「最高のプレゼント」 ゆうは 

6月23日

 

 昨日時間があまりなくなって日記が途中で提出できないままだったけれど、せっかく書いていたのでそのまま今日の日記に書こうと思います。
 桃作業のひとつの大仕事を完結!
 今日ですべての桃の木に袋をかけ終えることができました。
 100本以上の木にピーチ姫のみんなと、そして時には助っ人に来てくれたみんなと袋掛けをしていくことができました。
 初めて袋掛けをしたときは間隔も実の選別もあまりわからなかったし、不器用で一枚かけるのにすごく時間がかかる上にきちんとかけられなくて引っ張るとスルっと抜けてしまうことも。
 大雑把な性格の私には向いてない!とくじけて泣き寝入りしたいと思った瞬間もありました。
 けれど桃の木に癒され、ピーチ姫のみんなの真剣な姿に感化され、ほぼ毎日コツコツとかける枚数を重ねていくにつれ、徐々に感覚をつかんでいくことができました。
 今では実の選別をするスピードも袋をかけるスピードも格段に上がり、かけた袋が抜けてしまうこともなくなりました。
 そのことがすごく嬉しいし、袋が膨らんでいくのを見てその中身の実の想像をすると期待が高まります。

 夜の集まりでは、今年は生理落下がひどいので自分なりに調べてみるとジベレリンが効果的かもしれないとわかったという話をしました。
 みんなより知識も経験も浅い私の話を興味をもって聞いてくれて、そのことがとても嬉しかったです。
 まだまだ勉強不足ではっきり説明はできなかったし、どこまで信憑性があるかわからないのでもっときちんと調べて私も役に立てたらいいなと思います。

 そして今日。
 ついにはなよめの初収穫をしました。
 消灯が迫っているのと記事で書いたので詳しくは省略しますが本当に嬉しかったです。
 桃の木からの最高のプレゼントはどんな宝石よりも輝いていました。
 しかも糖度が高く甘い立派な桃。
 お父さんに見ていただいて、試食させていただいたとき、その甘さに驚きました。
 私は今まであまり桃を食べたことがなかったのですが、これでもあっさりとした甘さなのだと聞いてとても驚きました。
 みずみずしさと甘さが兼ね備えられていて、上品な香りが漂っていました。
 この素敵な桃をたくさんの人に届けて、笑顔になってもらえたらいいなとおもいます。
 そのためにもこれからも自分にできる精一杯を尽くしていきたいです。