5月24日
午前はポット洗いをした。数多くの定植で空いたポットを洗う。まえちゃんが、土がついているのとついていないのとでは、ポットの劣化がまるで違う、と聞いた。洗い方で、まえちゃんから、荒洗いと本洗いに二段階にしたらいい、と聞いていて、最初、その通りにしていたけれど、ポットの底に土がかなり残っていて、荒洗いの水がすぐに大粒の種まき培土の土でいっぱいになってしまい、本洗いがやりにくそうだった。なので、三段階に分けた。たらいを3つ用意し、最初は、ポットをはがしてざっと、水にくぐらせて固まった土をとる。ここはスピード重視。こすったりしない。主な仕事はポットをはがして水をくぐらせるだけ。次のたらいに入れたら、ここが荒洗いで、指で大きな汚れを、全体の汚れ8割程度を取るようにする。最後に本洗いで、歯ブラシを使って、手で取れなかった細かい汚れをこすって完成。この三段階方式にすれば、個人的には、荒洗いもやりやすく感じた。
午後はフラダンスをした。パテパテで、よしみちゃんが腰にパレオを巻いて教えてくれて、とても可愛いと思ったし、ダンスは苦手だが好き。途中で男性チームがノリノリで入ってきて、一緒に踊れるのも嬉しい。衣装を考えるのも私たちチームの役割ということで、それがとても楽しみ。どれみちゃんも途中から仕事から帰って来てくれて、一緒に踊れて嬉しかった。
夜の集合で、お父さんに、昨日のハウスミーティングで攻撃的な生き方について質問させてもらうと、どうしたらいいですか、というのが受け身だと教えてくれた。
お父さんが教えてくれた、卓球も受け身がある、カットマンで相手のスマッシュをカットで返す方法で、打ち損じがあったときに攻める、というもの。
その話を聞いて、私が思い出したことがあった。私は中学生のとき、部活動でソフトテニスをしていて、それが大好きだった。けれど、試合で「勝てない」と感じると、弱気になったり、そのとき顧問が絶対に言ったのが、「顔が暗かった」「君は逃げている」ということだった。
これが受け身だと思った。お父さんの卓球の話を聞いて、自分の顧問が言っていたこととリンクした。自分では自覚がなかったけれど、どうやら、シュートボールを打たなかったり、相手の攻撃を全部ロブで返したり、相手を振ったりしていて、それが逃げている、ということなんだと思った。
相手に向かわない、相手の出方で自分の出方を決めるような生き方が「守る」とか、「逃げる」ということだと思った。
中学生でテニスが好きで好きでしょうがなかったとき、夢中で相手に攻めまくっていたとき、自分の力をフルに使えている実感があったなあ、と思う。
相手に悪い、という気持ちが多少なりともあるのはおかしいと思った。ガンガン攻める生き方をしようと思った。
思ったことを言う、引かない、そういう生き方は、なんて楽しいのだろう、と、症状が出る前、テニスでとても楽しかったことを思い出した。
お父さんに聞くときも、「どうしたらいいですか」ではなく、「こうしたいんですけどいいですか」で聞く。相手に自分の考えを言わない、伝えないのが、守りだと思った。そんな生き方はもう散々だと思ったし、お父さんに、「もうそういうこと言ってる年齢じゃないよね」という言葉にガチョーンとなった。確かに、いつまでウジウジしとるんや、という話。いい加減変わろう、と思った。
トウモロコシの害獣ネット張りが気になる。竹の本数や段取りを本格的にしなければならない。管理機をまだかけるので、管理機が通れる広さを確保したい。いつも、竹と害獣ネットをスズランテープで結んでいたけれど、私はそれがあまり好きではない。なぜなら、スズランテープと竹はすべる。結んでも滑る。そこで考えたのが、太めの輪ゴムで結ぶ方法。これなら、竹に滑らなくてストレスがなさそうだと思った。お父さんはどう思いますか?
近日中に、そなちゃんと畑を見回り、必要な竹の本数や、どこに竹を打ち、どこを入り口にするか具体的に決める。作業の段取りも一緒に考える必要がある。草刈り、畑の整地、誰を穴あけに呼ぶか、人数は何人でいくか。天井はどうやって張るか、重石、ブロック、Uピン、どうやって確保するか。具体的に決めないと、作業でぐずつくのは嫌だ。持ち物とかプラントか、イメージをしっかり持って、そなちゃんと打ち合わせたい。ネット張りは私の苦手分野で、けれど、楽しみたいと思った。せっかくだし。つきちゃんの犬の毛も試してみる。あと、ウリハムシに効く、玉ねぎの葉も、明日早速、あんどんのしの竹の一本ずつに刺してみようと思う。効果があると面白いと思った。
去年トウモロコシを担当していたさくらちゃんから、生育初期の水やりが重要で、毎日あればよかった、という反省を聞き、慌てて、明日から毎日水やりを入れることにする。毎日だと、逆にやりやすい。キャベツが2弾が心配。早く手入れがしたいと思った。一弾は超綺麗。もう結球が始まっていて、お父さんも前見てくれたけど、保育園前の板坂さん側のキャベツ、とても綺麗で本当に立派なキャベツができます。虫つぶしの作業を一度もしていないのに、どうしてこんなにきれいなのか。収穫がとても楽しみ。