【5月号⑫】「その勢いは美しい 玉ねぎの液肥やり」しなこ

 

 吉畑下の玉ねぎが、元気に育っています。

葉がピンとしていて、緑も濃く、見るたびに大きくなっていることを感じます。寒い冬を乗り越えて、暖かくなり始めると、玉ねぎも急成長しました。

 玉ねぎには定期的に液肥の葉面散布をしています。メニューは時期によって玉ねぎに必要な要素を散布しています。三月まではアミノ酸と納豆水を週に一回、四月からメガツインP56と納豆水を十日に一回のペースで散布しています。

 四月からは球の肥大時期で、肥大に必要なリン酸をメガツインで与えています。

 納豆水を散布するのは、病気の予防や、野菜が病気に強くなることが期待されています。

 あけみちゃん、よしみちゃんと一緒に葉面散布をしました。

 作業の前に、玉ねぎチームのさくらちゃんが一枚の畑に散布する目安の量を伝えてくれたり、一回ずつのリン酸を量って用意してくれていてありがたかったし、すぐに散布ができて嬉しかったです。

 まず吉畑下畑から。よしみちゃんとエンジン噴霧器で散布しました。いつもそばを通りかかるたび、玉ねぎが大きくなっているのは目にしていましたが、実際に畑で間近で見ると、玉ねぎの大きさがより実感できました。 草丈は五十~六十センチ、その根元に玉ねぎの球ができていて、葉が空に向かって伸びていて葉の色も緑色が濃く、元気そのものでした。玉ねぎによくあるべと病も見られなくて、これは納豆水の効果が出ているんだなと思ったし、玉ねぎチームのみんながいつも見回りしていて、適期に適切な手入れができているからだなと思って嬉しかったです。

コムフォー畑ではあけみちゃんも加わって三人で散布しました。コムフォーは畑が四枚あるのですが、三人だとあっという間で、とてもスムーズに散布ができました。

 コムフォーの玉ねぎも元気で、ピンとした葉が畝に揃って並んでいる玉ねぎ畑が綺麗でした。

 順調に育っている玉ねぎを見ると、美味しい玉ねぎができそうだなと思い、楽しみです。