6月4日
あけみちゃんの姿から、ものを大切にすることについて考えました。
午前は豆の苗床の畑を回って、納豆水と酢の散布をしたり、紗を回収してネット掛けをしたりしました。
途中、1つのエンジン噴霧器の調子が悪くなり、エンジンがかからなくなってしまいました。でもすべき作業がたくさんあるので、この後の作業をどう進めるか、難しいなと思っていました。
あけみちゃんが選んだ方法は、あけみちゃんがエンジン噴霧器を修理して、その間に私が防除を進めるというものです。エンジン噴霧器の数がカツカツだったし、最近ものを壊しやすいというご指摘をお父さんやスタッフさんから受けているところでした。もともとその噴霧器は調子が悪かったらしいのですが、「やれるところまで直してみて、次の人が使いやすいようにできることが大切」と、あけみちゃんは言っていました。
前に、「利己心のある人は、自分の私物は極度に大切に節約するくせに、公共のものを粗末に扱う」と教えていただいたことがありました。私はまさにその傾向があります。今回のことも、私は正直、「噴霧器の修理よりも作業を終わらせることの方が大事だと思うのにな…。」と考えてしまいました。
自分が困らなくても、次に使う誰かが困るということを、どれくらい問題にしているか、ということだと思います、今の私には、その「誰か」が見えていなくて、目の前の作業だけに頭が占められていました。ものに対しても、人に対しても、軽んじているところがあります。まだまだ自分の考え方は甘いな、と感じました。公共のものも、一緒に使っている人のことをしっかり考えて扱うようにしたいです。
今日は集合やハウスミーティングで、ずっとたまっていた質問を聞くことができてうれしかったです。
プラスな表情や感情をしっかり前に出して、明るくて話しかけやすい、一緒にいて気持ちが良い人を目指します。