5月25日(日)
去年、なのはなに来たばかりの頃に泥んこ運動会がありました。その時の衝撃は凄いものでした。だいたいなのはなのイベントには毎回衝撃を受けているのですが、その時は来て間もない頃だったので更に衝撃が大きかったのだと思います。みんなが泥まみれになって、凄い熱気で心底楽しんでいる様子や全力で真剣に勝負をしている姿にとても感動し、ドクドクと胸が熱くなったのを覚えています。その時に来年は絶対に自分も泥んこ運動会に出たい!と強く思いました。だから今日の泥んこ運動会はすごく楽しみにしていました。
少し気温が低かったのが心配でしたが、雨が降らなかったのは良かったなぁと思います。
一番初めの種目は泥んこ相撲で私はももかちゃんと対戦しました。あっけなく負けてしまいましたが、初参加のゆうはちゃんやみゆちゃんがすごく粘って勝ったのが凄かったなぁと思います。
ポートボールは殆ど動けませんでした。ああいう競技はちょっと自分が何をしていいか分からなくて立ち尽くしてしまいます。バレーでも立ち尽くすことが多いので、自分の弱点だなぁ、と思います。
タイヤ取りでもどう動いていいのか分からなかったのですが、さやねちゃんが「この人を引きはがして!」と言ってくれたので、ようやくやるべきことが分かり、一人の人を引き離すことに専念しました。途中から、ズボンが泥の重みで下がってきて、このままでは脱げてしまいそうだと思い、見学することにしました。
最後の種目の馬の背リレーは見ているだけでもすごくおかしかったです。私は寒さでガタガタ震えていたのですが、あまりにもおかしすぎて震えながら笑っていました。みんなが誰が誰だかわからないくらい、全身泥まみれになっているのを見て、自分も泥まみれになりたいなぁと思っていました。最後、私のチームは罰ゲームに当たり、その時にひろこちゃんが「罰ゲームは立っているだけだから入ろう」と誘ってくれたので罰ゲームに参加できたのが嬉しかったです。おかげで私も頭から泥をかぶることができて嬉しかったです。
泥んこ運動会は楽しみでもあり、心配もありました。私は骨密度が低いので全力でぶつかってこられたら骨折するのではないか、という不安です。骨折したら畑作業も出られなくなり、ダンスもできなくなり、卓球もバレーも出来なくなり・・・とその不安が大きかったです。
でも誰一人怪我をする人もなく、みんなが楽しめたかなぁと思ってとても嬉しかったです。お父さんも最後まで立っていられたことを喜んでいて、私もとても嬉しかったです。
焚火を用意していただいたことや、終ってからすぐにシャワーを浴びられるようにいろんな人が準備していてくれたのも本当に有難かったです。
最近私は少し気持ちが落ちていましたが、いろんな人が助けてくれました。まことちゃんは、異変に気付くとすぐに「何かあった?話そうか?」と声を掛けてくれます。時には強引に話そうと引っ張ってくれます。まことちゃんの強引さも嬉しくて笑ってしまいます。
ひろこちゃんもいつもいつも気に掛けてくれます。私が元気ないと思うと「お父さんと話した?お父さんと話せばきっといいアドバイスをくれると思うよ」と言ってくれます。本当に優しいなぁと思います。
さくらちゃんもゆきなちゃんもまなかちゃんもしなこちゃんもつきちゃんもよしえちゃんもゆうなちゃんもよしみちゃんも・・・書ききれないくらいたくさんの人の優しさを感じます。
私はみんなに受け入れられないんじゃないか、目障りに思われているんじゃないかという不安がどこかにあって、時々悲しくなります。それは今までの人間関係で邪魔に思われることが多かったからかもしれません。
いてもいなくてもいい存在なのではないかという思いが時々出てきてしまいます。でもみんなの優しさをもっと信じなければいけないなぁと思います。
夜の卓球もダンス練習もすごく楽しかったです。