
5月27日のなのはな
昨日までの摘果と明日から始まる袋がけ、その間の今日も桃メンバーで桃に思いを寄せて手入れを進めました。
明日の袋がけに向けて、ふみちゃんたちが防除をしてくれていました。袋がけ前の最後の防除で、病気から桃の枝葉や実を守るために、えひめAIの散布をしました。
えひめAIは、イースト菌、納豆、ヨーグルト、砂糖をミキサーで混ぜて1日間40度前後で加温して完成させたもので、菌の力で病害虫の予防や桃の生育を助ける効果を期待しています。
私はゆうはちゃんと、桃畑の地面にシロツメクサの種蒔きをさせてもらいました。土壌中の微生物が活発に活動できる環境を作るために行いました。
草が生えられていない土が露出してしまっている部分に落ち葉たい肥をまき、そこにシロツメクサの種を数粒撒きます。
畑ごとに土が露出している部分の多い、少ないがあり、お父さんが教えてくださったように、木の状態と関係しているように感じました。
葉が良く茂っていて、元気の良い桃の木の下草は地面を十分に覆っていました。病気が来始めてしまっているところは、地面が露出しているところが多かったです。
芽が出てくれますようにという気持ちで、落ち葉たい肥を目印に、水やりをしました。
また、病気対策として、一部の桃の木の下に光合成細菌とえひめAIの土壌散布をして、落ち葉たい肥・籾殻を混ぜたもので地面を覆いシロツメクサの種をまきました。
植物の根と共生関係にある土壌中の菌が動きやすい環境になって、桃の木を守れたらいいなと思います。
明日からはいよいよ袋がけが始まります。みんなで綺麗で美味しい桃が収穫できるように頑張りたいです。
(さくら)
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早くズッキーニの手入れをしたい! と思っていたら、なんと今日初めてリーダーをまかせてもらい作業を進めさせてもらいました。
まさか自分がリーダーだなんて思ってもいなく聞いたときは聞き間違いかなのかなと思いました。リーダーを任されて初めての気持ち、自分の未熟な気持ちにぶつかりました。
自分はずっとリーダーさんに任せっぱなしで責任から逃げていて責任を持っていなく、常にお父さんだったらどうするかそう考えられていなかったことに気付きました。もっとしっかりしなければと前向きに思わせてもらう機会にさせてもらいました。
ですが、そんなことを言っていても時間は過ぎるし、作業は進めたい! 皆がいるしなんとか自分の一生懸命がんばてみようと気持ちを正しました。
最初になつみちゃんから皆で作業ですることを聞きました。そして畑に向かいながらどうしたらいいかどうしたらいいかで頭をフル回転させていました。
まさか自分がリーダーになるなんて思っていなかったので下準備をしていなかったし、なにを言うかとかも決めてなかったのでぶっちゃけ本番でドキドキしていました。いろんな場面で自分が責任のなさ、未熟なところがみえみえでした(笑)
そして畑について、ついた人からネットを開きました。ネットを開けていっているとみんながあつまってきました。
リーダーをさせてもらいリーダーさんの気持ちがはじめてわかりました。
少しでも早く作業を進めたい気持ちどうしたらみんなが効率よく進められるか楽しいかとかもう考える事がたくさんで、他の事を考えられる余裕がなく作業の事しか考えていなかったです。
こんなにも作業だけに集中して作業の事だけを考えさせてもらえる事が凄く嬉しいなと感じたし自分は日に焼けるのがいやだなとか、最近思いながら作業を進めてしまっていた事が多かったのですが、そんなこと考える余裕がなく作業だけで頭がいっぱいでした。
こんなにも集中できる他の事が考えられないぐらいに大事なことがあることが凄く救いで嬉しかったです。
最初に自分が凄く焦ってしまいました。ですがその時ぴこんと頭に「リーダーがこんなに焦っていたら皆がおちついて出来ないだめだ」と思い冷静になり一度おち着いて始めました。
みんなに大丈夫だよと言ってもらい、みんなに支えてもらいながらスタートし本当にこうしてやさしくて許してくれる仲間がいる事が凄く嬉しくてみんなの優しさに感動したなと思います。

ネットを端にどけ、脇芽つみをしようとなりました。
ですが、私が知識不足で、ズッキーニのわき芽がわからなってしまいました。
るりこちゃんに聞き、そしてなつみちゃんまで一応のために走って古吉野に戻り聞きに行ってくれました。
もっとちゃんと勉強したらよかったと思い凄く申し訳ない気持ちだったのですがこれを気に次はこういう事がないようにもっと勉強して下調べをしておこうと思います。
ですが、わき芽は難しいということでなつみちゃんから伝言をもらい、るりこちゃん1人専属ということになりました。1人で大変だったかなと思うのですが最後まで脇芽つみをしてくれて凄く嬉しく助かったし、脇芽つみが好きということを昼食のコメントで聞いて凄く安心した気持ちになったなと思います。
そしてその間にもあやちゃんは、えひめAIや玉ねぎ焼酎を混ぜた虫対策などのをまいてくれていて私をいれて4人、のりこちゃん、みゆちゃん、つばめちゃんは三角法で草取りを進めていきました。
見た目だけでもしゃべる時だけでも落ちていていようと心がけていたのですが、心の中はもうすっごく焦っていました。ここまでの工程でもこうしたら効率が良かったのになと思うことがたくさんでやりにくかっただろうにと申し訳ない気持ちでした。
ですがそれがあったためにどうしたらいいか、もうずっと頭の中で「お父さんだったらどうするか、お父さんだったらどうするか」それだけを考えて考えていました。そしてこれまでの効率が良くて楽しかった作業を頭をフル回転で必死に思い出していまいした。
その考えている時でも人は動きます。次はどこにお願いします、そう周りを見てどうしたら皆が動きやすいか、どうしたらよくなるか、効率が良くなるかそう考えて周りを見るともうこれまでと見かたが全く違いました。これまではやってくださいって言われてやるそれだけでした。ですが今回はやってくださいという側で、速さ質をみてここに行ってもらったら速いだろうなとか、そう1人ひとりの事を把握して人を動かすことの難しさがわかりました。
正直、移動とかも、もっと早くと思ってしまう時がありました。ですが自分はいつも遅いなと思いリーダーさんの気持ちをもっと汲まなければなと思わせてもらいました。
リーダーさんの気持ちが凄くわかり新しい視点がわかったしいつもの作業でも自分の行動をもう1度改めようと思わせてもらいました。
三角ホーで草取りが終わると、次は畝の上を手で中耕しながら草を取っていきました。
だけど、どうしたら効率が良いかだけを考えて焦ってしまい、みんなに1人1うね入ってもらったのですが、だけど声掛けがない……。
なにか凄く寂しいし、こんなの楽しくない、それにやっぱり1畝1人だとしんどい、これだと作業が終わらないよ!? と気づきました。
なのですぐに方針を変え、みんなで等間隔で入り、追い越し方式にしました。
そしてその時、前のジャガイモの追肥の作業を思い出しました、その時掛け声を変えたらたのしかったよなという記憶が残っていてそれを真似させてもらい、掛け声を作りました。

