6月3日(火)「恵みの雨のなかで、フラダンス練習 & トウモロコシを守れ!」

6月3日のなのはな

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 雨の1日でしたが、昨日追肥した野菜にとって恵みの雨で嬉しいです。それに、私たちにとっても父の日のケニーモナーク・フェスティバルのイベントに向けてフラダンス練習が進められる、嬉しい雨でした。

 午前に練習するチームと午後に練習するチームに分かれて、フラダンス練習をしました。ゆりかちゃんが時間を区切って1チームずつ練習を見てくれて、たくさんアドバイスしてくれたり、更に良くしていけるポイントなども伝えてくれて、その時間が、とってもありがたかったです。

 

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  私は午前に練習するチームで、『パテパテ』と『アリオイ』の2曲の練習をしました。最初にゆりかちゃんが各チームに、イベント当日までに考えてほしいこと、やってほしいことを伝えてくれました。パテパテチームは衣装のイメージはもうすでに大体決定しているのですが、衣装で身につける貝殻のアクセサリーや、「イイ」というフラダンスで使うアイテムの制作をしてほしいということを、ゆりかちゃんが話してくれて、ダンス練習の合間の時間にチームのみんなで考えられて嬉しかったです。

 「イイ」を何の素材を使って作ればいいかここ数日考えていたのですが、なかなか、コレ! と思う素材に出会えずにいてそのことをチームのみんなに相談したら、みんなが衣装室から、すごく使えそうなアイテムを見つけてくれて、これで作れるかもしれない! と希望に思えたことが嬉しかったなあと思います。

 

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 また、貝殻のネックレスは、お母さんがくださったという貝殻をゆりかちゃんが見せてくれて、その貝殻にはトライバル柄の模様をつけることになりました。トライバル柄を調べていると民族によって模様が違うようで、ハワイアンのトライバル柄やタヒチアンのトライバル柄など国ごとにいろいろな模様があり、すごく素敵だなあと思いました。
 みんなでこれからのイベントでも使えるような素敵なものができるように頑張りたいです。

 

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 そのあとは、ゆりかちゃんに『パテパテ』のダンスを前から見てもらって、腰の動かし方を教えてくれたり、再度フォーメーションも見てもらえて、ゆりかちゃんが、「最初よりも確実に上手くなっているよ!」と笑顔で話してくれて、とても嬉しかったなあと思います。パテパテチームは全員で17~18人、今回のイベントで踊る全曲の中でも一番人数が多いです。ケニーモナーク・フェスティバルを盛り上げる、華やかなステージにできるように、これからもみんなで練習していきます。

 

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 『アリオイ』という曲は4人で踊る曲なのですが、今日の練習では、ゆりかちゃんに教えてもらいながら振りや目線を細かく揃えられて嬉しかったです。
 ゆりかちゃんが、フラダンス練習初日に、この曲の和訳がのった紙を見せてくれたのですが、そのときから私はこの曲が本当に大切で大好きな曲になりました。

 

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 今日の練習のときに、ゆりかちゃんがこの曲を私たちが踊るとしたら、どういう気持ちで踊ったら良いのか話してくれました。
「過去の自分と、利他心を持って回復した自分。両方選ぶことはできなくて、どちらか1つしか選ぶことができない。だから、私たちは、過去を捨てて、なのはなで新しい自分になって、前へ進んで行く。そういう気持ちを込めて、この曲を踊りたいね」
 ゆりかちゃんがそう話してくれたことが、とても嬉しかったです。すごく自分にもしっくりきて、この曲を大切に踊りたい、と思いました。

 

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 最後に1人ずつ、交代して前から見ることもでき、私も初めて前からみんなが踊る『アリオイ』を見させていただき、みんなの表情や振り、フォーメーションが本当に綺麗で鳥肌が立ちました。

 私たちの気持ちを伝えられるような『アリオイ』にしたいです。

 

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 午後からは他のチームの練習もあって、ゆりかちゃんが1日を通してずっと練習を見てくれたことが、本当にありがたかったなあと思います。

