 草刈り機も1日調子よく頑張ってくれたなと思い、いつも以上に丁寧に磨いてやりました。