「ズッキー、かスッキーとかズキ寄せ」
みんなが飽きないように楽しいようにと思っているとこの3つが頭に落ちてきて来ました。
誰かが次行きますという掛け声をしたら、みんなが「ズッキー」など掛け声をしてくれるのが凄く嬉しいし、やっぱり掛け声がある方が皆で作業をしてる感じがあり楽しいなと思ったし凄く進むのが速かったです。
みんなが楽しいかとか、どうしたらもっと楽しいかなとかを考えたりするのも凄く楽しくて本当の楽しさってこういう所にあるのかなと感じます。
それにリーダーとして声をかけ声をかけてくれる嬉しさを今日初め知りました。
ですがその逆を言えば声をかけても返事がなかった時の悲しさを考えてら凄く悲しい気持ちになるなと思いこれからは自分もリーダーさんの気持ちを考え作業に取り組みたいなと思わせてもらいました。
そして、最後には絶対に終わらせたいという所まで終わりプラスでポール回収までできました。まさか終わるだなんて思ってもいなかったしネット回収まではいけなかったのですがちょうどいい時間にプラスでポールを回収まででき終わらせられたころが凄くすごく嬉しかったです。
作業が終わるってこんなにも嬉しいんだなと初めてリーダーさんの気持ちにならせてもらったし、周りを見て人を動かす難しさを知りました。
本当に毎日の当たり前にいると思っていたリーダーさんをしている人は凄いなと思わせてもらい自分もそうその人たちみたいになりたいと強く思いました。
たくさん焦ってしまったり自分が未熟で周りを見れていなかったりする部分があったかもしれませんがたくさんみんなに支えてもらい作業が終わらせられてすっごくすっごく嬉しくて楽しかったです。
帰り際に、「良かった、楽しかったよ」と声をかけてもらい、もうすっごく安心して嬉しい気もちがいっぱいだったし、少しでも皆が楽しかったと思うような作業になっていてよかったなと思いまたズッキーが多くなるのを見れるのが楽しみです。
(かのん)
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みんな畑の横を通る度に「わ~楽しみ……!」とつぶやく吉畑下畑。
そう、ここには収穫を待っていたタマネギがいるのです。
今日の午後はすにたちゃんとまりかちゃんと一緒に、タマネギを初収穫しに行きました。
畑について見ると、葉っぱが倒れた隙間に覗く、大きな大きなタマネギ!
抜いてみると、マルチシートの穴に突っかかってしまうくらいの大玉なタマネギが穫れました!
勢いよく収穫していても、大きいものが出てくるたびに、「おお!」とか、「見てこれ!大きい!」と声を出してしまうくらいに立派なものがとれて嬉しかったです。
今回はタマネギの栽培に密かに熱意を注いでいました。
タマネギの因縁の病気、べと病を防ぐために、苗のときから定期的に納豆水で病気を防いできました。
収穫2か月前からの球の肥大時期からは納豆水に加えて、実の肥大に必要なリンの補給として、メガツインの葉面散布をしました。
秋冬にタマネギを担当してくれていたさくらちゃんが細やかに手入れをしてくれました。継続的に気持ちを切らさずに手入れを続けた結果が吉畑下畑の美しいタマネギだったのだと感じました。
春夏のチームになり私が引き継いだ時には残すは収穫のみという段階でした。
そして今日、天気予報とにらめっこしながら吉畑下の玉ねぎを収穫することになりました。

収穫していると、他の畑に作業しに行くゆうなちゃんや、なつみちゃんたちが5つくらいお試し収穫してくれたり、保育園から帰ってきたゆりちゃんやたいちくんたちも、たくさんお手伝いしてくれて、みんなで収穫を堪能しました。
大きなものだと、たいちくんの顔くらいの大きさのものもあり、驚きました。
収穫したものは、数日間天日干しします。
ずらっとならんだ立派なタマネギは圧巻で、きらきらと輝いて見えました。ああ嬉しいなあ。
コムスリー畑には、吉畑下のタマネギとは異なる品種のタマネギが植わっています。まだ玉が小さめなのが気がかりですが、良い状態で収穫できるようにみていきたいです。
タマネギが収穫されると、思い出すのは、りゅうさんのオニオンリング!
今年もスペシャルな日に頂けるかもしれないと噂を聞いて、とっても楽しみです。
貯蔵も上手くいくように、頑張りたいです。
(まなか)