「今と未来に希望を」 ほのか

6月15日

 改めて、お父さん父の日おめでとうございます。いつもありがとうございます。

 お父さんの娘になれて幸せです、なんて決まり文句みたいだけれど、今はこの言葉がしっくりきます。形容しがたいほどの尊敬と、感謝をどう伝えればよいか、計りかねて、うまく言葉にできないことがもどかしいです。

 お父さんの言葉、行い、生きる姿勢が、私は生きる指針になっています。お父さんのような生き方ではないと、私は人間らしい生き方ができないのだと思い、今ここで生活させてもらえていることがありがたくて幸せなことだと感じています。

 なのはなファミリーに出会うことができ、お父さんお母さんが私の両親になってくださって、命も、人生も救われました。症状が止まっただけでも奇跡なのに、これから自分が社会に出て自分の役割を果たしながら、生き甲斐を感じて生きて行く未来が描けること、その道が続いていることが奇跡のように嬉しいです。

 はじめは素直じゃなかったこと、恥ずかしく、申し訳なく思います。

 それでもお父さんお母さんが信じてくださって、プラスの方を見てくださって、みんなの中にいさせてもらえていることを、感謝しています。

 今私は、未来にも、現在にも希望を持っています。

 目の前の小さな目標と、少し先の中くらいの目標、遠い先の大きな目標があります。

 目の前の目標は、小さなといってしまいましたが小さくはないかもしれないです。それは、今年の夏、良い桃をみんなで育てていくことです。今日も朝はブルーシートはぐりに始まり、夕方は摘果に出て、会の合間に全力疾走しました。お休みする選択肢が与えられていないというのは当たり前だけれど、今までの自分はお休みする余地を残していたように思います。今、そんなのは論外で、気力、体力の底が現在進行形で広がっている気がします。

 フラダンスを踊ること。なのはなに来て始めてフラダンスに出会って、教えてくれたのはゆりかちゃんでした。私はフラダンスが好きです。ゆりかちゃんが、自分の好きなこと、フラダンスを、能力を自分のためではなく、未来のまだ見ぬ誰かに広げていく、それこそソーシャルファームに直結する、利他的に生きて行く手段にしていっていることが、素敵だなと思っています。

 A to Bでは無く、A to Cが利他ということ。未来の大きな利益に、利他心があることを教えていただきました。

 今はまだその片鱗もつかめない小さな私ですが、お父さんのような利他的な生き方をしたいという願いは持ち続けています。

 お父さんと一緒に定めた目標が、どんなときも私を支えてくれます。

 ケニーモナーク、夏祭り、ウィンターコンサート…。楽しみなことが次々とノンストップでやってきて、常にプレイヤーで居続けることができる、なのはなファミリーで今過ごさせてもらっていることが、ありがたくて嬉しいです。本当にここが好きで、みんなのことも、お父さんお母さんのことも大好きです。ずっとここにいれたらいいのに…と思うけれど、治って自立しなくてはいけない。でも治った後の人生も、明るく希望を持てます。

 だから、私は今と未来に希望を感じています。これは、なのはなに来なかったら、絶対に考えられないことでした。奇跡の連続を、当たり前に思って流すのではなくて、改めて感謝して噛みしめるように生きて行こうと思います。

 2025年上半期、シスターに始まり、桃、いろいろありました。これからの後半も楽しみです。

おやすみなさい。