「野菜に心を添わせる」 うたな

5月27日

 作業の内容にしっかり集中する。この簡単そうで難しいことを、今日は意識して行動しました。

 1日を通して、ナスやピーマンの水やりに入らせてもらいました。ナスとピーマンへの、エンジンポンプでの水やりは、今日が初。ホースの引き回し方や水の分量など、試験的に行う日でした。今日でひな形をつくりたいということで、不具合やよりよい方法が見つかったら、考えていかないといけない、大事な作業でした。

 ナスの水やりでは、2人がかりで、ホースを2つ使って行うことになりました。ゆうなちゃんと2人でやっていくのですが、まず畝間が長いため、引き回しが大変でした。ゆうなちゃんが2人分の引き回しを気にかけてくれて、かなり走らせてしまってハードだっただろうなと思います。また、エンジンポンプを3つも使わなければならないため、夏にほかの野菜の水やりが入ると回るかが問題になります。

 ピーマンの方は、なんとか1人でも引き回しと水やりを両立させることができました。近くに川があるため、引き回し中でもホースの先を水につけておいて、水を無駄にすることもなかったです。ただ、畝の端にある株にホースが当たって、小さいピーマンやバジルを傷つけないようにする必要がありました。

 ここまではやり方的な問題です。でも、今日自分が感じたのは、いかに自分が今まで野菜に心を添わせていなかったか、ということです。やよいちゃんに、ナスやピーマンには4~5秒、ビッグライトを使って高い場所から水やりする、ということを教えてもらいました。でも、すべての株に、同じように水やりするのでは、誰にでもできてしまう、と思いました。

 株によって、弱ってしまっているのもあれば、すでに大きくなっていて元気な株もあります。また、畝によっては、水がすぐに流れてしまうものもあれば、逆に水が溜まりすぎる場所もありました。しっかり目の前の野菜が何を求めているか、耳を傾けないといけない、と思いました。

 今まで水やりでは、何も考えずに機械のように作業していました。そこに楽しさを見いだせるはずもありませんでした。
 でも、今日は、野菜が水をどれくらい、どのような質を求めているかを理解しようとすることで、野菜に近づけている感じがしました。とても難しいことだけど、少しずつ、野菜のことを知っていくことができ、野菜が好きになっていくのが分かって、うれしいです。