「気持ちが同じの仲間」 のりこ

6月13日(金)

 今日もいい一日でした。まず、朝いつもは育苗チームで苗に水やりをしてから嫁入りに行きますが、今日は最初から収穫嫁入りに入りました。キャベツの初収穫で、私もちさとちゃん、すにちゃん、うたなちゃん、そなちゃんと一緒に収穫させてもらいました。立派で瑞々しいキャベツがたくさん採れて、みんなもとても嬉しそうで、私も嬉しかったです。
 その後、ルッコラも収穫させてもらいました。収穫しているとゴマのような香りが一杯広がりました。最初はあやちゃんと二人でいろいろ悩んだり苦労したルッコラが、嫁入りできるまでに育ってくれて本当に嬉しいなぁと思いました。収穫が終わり古吉野に帰ると、ズッキーニのラッピングに入りました。みゆちゃんが来てくれて、一緒にラッピングできたことも嬉しかったです。

 朝、歯磨きをしていたらみゆちゃんが、「のりこちゃん・・・」と話しかけてくれて、「ご飯の量を少しだけど増やすことにしたよ」と話してくれました。それがすごく嬉しかったです。きっとすごく勇気がいっただろうし、怖い気持ちもあると思うのですが、みゆちゃんも殻を打ち破ろうとしているんだなぁと思ったら、自分も勇気をもらえた気持ちになりました。

 作業は1日を通して、ゴーヤの支柱立てをさせてもらいました。朝、支柱立てに名前が呼ばれてすごくワクワクした気持ちになりました。須原さんと一緒に作業ができることも凄くスペシャルな感じがしたし、土にドリルのようなもので穴を開けたり、支柱立てマシーンを使ったりすることもワクワクして、作業している間ずっと嬉しい気持ちでした。

 実際には機械や道具を使う作業は慣れた人がしてくれましたが、見ているだけでも面白かったなぁと思います。補助もしっかりと真っすぐに持っていないと、うまくいかないので、緊張感があり、楽しかったです。

 午後は途中でお父さんとお母さんが来て下さり、すごく嬉しかったです。それから白大豆の定植が終わったメンバーや相川さん、大竹さんも来て下さり、今日はスペシャルなことが次々起こるなぁと思いました。こんなにたくさんの人と、気持ちを一緒にして作業をしていることに、すごく幸せを感じて、有難いなぁと思いました。

 17時から桃のブルーシート敷に行きました。相川さんや大竹さんも同じ車でした。帰る道で夕子の前を通ると、今日も猫が数匹くつろいでいました。その様子があんまり可愛くて、やっぱり涙が出てしまいました。一日思い切り働けたことや、いろいろスペシャルなこともあったためか、あんまり幸せすぎて嬉しすぎて涙が出るのかなぁと思います。