初夏に行なう、なのはなのダンスの祭典「ケニーモナーク・フェスティバル」が近づいてきました! このイベントは、父の日のお祝いをしながら、夏祭りやコンサートへとつながるフラダンスやタヒチアンダンスをみんなで練習し、一つのショーとして作り上げます。
今回は、全員で踊る新しい曲があります。『イアオラナ』という曲で、「Ia ora na」とは、タヒチ語で「ようこそ」という歓迎を意味するそうです。
歌詞の和訳の一部には、「こんにちは、ようこそ、ここは美しい国」という箇所があります。
タヒチアンダンスの世界は、いつも相手へ伝えるためのメッセージ性があり、素敵だなと思いました。
曲の振り入れの前に、ゆりかちゃんがタヒチアンダンスの基礎となるステップをいくつか教えてくれました。
基礎的な動きには、「タマウ」「バル」「アファタ」「アミ」「ファーラップ」など、腰を左右に動かして足を踏み換える動きや、腰を前、後ろ、横、前と四角形に動かす動きなど、タヒチアンダンス特有のステップがあります。
ゆりかちゃんのお手本はすごく美しくて優雅で、見とれてしまいました。初めてのタヒチアンダンスは、(今まで動かしたことのない筋肉を使っているのではないか)と思うほど難しかったです。腰を八の字に動かす「バル」という動きは、「リボンの形を描くようなイメージ」と、ゆりかちゃんが丁寧に分解して伝えてくれてすごくわかりやすかったです。コツは、「骨盤を立てること」だそうです。
腰を前後左右に動かす基礎練習を続けただけでも、腰の可動域が広がり、動かしやすくなった感じがしました。
ゆりかちゃんが『イアオラナ』の振りを丁寧に教えてくれました。
出だしから小刻みのステップや、腰を高速に回す「ファーラップ」がたくさん登場して難しく感じました。
曲に合わせて踊ってみると思った以上に速くて驚きました。
私は、今までフラダンスとは違い、タヒチアンダンスはテンポが速く難しいのですが、『イアオラナ』は聴いていると思わず踊り出したくなってしまう楽しげな曲で、踊っていて自然と笑顔になります。
この曲を全員で踊れることが嬉しいです。
父の日に、お父さんに感謝の気持ちを込めてこの曲を披露できることが楽しみです。これからも精度高くできるよう練習を積み重ねていきます。