 時間を大切に使って、これからのイベントにも繋がるようなフラダンスにしたいです。

(よしみ)

 

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トウモロコシを守れ!!
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 トウモロコシが、待ちわびているもの。肥料や水分、日光など様々ですが、「害虫対策」もその一つ。トウモロコシを救うべく、なのはなの子たちが今日、動きだしました。トウモロコシキャップの作成です。
 アワノメイガの幼虫が雄穂から侵入し、トウモロコシを害するそうです。実を食害し、ダメにしてしまいます。もう雄穂が出てきている株もあるので、いつアワノメイガの被害に遭ってもおかしくない状況です。トウモロコシが、防御してくれるのを今か今かと待っている声が聞こえます。

 既に、第1弾のトウモロコシは、草丈が人間の腿の高さほどまでにゆうに到達しているのもあって、対策が急がれます。今日は雨が降るということで、昨日、作業希望を入れるときになって、同じトウモロコシ担当である、そなちゃんと、「チャンスだ!」と話しました。

 

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 トウモロコシキャップを新聞紙で作ります。裁断した新聞紙をとんがり帽子のように丸めて、先っぽに隙間ができないようにセロハンテープでとめます。これをトウモロコシの実に被せることで実が守られ、アワノメイガの被害を防ぐことができるはずです。

 でも、野菜のチーム単独ですべてを作りきるのは、かなり時間がかかってしまいます。作りたいトウモロコシキャップの総数は、計1200個ほど。すでに、まちちゃんやつばめちゃんが新聞紙をすべて裁断してくれてあって、試作として200個ほど作成してくれていました。少しずつ作りためてくれていたのですが、けっこう前からやってくれていました。まとまった時間で、多人数でできたらうれしいな、と思っていましたが、丁度いいときに雨の日が訪れました。トウモロコシの生育状況も、雨も、グッドタイミングでした。

 

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 午前中、私はフラダンス練習だったのですが、午前にも作ってくれていたメンバーがいました。お父さんが速いやり方を伝授してくださったり、さくらちゃんが以前やった作り方を覚えていてくれたり、たくさんの人の知恵が集まって、みんなでトウモロコシを守っているようでうれしかったです。

 午後、私も作成に入りました。まちちゃん、そなちゃん、みつきちゃん、みゆちゃんと一緒にさせてもらいました。まずタイムを計ってみると、私は10個を2分30秒くらい。みんなでどれくらいの時間で作り終えることができるか……。とにかくたくさんがむしゃらにつくっていきました。100個に到達するたびに、できました! と言うと、進んでいる感覚が分かってやる気が出ました。

 どうやったら速く、かつ先端に穴が開かないでできるか、案を出し合いながらやりました。折り目を少しつけてくるっと回転させる方法が一番速かったです。自分なりのやり方が確立してくると、どんどんスピードアップしていきました。
 夢中になって約2時間ちょっと、すべての新聞紙がトウモロコシキャップに様変わりしました! 数えてみると、結果として約1300ものトウモロコシキャップが出来上がりました。たくさんのトウモロコシキャップは、圧巻でした。トウモロコシも、私たちトウモロコシチームも、ほくほく顔です。待っててね、トウモロコシ! 甘くておいしい君たちを、アワノメイガには渡すものか!

 

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 野菜に向き合う中で、いろいろなことを考えないといけない、と気づきます。追肥や水やりだけではなく、害虫や害獣による被害を防ぐことも大事な手入れです。野菜の声を聞くことは、とても難しいし、日ごろの見回りがとても重要だなと思います。何がいい方法か、何が効率がいいのか、学びながら野菜とともに成長していきます。

 今日でまた一層、甘くて瑞々しい、はじけるようなトウモロコシを食べられる日が待ち遠しくなりました。それまでしっかり手入れ頑張ります。

(うたな)

 

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〈藤井先生が来てくださり、アコースティックギター教室のみんなは、『風の谷』などを練習しました〉

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